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The WD

2017.1.21採集3令個体を
カワラ材に投入していた。


3本中2本は既に材から
自力で抜け出していた。





幼虫投入口は此方となり、





材を抜け出していないのであれば
羽化に至らなかったのかと
材を調べると、





材の切断面に
小さな穴が開いていた。





よく目を凝らすと
♂の上翅が見え、
羽化不全も見当たらない。


中の食痕を見たく、
材に力を込めて少しばかり剥がす。





極太食痕はいつ見ても堪らない。


私の遺伝子に何かこの
極太食痕に反応する出来事が
刻まれているに違いない。


この状態の♂を
樹液採集の練習にと
掻き出してみることにした。





オオクワガタはこの状態だと
脚で踏ん張り、中々掻き出せないが、
今夏編み出した術にて
刺激を続けると、





徐々に私の方に
後退りしてくる。


技を駆使し、
程なく取り出した。





これぞThe WDと言わんばかりの
スマートな♂が綺麗に羽化していた。





かっしーさんが話された、
材で羽化した個体は輝きが違うという話を
思い出しながら掌で眺めた。





朝晩の冷え込みも次第に強まり、
ゲンゴロウ採集を終えた今
樹液木を探しに出掛けようと思う。


あのキイロスズメバチが邪魔して
辿り着けなかったクヌギの木も
非常に気になっている。


来夏の採集に向けて、
フィールドに向かう。


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