樹液採集5thブラック
一気に心拍数が上がる。
もう一度ライトを照らし、
中のオオクワガタを確認する。

先程まで見間違えていた
コクワガタとは明らかに
身体の厚みが異なる。
親分に今からオオクワガタを採集する為、
落下してもいいように白い
ベッドカバーを敷くようにお願いする。
親分が梯子から離れ、
白いベッドカバーを敷き、
下での準備は整った。
ライトを再び照らし、
ステルスヒップパックから
VESSELのドライバーを取り出し、
それ以上奥に行かないように
挿し込んだ。

この洞なら逃げられる事は無い。
すると、ライトにキイロスズメバチが
向かってきた。
ライトを消し、飛び去るのを待ち、
再び点灯させ、挿し込んだ
ドライバーを抜き、ガチガチに
踏ん張っている脚を緩ませる為、
頭側からドライバーを挿し込むと、
一度後ろに下がりかけた。
すぐ様お尻側にドライバーを挿し込み、
ドライバーで刺激させると
オオクワガタはこの洞を後にしようと
動き出した。
これは安易に採集出来る。
安心していると、
またキイロスズメバチがやって来る。
左手は樹に手を回している為、
キラービーを振り払えない。
仕方なくライトを消し、
オオクワガタがこの位置から
変わらない事を祈る。
羽音が聞こえなくなった時点で
次で抜かなければならない。
ライトを点灯させ、
ドライバーで刺激し続けると
オオクワガタは頭を出して
洞を後にしようとした。
右手で掴もうとすると、
光り輝く前胸背板が滑り
中々掴めない。
オオクワガタはもがきながら
再び洞に戻ろうとする。
滑る身体に負けじと
指に力を込めて取り出し、
親分に勝利を告げる。
親分も興奮して大声で叫んだ。
ライトを消し、
ゆっくりと梯子を降りて
採集したそれを親分に手渡した。

親分と肩を叩き、
拳を突き合わせる。

5thブラックは♀となり、
諦め掛けていた所からの
採集に達成感が満ち溢れる。
6m梯子を樹に掛ける際に
無理をしたのか、腰に痛みを覚え、
腕にも痛みを感じる。
親分に車に戻ろうと伝え、
梯子を畳み、担いで暗闇を後にする。
帰る間際も樹を見て回るが、
本命が棲み付きそうな樹は無い為、
車に戻り、梯子を仕舞い、荷物を乗せて
車を走らせた。
親分に絶賛のお言葉を頂き、
採集を振り返りながら
賑やかな車内の二人は
渇いた喉を潤そうとコンビニに向かう。
コンビニで恒例の祝杯を上げ、

採集した♀を眺めた。

店内の弱い光りでも輝きを取り込む
ブラックダイヤモンドに見惚れ、

裏の微毛を確認し、
ピカピカの新成虫と知った。
確認してから格闘している時は
45mm程と思っていたが、

実際は42mmであった。
私は現在累代したい地域を
満たしている為、♀を採集しない主義に
転じたが、この♀は2ndブラックを
託した親分が累代したい為、
親分に手渡した。

ノンアルコールを飲み干した二人は
車に乗り込み、親分と再び熱い
採集話を繰り広げながらアクセルを
踏み込み、帰路へと車を走らせた。
vivids ssp.に到着し、荷物を降ろし、
親分と固い握手を交わし、
満面の笑みを浮かべた車に向かって
大きく右手を振った。
家に到着し、
アルコールを身体に注ぐ。
今、私の身体には執念が
染み込んでいる。
今夏本命樹液採集10頭という
目標達成に向けて、
残り5頭となった。
朝晩が涼しくなり、
樹液採集が益々困難となる中、
諦めない気持ちでフィールドに向かう。
※オークションにて出品中



もう一度ライトを照らし、
中のオオクワガタを確認する。

先程まで見間違えていた
コクワガタとは明らかに
身体の厚みが異なる。
親分に今からオオクワガタを採集する為、
落下してもいいように白い
ベッドカバーを敷くようにお願いする。
親分が梯子から離れ、
白いベッドカバーを敷き、
下での準備は整った。
ライトを再び照らし、
ステルスヒップパックから
VESSELのドライバーを取り出し、
それ以上奥に行かないように
挿し込んだ。

この洞なら逃げられる事は無い。
すると、ライトにキイロスズメバチが
向かってきた。
ライトを消し、飛び去るのを待ち、
再び点灯させ、挿し込んだ
ドライバーを抜き、ガチガチに
踏ん張っている脚を緩ませる為、
頭側からドライバーを挿し込むと、
一度後ろに下がりかけた。
すぐ様お尻側にドライバーを挿し込み、
ドライバーで刺激させると
オオクワガタはこの洞を後にしようと
動き出した。
これは安易に採集出来る。
安心していると、
またキイロスズメバチがやって来る。
左手は樹に手を回している為、
キラービーを振り払えない。
仕方なくライトを消し、
オオクワガタがこの位置から
変わらない事を祈る。
羽音が聞こえなくなった時点で
次で抜かなければならない。
ライトを点灯させ、
ドライバーで刺激し続けると
オオクワガタは頭を出して
洞を後にしようとした。
右手で掴もうとすると、
光り輝く前胸背板が滑り
中々掴めない。
オオクワガタはもがきながら
再び洞に戻ろうとする。
滑る身体に負けじと
指に力を込めて取り出し、
親分に勝利を告げる。
親分も興奮して大声で叫んだ。
ライトを消し、
ゆっくりと梯子を降りて
採集したそれを親分に手渡した。

親分と肩を叩き、
拳を突き合わせる。

5thブラックは♀となり、
諦め掛けていた所からの
採集に達成感が満ち溢れる。
6m梯子を樹に掛ける際に
無理をしたのか、腰に痛みを覚え、
腕にも痛みを感じる。
親分に車に戻ろうと伝え、
梯子を畳み、担いで暗闇を後にする。
帰る間際も樹を見て回るが、
本命が棲み付きそうな樹は無い為、
車に戻り、梯子を仕舞い、荷物を乗せて
車を走らせた。
親分に絶賛のお言葉を頂き、
採集を振り返りながら
賑やかな車内の二人は
渇いた喉を潤そうとコンビニに向かう。
コンビニで恒例の祝杯を上げ、

採集した♀を眺めた。

店内の弱い光りでも輝きを取り込む
ブラックダイヤモンドに見惚れ、

裏の微毛を確認し、
ピカピカの新成虫と知った。
確認してから格闘している時は
45mm程と思っていたが、

実際は42mmであった。
私は現在累代したい地域を
満たしている為、♀を採集しない主義に
転じたが、この♀は2ndブラックを
託した親分が累代したい為、
親分に手渡した。

ノンアルコールを飲み干した二人は
車に乗り込み、親分と再び熱い
採集話を繰り広げながらアクセルを
踏み込み、帰路へと車を走らせた。
vivids ssp.に到着し、荷物を降ろし、
親分と固い握手を交わし、
満面の笑みを浮かべた車に向かって
大きく右手を振った。
家に到着し、
アルコールを身体に注ぐ。
今、私の身体には執念が
染み込んでいる。
今夏本命樹液採集10頭という
目標達成に向けて、
残り5頭となった。
朝晩が涼しくなり、
樹液採集が益々困難となる中、
諦めない気持ちでフィールドに向かう。
※オークションにて出品中



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