本丸実績地採集
相棒と樹液採集を終え、
シャワーを浴び、時計を覗くと
AM 2:00を過ぎていた。
アラームをセットし、
眼を瞑るも中々寝付けず、
意識が残る中アラームが鳴り響いた。
AM 4:30
双子の息子達を起こし、
準備を整えて車に乗り込んだ。
AM 6:00
ジャストにとんかちさん邸に
到着し、連絡をすると
とんかちさんが現れ、挨拶をした。
今回は東海エリアで
ナミゲンゴロウ採集の
実績として名を馳せる地に、
とんかちさんと息子達4人で向かった。
道中、近況を語りながら
ゲンゴロウにまつわる話を連ね、
とんかちさんがマークしたポイントに
到着すると、民家の方が見えたので
挨拶をして話をする。
・この辺にゲンゴロウはいない事
・昔は沢山いた事
そしてマークした池で網を入れても
良い許可を頂き、辞去した。
AM 7:20
ウェーダーを履き、
網を携えその池に降り立った。

池の水面を凝視する。
甲虫達が酸素供給で
上がってくるかを確認する。
また、カエルの死骸がないかを
池の淵を歩きながら探す。
これまでの経験から
上記の動き、痕跡が無い池には
虫自体の生息が少ない。
それは天敵となるウシガエル、
ザリガニ、ブラックバス、鯉などが
その池を牛耳る理由ではないかと考える。
その為、この池は網を入れずとも
ナミゲンゴロウ採集に到達しないと
判断した。
息子達の網には
巨大なヤゴが入るのみとなり、

この池を見切った。
私ととんかちさんが
2人マークしたポイントは
多数ある為、一つ一つ精査し、
車を走らせた。

到達する池には同じ
水草が蔓延り、
先程と同じ動き、痕跡は
見当たらなかった。
とんかちさんの車で
山道を難無く乗り越えていき、
山の中にある池を目指した。

この池も小型のガムシや
ゲンゴロウの姿を見ない。
何かがズレているのか。
色々と思案するも
答えは出ず、兎に角車を走らては
ポイントを見回った。
民家の方には積極的に声を掛け、
この地の生息状況を聞きながら
採集の許可を得ていった。
皆が口を揃えて話すのは、
「昔は沢山いたが、今は見かけない」
この台詞を必ず口にされる。
もはやお伽話か。
田圃の水路は全てコンクリートの
U字溝となり、農薬を撒く事が
この実績地を大きく変えてしまったようだ。
4人、肩を落としながら
車に戻ろうとすると、
赤いカエルを目にした。

カエルに興味は無い為、
リリースし次なる池を目指した。

まるで動きの無い池が続き、
私の知るタガメポイントは
まだ生き物が豊富な方だと比較出来た。

イモリの死骸を見つけるも、
吸われたのではなく、
噛まれた痕にタガメの仕業ではないと
判断した。

とんかちさんがマークした
これまでで一番可能性を感じる
この池には、ゲンゴロウの産卵床となる
クワイが自生していた。
オタマジャクシも豊富、
ザリガニも豊富であるこの池も
甲虫の姿は無かった。
此処まで虫の気配がないと
網を持つ力が薄れてくる。

良さそうな田圃の堀上に
次男がカエルの死骸を見つけると、
皆のテンションが鰻登りとなるが、
結果には繋がらなかった。

その後もマークした池を
探り続けるも、

ナミゲンゴロウには
出会えなかった。
焦点を合わせる何かに
答えは見つからず、
それでも私はこの実績地には
居ないと見切る事にした。
本丸ゲンゴロウ採集、
この難易度がまた採集魂に
火を焚べる。
必ずやこの手で
掬ってみせると、
自分自身に言い聞かせ、
Googleマップを見続ける日は続く。


シャワーを浴び、時計を覗くと
AM 2:00を過ぎていた。
アラームをセットし、
眼を瞑るも中々寝付けず、
意識が残る中アラームが鳴り響いた。
AM 4:30
双子の息子達を起こし、
準備を整えて車に乗り込んだ。
AM 6:00
ジャストにとんかちさん邸に
到着し、連絡をすると
とんかちさんが現れ、挨拶をした。
今回は東海エリアで
ナミゲンゴロウ採集の
実績として名を馳せる地に、
とんかちさんと息子達4人で向かった。
道中、近況を語りながら
ゲンゴロウにまつわる話を連ね、
とんかちさんがマークしたポイントに
到着すると、民家の方が見えたので
挨拶をして話をする。
・この辺にゲンゴロウはいない事
・昔は沢山いた事
そしてマークした池で網を入れても
良い許可を頂き、辞去した。
AM 7:20
ウェーダーを履き、
網を携えその池に降り立った。

池の水面を凝視する。
甲虫達が酸素供給で
上がってくるかを確認する。
また、カエルの死骸がないかを
池の淵を歩きながら探す。
これまでの経験から
上記の動き、痕跡が無い池には
虫自体の生息が少ない。
それは天敵となるウシガエル、
ザリガニ、ブラックバス、鯉などが
その池を牛耳る理由ではないかと考える。
その為、この池は網を入れずとも
ナミゲンゴロウ採集に到達しないと
判断した。
息子達の網には
巨大なヤゴが入るのみとなり、

この池を見切った。
私ととんかちさんが
2人マークしたポイントは
多数ある為、一つ一つ精査し、
車を走らせた。

到達する池には同じ
水草が蔓延り、
先程と同じ動き、痕跡は
見当たらなかった。
とんかちさんの車で
山道を難無く乗り越えていき、
山の中にある池を目指した。

この池も小型のガムシや
ゲンゴロウの姿を見ない。
何かがズレているのか。
色々と思案するも
答えは出ず、兎に角車を走らては
ポイントを見回った。
民家の方には積極的に声を掛け、
この地の生息状況を聞きながら
採集の許可を得ていった。
皆が口を揃えて話すのは、
「昔は沢山いたが、今は見かけない」
この台詞を必ず口にされる。
もはやお伽話か。
田圃の水路は全てコンクリートの
U字溝となり、農薬を撒く事が
この実績地を大きく変えてしまったようだ。
4人、肩を落としながら
車に戻ろうとすると、
赤いカエルを目にした。

カエルに興味は無い為、
リリースし次なる池を目指した。

まるで動きの無い池が続き、
私の知るタガメポイントは
まだ生き物が豊富な方だと比較出来た。

イモリの死骸を見つけるも、
吸われたのではなく、
噛まれた痕にタガメの仕業ではないと
判断した。

とんかちさんがマークした
これまでで一番可能性を感じる
この池には、ゲンゴロウの産卵床となる
クワイが自生していた。
オタマジャクシも豊富、
ザリガニも豊富であるこの池も
甲虫の姿は無かった。
此処まで虫の気配がないと
網を持つ力が薄れてくる。

良さそうな田圃の堀上に
次男がカエルの死骸を見つけると、
皆のテンションが鰻登りとなるが、
結果には繋がらなかった。

その後もマークした池を
探り続けるも、

ナミゲンゴロウには
出会えなかった。
焦点を合わせる何かに
答えは見つからず、
それでも私はこの実績地には
居ないと見切る事にした。
本丸ゲンゴロウ採集、
この難易度がまた採集魂に
火を焚べる。
必ずやこの手で
掬ってみせると、
自分自身に言い聞かせ、
Googleマップを見続ける日は続く。


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