ifの可能性 2017.04.11(Tue) 02:00 2016年11月に投入したユダイクスミヤマのボトルを確認すると、少々乾燥気味となっていた為、交換する事にした。マットから取り出し、スケールに乗せる。16.1g特に特筆すべき点は見つからない為、次々と交換していく。13.9gユダイクスのルーティーンとして、マット交換は6ヶ月に一度とし、♀に対しても1400ボトルを使用する。♂は1400ボトル以上を用意するが、8月投入個体の為、今回は全て1400ボトルを選んだ。今回最大となる個体は、此方となり、貫禄ある背中に目を奪われる。掌に乗せ、幼虫フェチの私は腹の底に鳴り響くかの唸り声を上げる。スケール測定は、28.2gを記録した。ユダイクス飼育もメソトプス同様に楽しませてくれる種となり、マットの劣化が無ければ半年に一度のスパンでの交換は然程苦にはならない。交換を続けていると、ボトル側面や底面にも全く姿が見えない個体があった。マットを掘り出すと底面にて塊ごとたらいに落下した。まさかと思いながらその塊を持ち、指に力を込めると、その造形美に魅了されるシェルターに身を縮める3令が現れた。これは蛹室か。投入は昨年の8月となり、たった9ヶ月で蛹化するのか。蛹室にしては少し手狭な気がし、繭作りで遊んでいたのかと、空想は広がるばかりであった。壊してしまったシェルターからそれを拾い上げ、ボトル交換を終えた。初飼育となる2015.7投入個体群は未だ蛹化の気配は無く、ユダイクスの長い幼虫期間を覚悟しなければならないと思っていたが、もしこれが蛹室ならオオクワガタの早期羽化♀を彷彿させる今回の出来事に、ifの可能性を感じずにはいられない。この個体の動向に目が離せない。※オークションにてファブリースタカクワイ、黒ドンキ出品中"> スポンサーサイト