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赤黒頭数

ドンキエル ドンキエル、
通称赤ドンキの今季最大個体が
羽化不全で亡くなっていた。


この出来事は
胸に大きな穴を開けた。


期待していただけに
カワラタケ菌糸の操作に
難解を示すと共に、
自身の判断力を呪う。


自身初となる赤ドンキ飼育にて
次世代を拝めないのではないかと
危惧し、頭数を確認する。





後食済みの♀が2頭と、





未後食♀が1頭。


そして蛹室でお尻を
回転させている♂が1頭となる。





とても見難いが、
脚はシンメトリーとなり、
恐らく無事羽化すると思われる。


この段階で♂1♀3、
もし現在蛹の♂に累代の障害が
訪れたのなら、赤ドンキ飼育は頓挫となる。


そこでオークションに
眼を光らせ、見事勝ち抜いた
個体が届けられた。





送状の文字から
怪しさは漂い、乱雑な中に
累代への光となる個体は
元気な状態で召喚した。





同産地である
ミャンマーカチン産
♂50mm
自力脱出後、後食済みとなる。


これで♂2♀3となり、
サイズはさて置き次世代に
繋げられそうだ。


一方ドンキエルハンプイ、
通称黒ドンキの頭数は








後食済みの♂3頭と





自力脱出待ちの♀を合わせて2頭、
♂3♀2となる。


赤黒ドンキエルの次世代に
繋がるよう、成熟を見極め、
産卵セットに臨む。



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直感実行型

思い付くと
実行せざるを得ない性分である。


水曜日に到着した菌糸ブロックを
蕎麦屋とんかちさんの業務用
冷蔵庫を借用し、本日まで
冷蔵保管して貰った。


午前中には手配した
3200ボトル等が届き、


PM 8:15


車に乗り込み、
進路を北へ北へと向けた。


この曜日、この時間帯からか
所用時間40分でとんかちさん邸に到着した。


とんかちさんに到着の連絡を入れると、
仕事をやり終えた感満載の
ワイルドな風貌で迎えて貰い、
水曜日に預けた菌糸を受け取った。


近くのコンビニまで走らせ、
暫し歓談後、礼を述べ、
拳を突き合わせて再会の約束を告げた。


折角冷やして頂いた
菌糸ブロックを無駄に出来ないと、
進路を左に右に変えながら
我が根城へと向かった。


PM 9:55


全ての用意を施し、
単独カワラタケ菌糸詰めを開始した。





今回試してみたい事は2つ。


・クール便で注文した菌糸ブロックを
再び冷蔵庫にて冷やした後詰めると、
菌糸が爆発的に廻るか否か。


・今季で完全撤退宣言をされている
タランドゥスギネス保持者が
述べられている添加剤を使用する事で
大型化に繋がるか否か。


キンキンに冷えているブロックを
崩す菌糸は、原点回帰となる銘柄。


紆余曲折しながらも
第3の菌糸銘柄で大型化を狙う。





前回同様、オガには極力触れず、
スコップで崩していく。


この作業は皮膜が多いと
困難を極めるが、注文したブロックは
オールドな物ではなく、崩し易かった。


6ブロックを崩し、
自身初となる白い添加剤を投入する。





添加剤は2種となり、





配合を指南通りに済ませ、





よく撹拌させた。


それはそれは
空気を取り込めるよう、
底面から搔き上げるように
強くしなやかに撹拌させた。


ブロックを崩す、
撹拌させる、
詰める。



筋肉を酷使する作業だと
鼻で笑いながら日付は変わり、


AM 0:12


カワラタケ菌糸3200ボトル12本、
1400ボトル3本に詰め替える事が出来た。






ショップの方からお聞きした
カワラタケは25℃前後が良いとあり、
早速25℃帯に設置した。





試したかった
冷蔵からの爆発的菌糸の躍動、
そして指南されている添加剤の効果。


私の直感が正しければ、
選択した菌糸も含めて
良いベクトルへと進むのだが。


経過観察を
後日掲載する事とする。


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巨星散る

新しいマットが届いた為、
ボトル内部で空洞を手掛ける
クベラツヤクワガタに
マットを足す事にした。


外観目視にて
コバエの有無を確認しながら
開封し、スケール測定を行う。





23.2g


8月の交換から
1割減となる体重変遷。


マットは同じ銘柄の為、
そろそろ蛹室作製の時期なのか。


上蓋を開けると
big buttが目に入る。





ツヤクワガタ特有の
下膨れ体型を計測していく。





29.7g


そして前回40gを記録した
個体を楽しみに開封すると、





まさかの地表で
返事が無いただの屍と化していた。


この個体が羽化すればと
夢が膨らんでいただけに、
巨星散る惨劇に言葉を失くす。


40g超えの次に大きな個体はと言うと、





この30.8gとなる。


体重測定も惰性のまま
計測していくと、





笑かそうとする27.8gに
笑みを浮かべる。


先に記したように
全体的に1割減となり、


外観からコバエの巣と認知した
ガラス瓶を掘り進めると、





蛹化体制の♀と、





恐らくこの土繭の中にいる
個体を確認した。


コバエが発生すると
明らかに成長が停滞、若しくは
減退に繋がり、小型化となってしまう。


常に目を光らさなければならない
ツヤ飼育に難易度を感じる。


巨星散る惨劇により、
50ギャースは夢のまた夢となりそうだ。


記録はさて置き、
累代重視へとシフトする。


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内歯中間kタイプ増員計画

価格:9本3,000円
送料込みに計算すると
1本当たり465円


画像を見る限り、
売れ残ったカワラ材の為
激安で出品されていると推察し、
その商品をタップした。


そして誰も入札は無く、
それは届けられた。





説明には、タランドゥスや
オオクワガタ爆産材LL材と謳われ、
そのサイズは私の手に
収まらない程の太い材であった。





私の狙いは、
タランドゥスやオオクワガタに
使用したいのではなく、
売れ残ったが為に菌糸で
柔らかくなった材をヒラタや
コクワガタ系、またフタマタに
使用したく狙ったのだが、





激安材とは思えない
クオリティであった。





メソトプスには現在100%の
実績となる材がある為、
予定通りこの種に使用する。





WDスマトラヒラタ
内歯中間kタイプペア





♂に異変は無く、
♀は材を齧った訳でもない癖に
顎欠けとなっていた。


8月にセットしていたケースを
天地逆転させ、マット内部を確認すると、





自身初となる卵を発見した。





この卵は有精卵なのかと
考えていると、





内歯中間kタイプの系譜となる
初令を目にし、興奮はクライマックスとなる。


その後、卵と共にど初令も
確認し、





初令2頭、





卵11個を採卵した。





今迄、♀殺しや
飼育温度が不安定な事から
お恥ずかしい話、スマトラオオヒラタの
累代に成功した事が無く、
この出来事は素直に嬉しい。


激安カワラ材を導入し、
謎の内歯中間kタイプを
増員させる事とする。


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謎の休眠期間

全て羽化を確認した
アクベシアヌスのガラス瓶で
中央にて小宇宙全開の♀が
目に留まった。





ミヤマ系は羽化後休眠一年という
頭があった為、目を丸くして
その♀を拾いあげた。





羽化日:2016.8.9


活動にはまだ早過ぎる、
そう思いながら
スケール測定を行うと、





49.1mmを記録した。


個別ケースに仕舞い、
霧吹きを掛けると舌を出した為、
ゼリーを与えた所、





ゼリーを舐め始めた。


まさか他の個体は
活動していないかと
確認すると、





羽化日:2016.6.16


羽化不全丸出しの♂が
地上に上がっていた。


アクベシアヌスは羽化後、
活動開始が早いのか。


露天掘りした♂で
有望なサイズを覗くと、





セオリー通りの
佇まいとなる。


休眠期間はマチマチなのか。


考えても答えは出ないので、
飼育達人にお聞きする事とする。


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朗報と軌道修正

2013.4.18
採集チームラスカルとして
初めてお会いし、その日本命採集に至り、
喜びを共にしたカーケーさんが、
ドイツで開催されている
世界料理オリンピックにて
個人戦銅メダルを獲得したと
タイムラインに表示された。





世界大会出場が決まってから
休みは殆ど無く、
試行錯誤されている姿を
拝見していると、私自身公私共に
もっと頑張らなくてはと感化される。


そして私の知人、友人から
メダリストが現れるとは、
夢にも思わなかった。


諦めずに前を向く姿勢、
そして自分を信じて突き進むと
夢は叶う。


本当に嬉しい出来事であり、
またお会いする日が来た時に
祝辞を述べさせて頂く。


さて、菌糸トラブルに加え
産卵時期がズレてしまい
寝かしたカワラタケボトルに
投入せざるを得ない状況下での
タランドゥスにて、2本目への
交換を行った。





昨年は40g台を目にしている為、
衝撃度は無い。


種親は86.4mm♂を
使用しているものの、





28.2g





24.1gと無念な成果となっている。


800ボトルにて
窮屈そうな此方の個体は、





転がり出た際に
声を上げるものの、





身体は短く、恐らく横幅に
取られてしまうであろう





32.4gであった。


現在メソトプス飼育に注力している中、
漸く自身の飼育法を確立させては
来ているものの、事が上手く運ばない事に
苛立ちが募るばかりである。


現在の態勢を軌道修正させながら
思い描くメソトプス像に
近付けられるよう、
出来る限りの手を打つ。


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菌糸3種の結果

その腐敗するカワラタケに
投入していたファブリースタカクワイの
ボトル2本を取り出し、47日目で
交換する事となった。





ボトル側面や底面に
幼虫の姿は無く、
さっさと蛹室を作製したのか、
其れとも返事が無い
ただの屍と化したか。





菌糸トラブルに溜息を吐きながら
期待もせず掘り進めて行くと、





真っ赤な頭と太い顎、
正にザ・ノコギリヘッドを揺らしながら
這い出てきた。





前回2016.9.6
24.8gあった体重は
どのように変遷するのか。


スケールに乗せると、





23.6gと1.2gの微減で済んだ。


そしてもう1本のカワラタケボトルに
手を掛ける。





絶望的なボトルを掘り進めると、





潜水から空気を取り込むように、
勢い良く出てきた。





スケールに乗せると、





24.1gと前回体重23.6gから
まさかの0.5gアップとなった。


この状況で減りはしても
増えるとは夢にも思わなかった。


逆境を乗り越える
姿に感心しながら
もし栄養のあるカワラタケで
あったならとifの世界で
夢想してしまう。


既に♀が蛹化や羽化している事から、
この2頭はマットに投入し、
25℃帯で蛹化促進を企てる。


カワラタケボトルの他に
激安ヒラタケ菌糸投入個体も
交換すると、





特筆すべき事は無く、





コメントは割愛させて頂く。


試験的に比較した
菌床は、予想通りカワラタケが
大型化に向くと考える。


すると、忘れていたボトルを
手に取りラベルを確認する。


そのラベルにはオオヒラタケと
記載があり、





2016.2.7に詰めたボトルから
予想外の3令幼虫が転がり出た。


スケール測定を行うと、





24.7gとあった。


カワラタケクラスを誇る
この個体から、寝かしつけた
オオヒラタケボトルは有効であると知る。





マット化した状態で
居食いしていたのか。


菌糸の金額からすると、
オオヒラタケの方が安い為、
今後のファブリースタカクワイ
飼育に活かす事とする。


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ハンマ・ハンマ駆除

2016.10.15に詰めた
2種のカワラタケが
1週間経過した。





問題のブナカワラタケは
一見菌糸が回っているように
見えるが、





1週間経過しても菌糸が
行き届いていない。





底面もオガ部が目に付き、
25℃帯でも菌糸は
回り切らないのではないか。


そんな思いに駆られる。


一方、クヌギカワラタケはと言うと、





オガは白色に覆われ、
底面も安心出来る。





同時に詰め、
同環境でこの差は、
ブナカワラタケが脆弱と
言わざるを得ない。


この脆弱な状態だからこそ、
菌糸が死に絶えてしまうのではないか。





死に絶えた34本の
ブナカワラタケは25℃帯に移動しても
変化が起きる事は無かった。


そしてよく見ると、





通気孔から得体の知れぬ
白や黒の物体が垂れ始めていた。


折角相棒masaさんや
息子達と綺麗にした飼育部屋が
侵されていくのは黙っていられない。





死滅ボトルを全て取り除き、
メタルラックを消毒しようと
思考を巡らす。


アルコール消毒か。


然し、広範囲の消毒には
エタノール消毒は効果的ではない。


そこで100℃のスチーム消毒を
導入させる。





今回使用するユニットは
床バージョンでは無く、
ハンマ・ハンマ仕様で臨む。





得体の知れぬ負の遺産を
100℃のスチームで除去し終え、
念の為、20℃帯でも同作業を実行する。


私が腐敗への要因として考えられる
全ての可能性を摘まなければ、
購入元に意見を言ってはならない。


そう心に誓い、
販売者の責務は何処までなのか、
色々な思惑を浮かべながら
カワラタケ購入に悩む日が続く。


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奄美種攻略

とんかちさん採集個体、
WDアマミコクワガタ
持腹産卵セットにて
底面にみえていた幼虫が姿を晦ました。


よくある本末転倒な
産んだ♀が捕食する。


そんな風景が頭に浮かび、
産卵セットを暴く事にした。





埋め込んだ材には
食痕らしきものも伺え、
材を取り除くと、
元気な♀が現れ、





見えていたであろう
幼虫が現れた。





安堵の吐息を吐きながら
マット内部を探ると、





同じサイズの幼虫が
2頭現れた。


これは期待出来ると、
材に手を掛ける。


メソトプス用にと安置しすぎた
カワラ材をペリペリと捲ると、





複数頭の存在を予感する
食痕と共に現れた。





フタマタ種の表面産みと
同様、少しずつ剥がしていく。





材の中心まで柔らかく、





全ての幼虫を採り出し、
数える。





アマミコクワガタ16頭を得て、
自身初となる奄美種を攻略した。


恐らくマットには産み落とされず、
材から出た個体がマットにいたと
考える。


産卵温度:25℃
柔らかいカワラ材を
全て埋め込む事で
今回の結果となった。


直感的に選択した
遅すぎるカワラ材も
種によっては絶大な効果を齎らす。


カワラ材コントロールは
至難の技となるが、
冷蔵庫を駆使して
柔らか目を好む種に利用する事とする。

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定跡から外す

カサカサと音がする方へ
足を向ける。


菌糸の上部に這い出た
音に違いないと探すと、





冬季採集個体が
羽化していた。


オオクワガタWF0個体は
いつだって嬉しいものである。


羽化個体を個別に仕舞い、
秋の大ペアリングと称した
同居セットを覗くと、





マグダレインがゼリーも食べず
まったりとしていた。


それならばと産卵セットを
用意する事にした。


カワラ材に触れると
柔らかさを感じた為、
直感的にアマミシカ用にと
取り置き、定跡である
カワラタケブロックでの
産卵ではなく、試験的に
ニクウスバタケ材でセットを
組む事にした。





♂1♀4体制で
色々と試して見る事とする。





そして新たにちょくさん印しの
ババオウゴンオニをセットし、





モセリオウゴンオニをセットし、





黄金郷を賑やかなものとする。


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直線顎の比率

2016年4月に
カワラタケボトル800に
投入して以来、放置してきた
アドゥンクスフタマタ、






カワラタケも限界に近づいてきた為、
交換する事にした。





黄色味を帯びては来ている為、
1本返しを一瞬検討したが、
蛹室や羽化に影響が及ぶと決断に至る。


スケール測定は、





12.3g


頭幅は小さく♀か
雌雄判別に悩む。


次なるカワラタケボトルを
手に取ると、





oops!


力を込めても蓋に侵食した
カワラタケが開封を阻む。


右手から左手に変えて
全力で回そうとも回らない。


困り果て、
おばあちゃんの知恵袋的なものはないか、
yahoo知恵袋に頼ろうか
考えていると、
蓋にペグを当て、外側に向けて
力を均等に入れて浮かしてみた所、





なんとか開封する事が出来た。


苦労したボトルの住人は、





小さな体躯であり、





5.1gであった。


この個体は間違いなく♀であり、
先程の個体は♂ではないか。


そんな事を思いながら
次なるボトルに着手する。





本日最大個体の





15.2g





そして13.2gを
♂と判定した。


1頭、
カワラタケを拒否した個体は、





マットで蛹室を作製し、
最後のボトル、殆ど
食痕が出ていなかった個体は、





oops!!


羽化の最中であった。


ボーリンフタマタの顎を
直線的にしたアドゥンクスの
雌雄比率は1:1となりそうだ。


雌雄の羽化ズレが有り、
♂を25℃帯に持ち込み、
蛹化促進を狙う。


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菌糸比較検証経過

菌糸死滅発生にて
ブナカワラタケとクヌギカワラタケで
比較検証を行っている。


詰めたのは15日深夜、
詰めてから2日後の
17日の夜に撮影した画像。





ブナカワラタケの菌糸再生は
緩やかなものとなり、





培地クヌギカワラタケは
ほぼ菌糸が回っているのが
見て取れる。


そして昨夜、
詰めてから4日経過した。





死滅したブナカワラタケと同様、
緩やかに菌糸が回る印象は変わらず、





クヌギカワラタケの勢いとは異なる。


完全に回りきった
クヌギカワラタケは
温度22℃帯に移動させ、
使用するその日まで安置させる。


ブナカワラタケは完全に
回っていない為、25℃帯でもう暫く
様子を伺う。


私が初めてこのショップで
ブナカワラタケを購入した頃に
比べると、明らかに菌糸の再生力が
減衰しているのは確かとなる。


経過観察を継続させ、
自身の飼育方針を決定させる。


そのカワラタケを
使用するレギウスの
採卵プリンカップを覗くと、





5個の孵化を確認した。


菌糸を食べられるようになるまで
マット管理し、





カワラタケボトルへと投入する。


また、現在までに
100%の確率で穿孔している
人口霊芝材を確認すると、











3セット共
モリモリと穿孔屑を
掻き出している。


カワラタケボトル作製を
順調に運用させなければならない。


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5つの拳

一つ、
バス停を居眠りで乗り過ごし、
帰宅する。


一駅を歩く内に睡魔は消え、
先程までの楽しい時間を
回想する。


PM 6:00


会社に別れを告げ、
私が愛して止まない
隠れ家的焼肉屋へと向かう。


PM 6:35


予約した席に足を向けると、
親分の腹式呼吸声が響き、
靴の数を数えながら
皆に挨拶をした。


今夏本命樹液採集に
関わった男達と
AMAZING採集を振り返る会にて、
採集相棒masaさん、親分、
最後の68.4mm極太採集相棒
とんかちさん、そして、広島軍団の
dapさんが駆け付けてくれた。





5人でAMAZING採集を
振り返りながら
美味となるお肉を焼いていく。





中々採れなかった♀の話題は勿論の事、
2016/6/4の68mm大歯♂採集を
契機に快進撃が続いた事を
皆の思い出によって振り返る。





1週間後の遠征採集
68.7mm♂





同じ樹の上部にいた
masaさん採集♂





2016/6/4大歯採集地にて
♂を2頭採集








再び8月に68.7mm♂採集地にて
採集した♂





執念のブラックダイヤモンド採集の♀





遠征採集でピリオドを打った
68.4mm極太大歯♂





今夏本命樹液採集8頭を成就させた
男達で宴は繰り広げられる。





ここで、
採集相棒masaさんが
マツノインセクトの松野さんから
頂いた言葉を披露し、胸に沁みる。


樹液採集で8頭は中々採れない事、
47.4mm♀の採集への祝辞、
そしてWDでは採れないサイズの
♀を採集し、累代に繋がりそうな事に対し、
御大から暖かいお言葉を頂いた。


ようやったと。


この言葉を聞き、
執念に燃えた採集が
どれぐらいの価値なのか
身に染みた。


採集相棒は勿論の事、
親分やとんかちさんには私の
採集計画への参画に感謝の
気持ちで胸が埋め尽くされる。


皆で楽しく飲み明かしていくと、
先日、とんかちさんとの腕相撲が
事の発端となり、親分と腕相撲を対決し、
私のペースながら勝利すると、
マッスルな相棒が血気盛んに
猛者に立ち向かっていく。





親分に敗退した相棒は、
鍛え直す事を宣言し、
マッスルトークに華を咲かせる。


焼肉を食べ終えた後、
相棒が検索した塩ラーメン屋に向かう。





恐らくdapさんの
星は一つ付くか付かないか。


入麺を食べ終え、
次なるお店に辿り着く。





ここで親分の破天荒トークで
皆が唖然となり、





あのdapさんが
親分を師と仰いだ。


PM 11:15


巨大人形、ナナちゃんの前で
5つの拳が重なった。





恐らく、生涯の幕を閉じるまで
付き合って貰う男達に
手を振り、別れを告げた。


採集で分かち得た
同じベクトルは、
今後の方針に多大なる影響を及ぼす。


AMAZING採集の快進撃は
始まったばかりなのだから。


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秋の大ペアリング

秋の大ペアリングと称し、
成熟を見極めた種達を
同居させる事にした。





先ずは最高峰フタマタ、
ボーリンペア





ちょくさん印の
ババオウゴンオニペア





もっちさん印の
マグダレイン





親分印の
アマミシカクワガタ





各セット後、
メソトプス用にと
人口霊芝材を用意した。





用意し終える頃、
自身初となるアマミシカセットを覗くと、





良いポジションに居た。


同居時間は5日から7日、
♀が餌を食べずにマットに
隠れるものなら、産卵セットへと
お連れする。


成熟のタイミング、
産卵セットのタイミングを
見計い、各種の累代へと繋げていく。


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日曜日のStay gold

昨夜は小学校の恩師を囲んで、
日曜日ながら語り、呑んだ。


恩師を含め、13人の中には
小学校6年生の時に本命樹液採集した
原点相棒もいる。





彼は最終の新幹線で
東京に帰るという
過酷な状況であったが、
ギリギリまで残ってくれた。


恩師が持参した我々
小学生時代の写真と
グループ日記を見ていると、
私の息子達にそっくりな顔、
そっくりな文体であった為、
腹を抱えて笑った。


そして日記の内容は
ほぼ採集の話。


キチガイの域を超えると
怪童のステージが待っている。


そんな事を感じながら目を通すと、
拙すぎる文章から原点相棒の他、
数名を巻き込んで採集している事が
読み取れた。


皆との話は尽きる事なく、
日曜日ながら、皆家庭を持ち、
遠方から足を運んでくれた
同級生と恩師。


皆と会い、
呑める事がとても幸せな時間だと
つくづく感じた。


原点相棒とは
いつの日か本命採集の
フィールドに立つ。


そんな野望も忘れずに。


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菌糸死滅の比較検証

正午に程近い午前中着の
菌糸9ブロックが届けられ、
直ぐさまvivids ssp.に持ち込んだ。





ダンボールから取り出し、
19℃の風が吹く位置に置き、





妻が熊本に告別式に参列の為、
子供達と母親を連れて
名古屋へと車を走らせる。


道が混む為、お昼の部が閉店に
なってしまうのではないか、
やきもきしながらハンドルを
強く握り締め、アクセルを踏み付ける。


PM 1:35


喜八に到着し、
不意打ちを喰らった
店主とんかちさんの顔に
笑みを浮かべながら席に着き、
皆其々の注文を頼む中、
蕎麦が美味しいと評判を聞きながらも
注文はきしめんを頼んでしまった。






息子達が蕎麦を頼んだ為、
食べさせて貰うと
その食感、歯応えと絶品であった。


息子達はもりそば大盛りを
ペロリと平らげ、とんかちさんの図らいで
ラジコンサーキット場で子供達を
遊ばせて頂いている中、
私はブリードルームで
到着したばかりのプレス機を
拝見させて頂いた。





ashtakaプレス機、
タイプ・・・思い出せないが
最新機での豪華オプションバージョンとなる。


このプレス部のオプションに惹かれ、
どの様に詰められるのか
興味津々となる。


PM 2:45


とんかちさんご一家に
手を振り、家路を急ぐ。


PM 4:10


不在通知書を手に取り、
再配達をお願いする。


午前中着は最も遅く、
16:00~18:00指定は
皮肉ながら最も早く着く。


再配達菌糸8ブロックを受け取り、
娘の友人宅へと向かう。


娘の友達の弟、
しゅんちゃんは私も驚く程の
生き物好きであり、
世界のクワガタ・カブトムシの
図鑑に日々目を通している事から、
カタカナは読めずとも質問すると
全てを答えてしまう。


そのしゅんちゃんが
vivids ssp.に行きたいと言う。


快諾し、しゅんちゃんパパと3人で
vivids ssp.の扉を開けると、





ヘラクレスを持ち上げ、
(ハロウィンパーティーの為女装)





マンディブラリスフタマタを
笑顔で持ち上げ、





リノケロスフタマタに触れ、





タランドゥスを掌に乗せ、





ババオウゴンオニを繁々と眺め、





スマトラオオヒラタを
易々と持ち上げた。


虫好きしゅんちゃんには
私の幼少時代と重なる部分が多く、
少しばかり他の子達より
贔屓してしまう。


またおいでと言い、
発送の準備を終え、
しゅんちゃん達に手を振った。


PM 10:00


子供達を寝かし付け、
vivids ssp.に向かう。


無駄なき行動を心掛け、





死んだカワラタケ34本の
補償として午前中に届けられた
カワラタケブロックを詰める。


そのショップの方は、
他の購入者からは菌が回らないと
聞かないと言い、
私の詰め方を問われた。


アルコール消毒はしていないか?
何度で菌を回しているのか?
Fe3+は使用しているか?


私はボトルへのアルコール消毒はせず、
22℃帯で菌を回しており、
Fe3+は使用していない。


そうなると、輸送時の温度上昇での
菌糸死滅が妥当と言われ、
クール便で頼んだ私は
自身の詰め方にも菌への
配慮が必要と考え、


床を予めスチーム除菌し、





オガを崩し、皮膜からオガを
削る際、手でチネっていたが、
それを辞め、スコップで皮膜を
崩しながら極力手で触れる事を辞めた。





初2令で使用する為に
800ボトルを詰めていたのでは
もう間に合わない為、
800ボトルは既製品、若しくは
プリンカップ既製品を購入し、
その先の3令用に2300ボトルに詰め、





ショップの方から聞いた
24℃から25℃で菌糸を回す為、
直ぐさまの設置を行なった。


ここで比較も含めて
同じ環境、作業を別ショップ
8ブロックを詰めていく。





培地クヌギカワラタケは、
固く圧縮された感がとてもあり、





崩すのにかなりの力を
要したが、皮膜は少なく、
中まで冷え切っていた。


クヌギオガはブナと比べ黒く、





ブナオガばかり詰めていた
私には新鮮なものとなった。


日付は変わり、
AM 1:05


17ブロックを詰め終え、








同条件である


・クール便での注文
・到着後、直ぐさま19℃帯に安置
・同じ詰め方
・詰めた後、25℃帯に安置


上記を2種にて
観察する事で比較検証とした。


2種とも問題なく菌糸が
回れば取り越し苦労となるが、
菌糸が回らなければ
その差から何が要因か掴める。


AM 2:00


全て片付け、
眠りに就く。


菌糸が死んでいく悪夢だけは
もう見たくないと。


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vivids AMG採集個体販売


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同日羽化と活路

昨夜、マット瓶の中で
羽化していたマンディブラリスを
目撃した。





長い顎をこれから
伸ばすのか。


この時が一番肝を冷やす。


そして隣の瓶でも
同日羽化していた。





両頭共に言える事は、
天然個体100mmUPには
程遠いサイズである事。


既に羽化していた蛹室の♂を
確認すると、





瓶上部の蛹室の割に
綺麗に羽化していた。





何故か後脚の付節が
欠けており、上翅がほんの少し
閉まりが悪いが、累代には
何ら影響は無いと考える。


自身の手で100mmUPを
目標に携わるマンディブラリス、
他の方のブログにそのヒントとなる
記事を見かけ、導入を試みる。


そして本日、
羽化個体を覗くと





折り曲がっていた顎は
綺麗な造形美を描いていた。


大型化へと足踏みをしている
マンディブラリスフタマタの
活路を見出せるか、
今から楽しみである。


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100%材への侵攻

現在の所100%穿孔している
霊芝材を確認すると、
上蓋容器の形状から
青黴が発生している材があり、
割り出しする事にした。





材が蒸れると中の卵は腐る。


他の材は如何かと
確認すると、





霊芝材特有の
せんとくんが生え出していた。





青黴は先に掲載した材のみとなり、
上蓋容器の形状、通気は非常に重要と
考える。


材に力を込めて割ると、
タランドゥスオオツヤクワガタ
♀の姿と共に卵を確認した。





色は特有の緑、
穿孔屑で埋められた位置を
丁寧に確認していく。





青黴は材の内部にまで
達していないのか、





安堵しながら
膨らみ始めている卵を
採卵し、♀を取り出した。





下界が久しぶりからか、
緊張の爪先立ちの♀を
個別ケースに仕舞い、
ゼリー食べ放題コースへと誘った。


採卵は続く。








穿孔の入口から青黴の侵入を確認し、
産み落とされた卵は無事かと
心拍数は上がる。





一つ、
青黴の侵攻に塗れた卵があり、
濡れたティッシュで卵に
付着した青黴を取れる範囲で
卵を転がしながら取り除いてみた。


他に同様のケースはないか探すと、





時間の問題となる卵が有り、
間髪採卵となった。


採卵した卵は9個、
微妙な色の為要観察となる。





ギネス保持者の種親分となる為、
孵化まで予断を許さない。


産卵材セットの材の
容器形状を甘くみてはならない。


そう痛感する出来事であり、
この経験を忘れはしない。


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第2持腹セット

2016.9.17
執念で採集したオオクワガタ♀
47.3mm
持腹産卵セットは、
期待が高まるものとなっていた。





2016.6.4
同産地にて採集した♂は
68mm
とあり、この大型産地での
累代を是が非でも進めたく、
次なるセットを用意した。





ヒラタケブロックに、





相棒masaさんには
必要無いと言われた
人口ニクウスバタケ材を
どうしても試したく導入した。





芯は少なく、柔らか過ぎず、
大変美味しそうな材であり、
この材を菌糸ブロックと合わせた。





愛称:オケラちゃんを取り出し、





第二持腹菌床産卵セットに
投入すると、コックローチの如く
転げ落ちながら一瞬で
姿を消した。






このセットがとんかちさん
自己採集個体である
持腹アマミコクワガタのように、





累代可能となる頭数を
揃えられるよう、慎重に進めていく。


※オークションにてムニスゼッチフタマタペア、
レギウスオオツヤクワガタペア出品中



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夜襲採卵

とある出来事で相棒masaさんと
電話で話していた所、
dapさんから頂いた夜襲コメントを
今夜決行すると聞き、快諾した。


PM 10:30


vivids ssp.のチャイムが鳴り、
扉を開けると相棒とdapさんが
笑顔で現れた。


前回訪問時のセミ化
オオクワガタゾーンの撤廃により
クリーン化された飼育部屋にて
dapさんの手土産である
紅葉饅頭を召し上がりながら
近況を語り合った。





撮影される事に意識を
持ち始めた相棒は、
週1ペースで会っている気がする。





dapさんとは
月1ペースか。


3人で談笑している中、
相棒と共同購入している
ボーリンフタマタの採卵をする事にした。





相棒がペアリングし、
セットを組んだVN材込みセットは
♀によって齧られており、
期待は高まるばかりとなった。





然し乍ら、埋め戻された
材を丁寧に確認すると、
卵は無く、所謂空胞状態であった。





相棒に道具を手渡し、
私は自身がセットしたペアの
産卵セットを確認する事にした。





齧られ、埋め戻された箇所を
確認する。




dapさんに表面産みの
ボーリンフタマタの産卵を
御披露目する事が出来、
安堵しながら次なる箇所を確認する。





中には表面は良い卵に見えながら、
裏は黒ずんだ卵も見掛け、
フタマタ最高峰の孵化の厳しさを
実感する。





相棒のセットからは、
残念ながら嬉しい悲鳴は聞く事が出来ず、
私のセットから相棒の助太刀を経て





8卵の採卵に至った。





共同購入ノルマ10頭の孵化を
互いに設けた。


私は順調に孵化すれば
あと2頭となるが、
ボーリンフタマタは
そう甘くはいかない事を知っている。


好調のペアを使い、
ノルマ達成後の拡大を図る事とする。


※オークションにてムニスゼッチフタマタペア、
レギウスオオツヤクワガタペア出品中



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最高峰着と適正在庫へのシフト

その気は無かったが、
♂の生存中に子孫を少しでも
残せたら、そんな思いで
オークションを眺めていた所、
安価な価格で競り勝ってしまった。





北海道より届けられたのは、
フタマタ最高峰、ボーリンフタマタ♀





ウエストベンガル州ダージリン産
CBF1 33.4mm


小柄ながら
8月羽化個体とあり、
我がボーリンと交配が可能となる。


強力な予備♀として
次世代へと繋いで貰う。


そして本日もホームセンターに
出向き、チェスト4段を購入する。





18℃帯に設置した
ゼリー保管と、発送に特化した
チェストと、





今迄、何処に何の材が仕舞われているか
把握出来なかった為、材管理チェストを
用意した。





太めクヌギ材、





購入していた事すら忘れていた
亀岡産クヌギ材、





芯なしクヌギ、ナラ細材と
良材を多数抱える余剰在庫であり、
今後はこの見える化から
適正在庫へとシフトさせる。


会社にも棚卸しがあるように、
vivids ssp.にも棚卸しを
半期に一度は行わなければならないと
自覚した。


樹液採集がひと段落した事から、
vivids ssp.運営を真剣に考える日が
やって来た。


来年もこの部屋で過ごせるよう、
無駄を撤廃させていく。


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ビロードウェアとNew ssp.

本日は午前中から
双子の息子達の手伝いの中、
引き続きvivids ssp.の
改善作業に取り掛かった。


コバエ発生源を突き止める為に
カブトムシゾーンに目を留めると、
ヘラクレスやフローレンシス
ヒメカブトの洗濯ネットの中で
暴徒化していた。


そしてよくよく見ると、
洗濯ネットが傷付き、
ホールから飛び立っている事も判明し、
直ぐさまマット交換へと動いた。


フローレンシスヒメカブトの
上蓋を開けると、





無防備極まりない体勢で
対面した。


コバエが玉手箱を開けたかのように
煙状に上昇気流に乗り上げる為、
一度退避し、スケールを携え
丸々と太った個体を計測する事にした。





47.3g


自身初飼育の為、この体重が
良い方向に向かっているのか
よく解らない。


次なる個体へと扉を開けると、
羽化不全で亡くなっており、
次のケースに手を掛けた。





上質なウッド調の
ビロードウェアの♀が
羽化していた。


♀を持ち上げると
ギースギース鳴く為、
息子達と誰が持ち上げるか
譲り合いのダチョウ倶楽部状態となり、
飼育者の責務として私が
タイニーに仕舞った。


そして次なるケースを
開け、マットから掘り出すと





50.8gを記録した。


恐らく幼虫ステータスは♂であり、
累代危機となる羽化ズレが
目の当たりとなる。


色々と考えても答えは
見つからない為、
ほぼ1日を掛けてvivids ssp.
4S改善に向けて、娘も参加しての
クリーンナップを図った。





18℃帯





そしてオオクワガタセミ化ゾーンという
悪辣な環境を著しく向上させた
25℃帯





経営理念として
床に物を置かない
基本要綱を掲げる事にした。


ここまで整理整頓出来た事が無い為、
vivids ssp.に足を運んだ事のある
親分やdapさん、とんかちさんを
呼んでコーヒーでも飲みたい気分である。


生まれ変わる事が出来た
vivids ssp.


相棒と息子達に
感謝の念を送る。


※オークションにて、ムニスゼッチフタマタペア、
 ヒペリオンssp.ペア、WDヒラタクワガタトリオ出品中



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4Sへの道程

信頼していたキノコ屋の
カワラタケが腐敗してから、
ボトル洗浄は後回しにする癖が
付いてしまった。


vivids ssp.を借りてから
1年が経過し、後回しに輪を掛けて
面倒な事は先送りし、
セミ化したオオクワガタゾーンは
環境が劣悪なものとなっていた。


いつの日か
手を掛けなければならない。


そう思っていた矢先、
噯気にも出していないにも
関わらず、採集相棒masaさんが
この環境を変えなければならないと言い、
本日貴重な休みを削いで
駆け付けてくれた。


AM 10:15


採集カーで登場し、
ダンボールを廃棄しに向かい、
コンビニでコーヒーを携え4Sである
整理・整頓・清掃・清潔に向けて
先ずは玄関からの
キッチンゾーンから着手する。





お風呂場を片付け、
洗浄していないボトルを掻き出し、
私は台所の流し場で洗い、
浴槽に置いていく。


この作業を延々と繰り返し、








昼食前にこの状況で
切りを付け、蕎麦屋にお連れする。


一つのミッションを
話しながら蕎麦を啜り、





ホームセンターで必要な物を購入し、
作業に戻る。





vivids ssp.を閉鎖に
追い込んではいけない。


私が日頃思っている不安を
相棒は口に出しながら
掃除機をかけてくれる。


手がふやけながら
ボトル洗浄を続け、
一つの区切りとして
小休憩を入れた。





雑談を交えながら
相棒が買ってきてくれた
チョコレートを口にし、
落札者への発送を終え、
作業に戻った。


PM 8:30


ノルマであるオオクワガタゾーンの
片付けを終え、今日の作業を終えた。


浴槽には洗い終えた
ボトルやケースで溢れ返り、
こんなにも未洗浄で、
これ程所有していたのかと
2人して驚いた。





達成感半端無いと
晩御飯を食べに何時もの
場所へと走り、2人して
サラサラと食べ終えた。





PM 10:00


相棒に礼を言い、
拳を突き合わせ
右手を振った。


娘をお風呂に入れ、
再びvivids ssp.に戻り、
9.21に相棒と詰めた
カワラタケ34本が気になり、
手に取った。





菌は回りきっておらず
上蓋を取ると、





青黴が生え、
オガは腐敗に向かっていた。





メソトプスやアロトプス用に
詰めた800ボトルが
使い物にならない。


信頼していたキノコ屋の
二の舞い、悪夢再びか。


購入先に内容を確認取り、
対応が何処まで可能か
連絡を取る事とする。


ボトル洗浄を先送り化だけは
避けなくてはならない。


※オークションにて、ムニスゼッチフタマタペア、
 ヒペリオンssp.ペア、WDヒラタクワガタトリオ出品中



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赤黒進捗

友人がドンキエル ドンキエル、
通称赤ドンキを探していると言う。


現在、オークションにて
出品が為されていないようであり、
親しくさせて頂いている方に
お聞きしている次第となる。


その事が頭に残り、
我が飼育個体の進捗はと確認した所、
赤ドンキは♂の羽化待ち、
ドンキエルハンプイ、通称黒ドンキは
蛹室から移動しており、
カワラタケの腐敗から取り出す事にした。





あまりの腐敗ぶりから
画像を加工しての掲載とする。





この蛹室にも動きがあり、
取り出していく。





♂の羽化は無事となり、
画像披露出来るのは此方。





身体の割に顎が細く
仕上がった印象を受ける。





雌雄共に共通する点は、
お腹周りがとても分厚い事。


イメージは中年太り体型か。


黒ドンキは問題無く
羽化に漕ぎ着けているが、
赤ドンキは蛹で落ちてしまった個体もおり、





先に羽化、活動となった♀は
♂を待つ事となる。


自身初となる赤黒ドンキエル、
次世代に繋がるように
ステータス確認を行っていく。


※もしドンキエル ドンキエル、
通称赤ドンキでの余品を
お持ちの方がお見えであれば
ご連絡を下さい。
宜しくお願い致します。



※オークションにて、ムニスゼッチフタマタペア、
 ヒペリオンssp.ペア、WDヒラタクワガタトリオ出品中



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無名の血族

親しくさせて頂いている方の
ご好意から始まったメソトプス飼育。


無名の血は何処まで
サイズアップ出来るのか。


そんな想いから継続させてきた
タランドゥスで、種親74mm♂と
52mm♀の子孫に於いて、
既に記事にしているよう
大型個体が誕生している。





最終体重40.0g
2016/5/2羽化
84.6mm♂





成熟の証となる
バイブレーションは
発動済みとなる。


カワラタケ1400 1本返し
2016/2/17羽化
54.0mm♀





成熟の時を待ち、
ゼリーを与え続けたこの大型雌雄で
更なる飛躍サイズを狙う。





タランドゥス90mm時代での
無名の血での限界点を模索し、
メソトプス飼育の糧とする。





早速、抱きに掛かる。





※オークションにて、ムニスゼッチフタマタペア、
 ヒペリオンssp.ペア、WDヒラタクワガタトリオ出品中



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盆と正月がやって来る

盆と正月が一緒にやって来る。


この例えには
当て嵌らないかもしれないが、
一度にタイムリーな記事を書き綴る、
忙しないといった意となるのであれば
それに属しても良いのか。


Happyな事ばかりではないが。


再挑戦の意味で購入した
ヤエヤママルバネが
後食を開始した。





もう暫くゼリーを与え、
ペアリングへと臨む。


親分に託された
ネプチューンオオカブト♀が
マット表面で亡くなっていた。





採卵した卵は一つも孵化する事なく、
腐敗し、塵と化した。


ヘラクレスと同様に
採卵ケースでの管理を行ったが、
ネプチューンはマットで放置した方が
孵化したのではないかと頭を抱える。


現在まで孵化率0%は、
オオカブト撤退が頭を過る。


執念で採集した
巨大オオクワガタ♀の
産卵セットを覗くと、
♀のやる気を感じさせてくれる。





齧りまくっている♀は、持腹にて
産みまくってくれているのではないか。





期待せずにはいられない。


そして同居させていた
ボーリンフタマタ、
翅クラッシュ♀と同居させた♂が
成熟していなかったのか、
気に要らなかったのか、
翅クラッシュ♀を殺めに掛かった為、
直ぐさま個別管理に移ったが、
まさかの虫の息となっていた。





やはり羽化に障害がある個体の
交尾、産卵は障壁が高らかなものである。


73.0mm♂×43.6mm♀は
常にメイトガードを行っていた為、
用意していた産卵セットへと
移行させた。





ボーリンフタマタ♀が
お気に召すであろう材3本での
セットで最高峰リベンジを果たす。


以上がタイムリーな記事、
クロノグラフ的、
幸も不幸も織り混ざる
盆と正月が一緒にやって来る。


忙しなさは日々の業務と比例する。


※オークションにて、ムニスゼッチフタマタペア、
 ヒペリオンssp.ペア、WDヒラタクワガタトリオ出品中



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特異な姿

低温では長歯、
高温では短歯。


そういった情報が流れる中、
カワラタケに投入していた
アルキデスヒラタが
18℃帯で蛹化した。





蛹室のサイズは、





10㎝程と、ノコギリクワガタクラスが
ほぼ水平に作られている。


蛹室にライトを照らして
中の様子を伺うと、
疑問符が多々浮かんだ。


身体は途轍もなく長く、
顎は恐ろしく短い。


そして脚は成虫の脚では無く、
幼虫の脚のままである。





ツイストクワガタ再来か。


特異な姿での羽化、
恐らく生存率は低い。


どのような結果となるか、
羽化時に確認する事とする。


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5mmの差

マット飼育にて最大羽化と
思われる、ムニスゼッチフタマタの
瓶を覗くと、蛹室に姿は無く、
よく目を凝らすと、硝子瓶
マット上部を彷徨っていた。





この自力脱出が後々の
産卵に如何に影響するか。


身を持って体験した私は、
蛹室をなるべく壊さずに放置する
スタイルを貫く。





マット飼育でも
♂の特有の大顎は持ち合わせている。


計測すると、





71.0mm


現在カワラタケ飼育での羽化個体が
76.0mmである為、5mmの差が
出た事になる。


以前、マット飼育で75.8mmが
羽化した事からそれ以上を
期待したが、中々思うようにはいかない。


カワラタケ飼育で羽化した
76.0mmと比較すると、





左:カワラタケ
右:マット


顎の太さと、





頭幅に於いて顕著に
カワラタケが勝る。


カワラタケ1本返しで
75mm以上が出る為、
交換のタイミングや
飼育環境で80mm超えを
目指せるかが、本種を好む
私の課題である。





♀も続々と自力脱出してきている事から、
80mm超えを目指す、
ムニスゼッチフタマタミッションを
掲げ、邁進する。


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同定率向上に向けて

採集相棒masaさんから
久留米産マツノ血統の
♀に種付けして頂いたセットを覗くと、
オオクワガタ特有の齧り方をしていたが、
先回確認した時は幼虫の姿が無く、
オオクワガタ産卵にて失敗という、
散々たる結果と思っていた。





材から2令幼虫が現れ、
同定率向上という名目で
頭画像を収める事にした。





大顎はストレートで
顎幅も太く、頭にアーチ状に
点刻が窺える。





頭幅が広く、
顎が太く目立つ。





ド初令も観察対象とし、





フィールドで同定ミスをしないよう、
頭に叩き込む。





オオクワガタは筋肉隆々、
2令の頭が埋まる様は
本土他種では見受けられない。


オオクワガタ初令~2令の
同定がウィークポイントである為、
この機会によく画像を
頭に叩き込む事にする。


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100%穿孔材投入

カワラ虫に於いて、
今期導入している
人口霊芝材への穿孔率が
100%となっている。





タランドゥスセット、





レギウスセット、





そしてババオウゴンオニセット。


材は青褪めているが、
恐らく問題はない筈。


この流れから、
大量にストックしている
人口霊芝材を取り出し、
4月羽化個体のモセリオウゴンオニを
10日間の同居期間を経て
投入する事にした。








モセリは1頭のみの
累代の為、今回のセットは
命運を分けるといっても過言ではない。


材の水分に期待を込めて、
材の上に固まる♀を見送った。


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