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束の間の喜び

20°C管理していた
フローレンシスヒメカブトの
成長が芳しくない為、
25°C帯に移してからは、
如実に身体付きに変化が現れた。





事前に詰めておいたマットを並べ、
本日交換に踏み切った。


ガラス瓶の中のマットは
食い尽くされ、幼虫は転がり出た後、
スケールに乗せた。





38.5g


ミニブラックボックスに
投入し、





以下羅列する。





33.0g





44.0g





33.2g





29.3g





27.6gと6頭全ての飛躍的成長を
確認した。


喜びも束の間の事態が訪れる。


メソトプス飼育にて使用している
カワラタケが黒く変色し始めた。





タランドゥスの交換にと
その変色したボトルの中央に
坑道を開けてみると、
固い筈のカワラタケとは思えない程
サクサクと掘り進み、
オガは黒く腐敗していた。





今までこの銘柄でこのような事態に
陥った事は無く、
その被害は拡大しつつある。





腐敗する菌糸があれば、
全く菌が回らない
オオヒラタケボトルもある。





2/7に詰めてこの状態であり、
このメーカーの銘柄を
タップする事は以後皆無とする。


メソトプス飼育の銘柄が
通常に戻る事を祈らずにはいられない。


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魅惑の種、現る

もう2年が経とうとしているのか。


自身初となるキクロマトス、
クプレオニテンスホソアカ飼育は
♀の卵管クラッシュにより
ピリオドが打たれた。


私はリベンジと言う言葉を好まない。
リベンジは復讐であり、再戦では無いから。


しかしこの種は特別な
思い入れがあり、リベンジに近い
ニュアンスの心境の中、
再び挑戦したく落札に至った。


先日紹介したモーレンカンプと
同梱し、届けられたのは





インドネシア
スマトラ島
クリンチ産 WD
クプレオニテンスホソアカ





♂54mm





♀26mmとなる。


♂は角度によって
魅せ方が異なり、





魅惑のボディを堪能出来る。


早速産卵セットを組む事にし、





モーレンカンプも同様に
産卵セットを組んだ。





♂は♀を気に入ったようで、





クプレオニテンスと共に
累代へと繋げていく。


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第二の黄金、現る

送別会シーズンで飲む機会が多く、
本日はvivids ssp.に向かう事が出来ず、
届けられた荷物を簡単に紹介させて頂く。





大きな梱包箱を開封すると、





新聞紙に包まれた中央から
プリンカップを取り出す。





目的のものを取り出し、
並べた。





プリンカップ表面に記載あるように、


インドネシア
スマトラ島
ベンクール産
WD
モーレンカンプオウゴンオニクワガタが
無事届けられた。





60mm♂





48mm♀


ローゼンとの違いはさっぱり
解らないが、飼育ギネスが
63.7mmとあり、本気で狙ってみようかと
企んでみたりする。


第二の黄金の行末を
楽しみに、飼育に携わる。


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ブラック方針転換

以前から不思議に思う事、
それはブラックハスタートが
ノコギリ属である事。


飼育部屋の灯りを点けると、
姿をくらまそうとする行動は
まるで、ドルクス属のオオクワガタ、
ヒラタクワガタのそれのようである。


そのブラックハスタートの
産卵セットに異変が起きた。


コバエシャッターと言う名の
ケースに絶大な信頼を置いていたが、
どうやらコバエの浸入を許してしまい、
夥しい数のコバエがケース内で
ウジャウジャと飛び回っていた。


我慢ならず、ケースを持ち
外に飛び出した。





ケース側面、底面と見渡す限り
卵は見つからず、天地逆転を図り、
マットを押し出すように
底面を叩いた。


中央に埋め込んだ材からは、
♀の生存確認が出来た。





コバエが蠢めくマットに
手を入れ、卵を探すものの
マットには産み落とされてはいなかった。


それでは材産みなのかと
部屋に持ち込み確認すると、





柔らか過ぎた材から、





孵化に至りそうな
卵を発見した。


産卵床は所々に見受けられるものの、





この2卵で採卵を終えた。


私はブラックハスタート産卵を
ノコギリクワガタの産卵セットの如く、
完熟系のマットの中に柔軟材を投入したが、
方針転換すべきと考えた。


私のヒラタセットで好成績の
マットを加水し、底面5㎝を硬詰めし、





今回、材にしか産み落とされていない事から
クマモンさん印のカワラ材を
使用する事にした。





表面回りは柔らかく、芯が有り、
柔らか過ぎずといった
イメージ通りの材を使用する事により、
産卵数を伸ばせるのではないかと
考えた。





材を中央に置き、
加水したマットで
埋め込んでいく。





ノコギリセットから
ヒラタセットに転換した
成果は上がるのか。


♀にゼリーを与え、
時を見計らい♂との
ペアリングを予定する。


親超えを果たせるよう、
先ずは累代成功の船出といきたいものだ。





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WD再戦の成果

飼育部屋を借りる前に
挑んだアルキデスヒラタクワガタは
1頭の♀を羽化させて終えた。


vivids ssp.にて温度・湿度を
管理をし始めると、
本種だけでなく如実に
生体のサイズに変化が現れ、
また産卵数も右肩上がりとなった。


WD90mm×40mmの
産卵セットにはその子孫となる子の
姿がよく見えるようになった。





それではとセットを暴き、
数を確認する事にした。





中央に埋め込んだ材は
浮き上がり、持ち上げると、





WDの系譜が現れた。


ケース底面を叩き、
マットから零れ落ちる
幼虫を確認すると、





続け様に孵化個体が
頭数を増やしていく。


埋め込んだ材に手を掛けると、





食痕が現れた。


ほぼ食い尽くされた材からは、





コメツキな彼を取り出し、
材から採り出していく。





2令が現れ、
招かざる客まで育て上げていた。





結果、17頭を得る事が出来、
再戦は果たせたと自負した。





種親である♂は頗る元気であり、





威圧感は半端ない。


長歯羽化を目指すプロジェクトで
どのような個体で姿を現すのか、
今から楽しみである。


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グッドタイミング賞

今頃は妻の法事に向かう為、
火の國に向かい爆走している筈であった。


直前になり、息子が
インフルエンザを発症した為、
急遽取りやめとなり、
年度末で驚く程忙しい中
仕事を終わらせて帰宅した。


息子は服薬のお陰か
頗る元気であり、
21:30には寝静まった。


独りvivids ssp.に向かい、
飼育個体のチェックを行うと、
ギネスの系譜である
タランドゥス86.2mm×54.4mmの
♀が餌を食べずに佇んでいた。





産卵の時期到来と、
急いで産卵セットを用意する事にし、





飼育ケースにマットを敷き、





寝かせておいたクマモンさん印の
メガカワラ材を取り出した。


封を開け、材を取り出す。





素晴らしい材の予感漂う中、
パン切り包丁で樹皮を剥ぐ。





樹皮と材の間のオレンジな部分を
ケレンで削ぎ落とした。





材の固さも申し分なく、
芯を背に産卵してくれると踏む。





材の上に乗せると、
触角で材の確認を始めた。





産卵の不安は微塵も無く、
ケースを閉じた。


PM 10:30


チャイムが鳴り、
扉を開けると相棒masaさんが
笑顔で現れ、その背後にdapさん、
そして久しぶりに会うかぶさんが
vivids ssp.視察で訪れた。


三人でサラサラとラーメンを啜り、
わざわざ車を走らせて会いに来てくれた。


私が火の國に向かう筈だった話をした所、
dapさんはグッドデザイン賞ならぬ
グッドタイミング賞受賞と
笑いを誘った。


dapさんは興味深く
部屋を観察されていたので、
余す事無く外国産を披露していった。


皆で飼育や採集を語りながら
かぶさんが先にvivids ssp.を後にし、


AM 0:00


相棒とdapさんに別れを告げた。


皆が飲んだコーヒーカップを洗い、
成虫にゼリーを与え、
私が育て上げたタランドゥス♀
53.7mmをギネス系譜86.2mm♂と
同居させた。





果たして次世代は
どのような個体が現れるのか、
ギネス系譜を受け継ぐかが焦点となる。


成虫の成熟、そして産卵モードと
此方もグッドタイミング賞となりそうだ。


新たな菌糸での成長過程も
知りたく、私にとって楽しみが
尽きない種である事に変わりはない。


そして現在オークションにて
タランドゥスを出品している。






70.8mmとサイズの割に
バランスが取れた個体となり、
♀は成熟している。





興味のある方は、
このエナメルブラックを
手に取って頂ければと思う。


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好印象、好成長、好成績

ユダイクスとアクベシアヌスの
マット交換時に詰めておいた
瓶が一週間を経過した為、
ドンミヤマの交換に踏み切った。





現在投入しているマットは、
生オガマットとビートルマットの混合であり、
ボトル側面からは好成長が伺える。


幼虫が見えている為、
安心して掘り出しにかかる。





vividな頭色は好印象と
取り出すと、





生オガマット、やるじゃないかと
呟きながらスケールに乗せた。





13.5g


此方の変遷は、
2015.11.14 2令投入
2016.1.12 3.3g
2016.3.24 13.5gとなる。


続く♂2頭目は、





ボトル上部での掘り出しは
助かると呟きながら
スケールに乗せると、





14.1g


此方の変遷は、
2015.11.14 2令投入
2016.1.12 3.8g
2016.3.24 14.1gとなる。


先程の個体を超えるとは
思いもよらず、生オガマットの
功績を讃えた。


残り2頭は♀であり、





交換を3カ月目の4/12に
設定した。





今まで活用していなかった
カレンダーを出来る限り活用し、
餌劣化対策を施す。


そして今回ドンミヤマが食した
マットはマルバネで使える為、
詰め直して冷蔵庫にて
保管する事にした。





初となるドンミヤマ飼育、
生オガマットの効果が
頭の中を駆け巡る。


累代に至った際は、
色々と試行錯誤してみたい種となる。


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ブラックジュエルボックス

メソトプスがこぞって羽化し、
タイニーケースやコバシャ小で
現状スペースを取られている。


本日もコバエ侵略を許した
ボトルから取り出す作業を行う。





風雪に塗れた車を清掃するように
オガを拭き取り、体長計測し、





ラベルに記載する。


タランドゥスを終え、
次はレギウスに移る。





レギウスも同様となり、





体長計測を行う。


この先メソトプスの羽化の数が
膨大なものとなり、タイニーや
コバシャでの管理となると
相当な飼育スペースを余儀無くされる。


そこで後食までの期間を
このケースで管理する事にした。





ホームセンターで販売されている
このケースに入れてみると、





必要以上に歩き回る事の出来ない
このツールボックスは、
数の多いメソトプスには
効果的と考える。


自力蛹室脱出を基本とし、
このブラックジュエルボックスを
多用化させていく。


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百発百中ゴールド

2令が優雅に横断する姿の
ローゼンベルグオウゴンオニ
77mm♂×43mm♀のセットを
暴く事にした。





理由は二つ。


・このカワラタケでのサイズアップは
見込まれない為。

・77mm♂×55mm♀のセットで
必要頭数は得た為。


上記二点の理由より
外に出てケースから引き抜いた。


それはこのケースの作りが脆弱であり、
セットからコバエが湧いている為。





ショップの謳い文句である、
オウゴンオニ百発百中の
成果は如何なるものか。


楽しみながら崩していくと、





食痕が複数走り、
期待は膨らみ、以下羅列する。























中央に埋め込まれた材は
細材となり、お世辞にも
良材とは言えないが喰いつくされていた。


百発百中セットからは、





7頭を得る事が出来た。


グリードSLと同様に
オウゴンオニには最適かと思う。


この内、2♂3♀となるように
ルカディアプリンカップに
5頭選別し、投入した。





現在、この5頭を
オークションにて出品している。



種親である77mmを超す
快挙を成し遂げ、ゴールドの魅力を
味わって頂きたく思う。





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Stay gold

目覚まし時計よりも早く起き、
急いで着替えて車に乗り込む。


山を歩きたくて仕方ない私は、
陽が昇り始めると同時に
今迄降り立った事のない地へと
ハンドルを切り、アクセルを踏み込んだ。


到着し、歩くものの
思い描いた地とは異なる風景に
唖然とした。





玩具のように見える
風景は現のものであり、
広葉樹は切株となり
溜息が漏れる。


舗装された地面を歩きながら
雰囲気を探し歩く。


幾度もポイントを変え、
生息するならばこの地ではないかと
思う場所で、立ち枯れから折れた
倒木に一閃させる。





カミキリの食痕かと嘆き、
この地を後にする。


本日は東京に移り住む前にと、
原点相棒と会う約束をしていた為、
家路へと急ぐ。


シャワーを浴び、身支度を済ませるも
原点相棒からの連絡が無い為、
娘を連れて公園へと足を向ける。


昨日の暴風に近い風は
穏やかなものとなり、
過ごしやすい気候により
公園のベンチでお弁当を広げる
家族を見て顔が綻ぶ。


娘と何時もの滑り台に向かう際、
息子達から聞いていた出来事を
思い出した。





スズメバチの危険性から、
ノコギリクワガタやコクワガタが
集うコナラが切られていた。


今朝の工事を思い出し、
嫌悪感に駆られる。





真夏の空手の帰り道、
息子の友達がライトを
照らし探していたクワガタは
もう飛来しない。


然し乍ら私にも
行政の考える事は充分頷ける。


しかし、選択はその一つしか
無かったのであろうか。


目を輝かせて探す子供達を
見る事の出来ない私は、
無力を思い知る。


ここで原点相棒から連絡が入り、
家のすぐ傍に来ていると知り、
急いで家に戻る。


子供達が声を上げ、
原点相棒の到着に気付いた。


彼と再会した時に約束した、
オオクワガタを再び探しに歩く事は、
彼が走り抜いた前日の
トレイルマラソンの疲労で
お預けとなり、到着した彼を連れ、
子供達と共に常連と化した
ラーメン屋で啜り、
家にて当時を語った。


小学生の頃、
電車に乗り遠方の地で
オオクワガタを採集し、
最終電車で帰って来る。


こんなクレイジーな小学生は
居なかっただろうと2人で
大笑いし、楽しすぎた過去を
各々の記憶で振り返った。


何時までも尽きない話題に、
妻と子供達は買い物に出掛け、
私は彼をvivids ssp.に招待した。





彼が目にした事のない
外国産のクワガタを披露すると、
感嘆符を漏らしながら
WD90mmアルキデスヒラタを持ち上げた。


よりにもよってそんな
凶暴なクワガタかと
彼に忠告しつつ、
もう触れないかもしれないと言った
再会の時の言葉を思い出し、
密かに喜びを噛み締めた。


家に戻り、夕食を我が家族と過ごし、
何時までも楽しかった思い出に浸った。


PM 8:40


楽しかったと言葉を残し、
立ち上がった彼を妻と母と見送りに
外に出て、固い握手を交わした。


2人でフィールドに立つ、
その楽しみは私からは消えてなくならない。


いつの日か、
無邪気にはしゃぎながら
ブラックダイヤモンドを探し歩いた
フィールドを彼と歩けたら、
そんな事を浮かべながら
街灯が照らした彼の右腕を
見送った。


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最高峰を日常へ

オークションにて
素晴らしい個体、素晴らしい対応を
頂いた方と、二度のやり取りから
個別のやり取りを頂くようになり、
特別に個別販売のお誘いを受け、即断した。



入金後、迅速にそして丁寧に
いつも通りそれは届けられた。





毎度思うは、この発泡箱は
何処で販売されているのか。


60サイズであり、深さのある
この発泡箱は正に生体用と考える。


上蓋の下は、





丁寧に折り畳まれた新聞紙に安堵し、





何時ものプリンカップが
目に入る。


そして今更ながら、
底面に配置された
カイロの存在を知る。





プリンカップを取り出し、
届けられた初令幼虫を確認する。





3頭の購入の中に
サービスで入れて頂いた
孵化から時間が経ち、
成長の遅い個体B品の姿が見えず、
カップから取り出し確認した。





無事、素晴らしい個体4頭を
手に入れ、これでボーリンフタマタは
相棒masaさんとの共同飼育を
含めて25頭となった。


盤石の態勢の中、
同時に頼んでいた菌糸も届けられた。





最高峰のフタマタを
日常のフタマタに変えてみせる。


今は、そんな気分である。


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大影響とG系譜個別格納

vivids AMGのひろさんと
親分が果敢に新産地として、
日帰り遠征に挑んだ。


今月は採集武者修業として
参戦した為、今回の採集を
見送ったが、心の中は共に
闘う気持ちでいた。


故に、居ても立っても居られない
気持ちから採集に関わる買い物をした。


採集武者修業でベテラン採集家の
装備を目の当たりにし、
私も追随する事にした。





左からアーミーウエストバッグ、
帽子、採集名人無限大収納、
防塵眼鏡となる。


ウエストバッグは持っていたが、
形がしっかりしたものが欲しく購入した。


帽子は、確かどんぐりさんがこれと
同じ帽子を被っていたと記憶し、
見つけた際に即手に取りカゴに入れた。


採集名人無限大収納は、
ベルトを通すだけで収納出来る為、
前々から狙っていたものとなる。


最後に防塵眼鏡、
此方もどんぐりさんが採集現場で
掛けられていた事による大影響となる。


形から入る私は
ケースにも手を伸ばした。





初令、2令を採集した際に
活躍するケースを購入した。


同定力を上げ、このケースを
大活躍の場に変えていく。


買い物を済ませ、子供達が
寝静まればvivids ssp.に向かう。


ペアリングを始めたのは
2016.3.10となり、同居期間は
10日を迎えようとした
ギネスの系譜である
タランドゥス86.2mm×54.4mm、





ペアリング期間を終え、
雌雄個別管理とし、
♀にはゼリーをたらふく食べて頂く。





1週間ゼリーを食べ続けて頂いた後、
産卵セットを組む事にする。


このペアのセットは途轍もない
楽しみとなる。


また、タランドゥス繋がりとして
80.7mmペアをオークションにて
放出した。





ご興味のある方は
閲覧して頂ければと思う。


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マット劣化の代償

1900ガラス瓶にコバエが
発生しているのを知りながら、
マット交換を行わずに今日まで
過ぎてしまった。


ダイソーで購入したガラス瓶の蓋に、
ドリルで空気孔を開けたものは、
ガラス瓶と蓋の隙間から
コバエに進入された模様。


外にて瓶から取り出す事にした。





奇跡的にコバエが沸かなかった
瓶のユダイクスは、





30g台をキープした。


此方の変遷は、
2014.10.1 初令投入
2015.1.17 27.1g
2015.4.7 26.2g
2015.5.23 23.5g(ここでカワラへ投入)
2015.7.1 30.0g
2015.8.30 30.0g
2015.12.8 28.2g
2016.3.18 30.2gとなる。


此方もコバエが発生しなかった個体、





大きく育ち、
スケールは





34.3gを記録した。


此方の変遷は、
2015.7.11 2令投入
2015.11.4 22.5g
2016.3.18 34.3gとなる。


続いてコバエが大量に発生し、
マット劣化甚だしい有望な
アクベシアヌスは、





縮んだ姿で現れ、





26.4gを記録した。


此方の変遷は、
2015.7.4 15.5g
2015.11.9 32.7g
2016.3.18 26.4gとなる。


上記と同様の条件で、





見るからに身体に張りが無く、





22.1gとなった。


此方の変遷は、
2015.7.4 10.9g
2015.11.9 28.1g
2016.3.18 22.1gとなる。


マット劣化の成長失速を
目の当たりにし、
定期的なマット交換と共に
コバエを発生させない事が
最重要であると再認識させられた。


今回の交換で落としてしまった
体重までは、新鮮なマットで取り戻させる。


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成熟確認

ボーリンフタマタの産卵は
容易くても孵化に至らず、
もどかしい採卵状況の中、
久方ぶりに初令幼虫の姿を
目の当たりにした。





7頭目の孵化を喜び、
相棒masaさんに報告を入れた。


到着した♂2頭の内、
masaさんとの共同購入74mm♂は
後食を始めたが、親分を含めた3人で
購入した73mmは、未だ時を止めていた。





それでは74mm♂は
成熟しているのか。


この疑問を払拭させるべく、
ペアリングコロシアムに誘った。





この位置にセットすれば
大抵の♂は触角をヒラヒラと
揺らし始め、♀と確信する。


ところが♂は立ち尽くしたまま
微動だにせず、♀が懐に潜り込んだ。





♂は何事かと驚いた様子であり、





♀から離れていった。


後食は始めたものの
成熟に至っていないのかもしれない。


思案しつつフローレンシスヒメカブト用に
マット作業に従事する。


ビートルマットに愛知県産
ヒラタクワガタが食した
菌糸を混入させる為、





♂を取り出し、
マット上に蒔いた。





かき混ぜながらふと
ペアリング会場を覗くと、





♂が交尾モードに入ったのかと
立ち上がると、





雌雄は別方向へ離れていった。


♂の未成熟と判断し、
ボーリンフタマタ雌雄を
それぞれのケースに仕舞った。


焦ってはならない。


そう思いつつも
♀の命が何時までなのかが気になる。


♂の成熟を心待ちにし、
♀の管理を徹底する。


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WD3令の印象

産卵セットを幾度もセットするものの
追加に至らず、♀は♂を遺し命を落とした
ネパレンシス。


運良く孵化した6頭の内、
1頭のボトル交換が必要と判断し、
取り出す事にした。





ボトル側面からも
期待をさせる体付きを披露し、
その場所まで慎重にスプーンで
掘り進める。





取り出した印象は、
WDオオクワガタ3令であった。





これ程大きくなるものなのかと
感心しながらスケールに乗せると、





18.6gを記録した。


他の個体も順次交換となるが、
種親である66mm超えを
先ずは目標設定とする。





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喧騒と静寂

まだ日曜日の話、
リハビリミッションで
ノコギリクワガタを採集し、
ボーリンフタマタの到着を
心弾みながら世話をしつつ、
子供達とヘラクレスに戯れた。





保管している卵に動きがあり、





3頭の孵化を確認した。


2015.8.15 17.1g
2015.10.31 46.4gを記録した
フーガのマット交換を行うと、





驚く程大きく成長しており、
子供達が悲鳴を上げた。


スケールが示した値は、





81.9gであった。


この成長に心良くしたフーガが
ライガの幼虫を早く見たいとせがむ。





丸々丸々と成長した値は、





117.6gと、今まで乗せてきた
生体で最重量を記録した。


ライガの個体の体重変遷は、
2015.8.15 35.0g
2015.10.31 71.1g
2016.3.13 117.6gとなる。


子供達は絶叫後、





静寂が訪れ、
暫く唖然としていた。


子供達自らの手で
新しいマットに投入し、








次なる交換を楽しみに
蓋を閉じた。


ヘラクレスのマットを篩にかけ、





糞のみを抽出し、
話題にもしなくなった
クヌギ盆栽の肥料として
活用する事にした。





ヘラクレス飼育は驚きの連続である。


子供達の意思が無ければ
飼育する事も無かった世界の暴君を、
自身の手で何処まで大型化に
繋げられるかが、今私の楽しみへと
変わっている。


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第2ラウンド開始

昨日、
午前中指定で届けられたものは、





中々のサイズの代物となる。


こちらを開梱すると、





菌糸ボトル800と、





出品者様自作のカワラ材となる。


此方は、前回落札個体である
ボーリンフタマタペアの内、
6割のマットの中に♀が前蛹寸前で
あった事のお詫びとして届けられた。


800ボトル内の♀の無事を
確認し、出品者様に御礼を申し上げた。


そして此方は、





ボーリンフタマタ初令幼虫3頭の
リピートとして再び落札させて頂いた。





デジャヴの如く丁寧な梱包を
再び見ると、またリピートの
指がタップしてしまう。





素晴らしい梱包を
繁々と眺めながら
お送り頂いた個体を確認する。





プリンカップを一つずつ
取り出すと、











3頭全ての生存を確認した。


リピートしてしまう理由は、


・迅速且つ丁寧な対応
・梱包の素晴らしさ
・生体が元気である


上記3点が主な理由となり、
既にファンの域となる。


相棒masaさんから採れた
初令幼虫と共に累代を目指す。


そして、メインも届けられた。





現在ボーリンフタマタ♀3頭を遺し
命燃え尽きた♂に代わる、





1月羽化個体 74mm♂





同じく1月羽化個体 73mm♂となる。


74mmは相棒と共同購入し、
73mmは、相棒と親分との共同購入となる。


74mmの後食(こうしょく)は
確認している為、フタマタ最高峰、
第2ラウンドの鐘を鳴らす。


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リハビリミッション

AM 4:00


アラームは5時45分に
セットしたものの、目が覚めて
オークションのメッセージを既読する。


夜明けはまだかと
待てど、日の出は6時3分と
まだ時間はある。


オークションの商品に
目を通した後、起き上がり
準備を整える。


AM 5:55


玄関の扉を開け、
車に乗り込み、
最寄りのコンビニで水を購入し、
目的地へと車を走らせた。


親しくさせて頂いている方からの
依頼を遂行させる為、
本日は根部狙いとなる。


到着し、車から降りると
吐く息が白く広がり、
寒さで背中を丸くしながら
雰囲気を求めて林へと
足を踏み入れた。


斜面を登りながら、
左膝の筋力アップを心掛け、
リハビリも兼ねて材を探す。


まだ暗い林の中に大きく
倒れる広葉樹が目に入り、
近付くと私の好相性の桜であった。


桜が白く朽ちれば本命が入る。


今回のミッションとはかけ離れるが、
やはり採集者の性であり、
チェックを入れていくと、
根部に近い当たりが白く朽ちていた。





この食痕は彼だと把握しながらも
追い掛けると、





やはりポピュラーな彼だった。


我に返り、ポイントを移し、
ミッションを遂行すべく
根部を徹底的にチェックする。





この固い根部からなら
探していた種に違いない。


慎重に割り出し、





ミッションコンプリートとなる
ノコギリクワガタを採集した。


親しくさせて頂いている方から
WD大型ノコギリ♂のミッションを受け、
中々超大型には巡り会えない為、
2令から3令初期で採集し、
菌糸で大型化を目指す目論見となる。


4~5頭を目標に採集を続ける。





このヘッドは間違いない。





ノコギリクワガタを
順調に追加させる。





固い根部を叩く際、
幼虫を潰してしまう為
根に対し縦に斧を振り下ろす。





4頭を採集し、
菌糸ボトル投入前に
体重測定を行う。





3.1g





2.4g





エアー0g


最初に採集した個体が
伸びており、根部から取り出す際に
振動を与えすぎたと悔いた。


本命採集にて
この超大型♂ノコギリ採集も
視野に入れつつフィールドに
降り立つ事とする。


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ヤブのヤブの藪とマニプール

若かりし頃、
スノーボードで
突然横切る人が現れ、
それを避ける為コースを外れ、
左膝を負傷して以来、
たった4Kmのマラソン大会で
激痛が走り、採集でも山歩きに
支障を来たす為、
本日整形外科で診て貰う事にした。


子供が花粉による鼻炎を患い、
入れ替わるように家を出て、
かなり前に罹った整形外科を訪れた。


初診からか1時間程待たされ、
対面した先生にレントゲンの希望と、
根本の治療を申し出た。


先ずは脚力の筋力測定をと
連れて行かれ、





左脚の筋力を測るべく、
脛に器材を巻かれ、
瞬発的では無く、
持続的に足を前に蹴り出して欲しいと
機械をセットされた。


掛け声と共に蹴り出すものの、
頭と左脚の連携が取れず、
左脚は蹴り終えた後、吊った。


看護師は笑いを堪えながら
左脚の痙攣を回復させ、
私は赤面しつつ、再度測定した。


右脚も計測し、無事両足の
筋力測定を終え、
レントゲンにて3枚の影像を
撮影し、医師に呼ばれた。


医師からは、
「レントゲン写真では全く問題が無く、
膝に水が溜まっているのだろう」


と、私の左膝に触れ、
「溜まってる溜まってる、10ccは水が抜ける」


と、左膝を消毒し、
私の意思とは無関係に
大きな注射を手に持ち
太い注射針を差し込んだ。


中々の激痛に悶える中、
信じられない言葉を吐いた。


「あれ?水出ないなぁ、おかしいなぁ、
10ccは取れると思ったのに」


結果、何ccなのか気になる。


意を決し、尋ねる。


「えっ?0.5ccしか取れないなぁ」


助手的な看護師が笑いを堪えている。


「えっ?!0.5だったら
ほぼ無いと等しいですよね?!」


看護師爆笑、
医師目を合わさず
ヒアルロン酸注射投入後席に戻り、
痛くなったらMRIを口にし、
診断終了。


ここはヤブの中のヤブに
原因は藪の中かと
診察費を支払い、
理学療法士の原点相棒に話すと、


「ヤブだね」と明快なLINEを頂いた。


先ず今時水を抜かない。
そして、軟骨が擦り減っている
訳でもないヒアルロン酸注射の意味の無さ。


原因不明のまま、採集の度に
膝の激痛が走るのかと
落ち込む私に、原点相棒が
良い病院を教えてくれた。


運動不足は否めない為、
筋力アップを心掛けながら
この膝をケアしていく事とする。


家に戻ると、頼んでいた
代物が届けられていた。





この発泡箱の上蓋を開けた瞬間に解る
出品者様の明暗。


果たして明なのか、暗なのかと
期待をしながら開けると、





当たりだ。


カルティエの広告は
4隅がお洒落に折られ、
その新聞紙を取り除くと、





丁寧に梱包され、
6頭のプリンカップを取り出した。





プリンカップ上部、





プリンカップ側面に見える
初令幼虫に安堵し、





見えていない幼虫も確認した。





6頭全ての生存を確認し、
素晴らしい出品者様に御礼を述べた。


届けられたプリンカップは、
インド マニプール産
アドゥンクスフタマタ CBF6
種親♂65mmとなる。


一見ボーリンフタマタにも
見えるアドゥンクスフタマタが
安価で出品されていた為、
落札に踏み切った。


♂の出現を楽しみに
ボーリンフタマタとの違いを
観察出来るよう飼育に携わる。





※画像掲載は出品者様から了承を得ています。


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ギネスの系譜、始動

2015年10月にカワラ800ボトルに
投入したタランドゥスの
交換タイミングを図っていた。





大型な♂用に詰めた
2300ボトルの機は熟し、
臆する事無く掘り出しに掛かった。





ボトル中層部は食痕が詰まり、





ゴロリと大きな体躯で
転がり出た。


掌に乗せると、
その重みに酔いしれる。





横幅に持って行かれそうな
この個体の体重は、





35.9gであった。


2300ボトルに交換し、
更なる成長を企む。


タランドゥスと言えば、
現ギネスホルダーの方から
購入した♀に変化が現れた。





全くゼリーを食べる事が無くなった。


それならば産卵モードと解釈し、





86.2mm×54.4mmの
ギネスの系譜を同居させた。


そして此方のペア、
即ブリード可能である
タランドゥス♂79mm





♀52mmは、





明日にでもオークションに
出品させようと企む。


明日の予定次第にはなるが。


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戸惑うアンバランス体

ヘラクレスを飼育してからというもの、
ブリードルームにコバエが飛び交い、
飼育作業中の煩わしさは
計り知れない。


隣人はこう思うであろう。


不規則なクラップを
奏でる隣人だと。


発生源を辿ると、
ヘラクレスだけではなく、
インターメディアツヤからも
湧いている事が判明し、
マット交換を行う事にした。


コバエ撲滅の為、
外に運び出してケースを叩くと、





アンバランスに成長を遂げる
♂の姿が現れた。


スケール測定したところ、





30.7gを指した。


次なるケースに取り掛かる。





此方も先程の個体同様、
お腹が異常に膨れ上がり、
見事なアンバランス化である。


スケール測定は、





20.6gを指した。


そして最後の♂のケースを
開けると、





マット表面で亡くなっていた。


幼虫の姿が他のそれとは異なり、
アンバランスな幼虫体躯に
戸惑いを隠せないでいる。


繭を作成しても構わないと
呟きながらケース上蓋を閉じた。


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ゾロ目プロジェクト、遂行

ローゼンベルグオウゴンオニ
77mm♂×55mm♀、
ゾロ目プロジェクトの産卵セットを
暴く事にした。





ボトル側面には
幼虫の食痕も見られ、
期待は高まる。





♀の穿孔部から崩していくと、





2令幼虫の姿が現れた。


もしかしたらこのグリードSLには
結構な数が産み落とされたのでは
ないのだろうか。


そんな事を思い浮かべながら
慎重に崩していくと、





貫禄のある55mm♀の姿と共に、
幼虫2頭が現れた。


♀を取り出し、
作業を続ける。





2令の数が多い中、





初令も現れた。


合計は、





13頭と流石グリードSLと
唸らせた。


第一陣の5頭と合わせると、
ゾロ目プロジェクトは18頭を得て
親超えを目指す事となった。


任務遂行の♀には労いのゼリー
食べ放題コースへと誘う事とする。





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痛感実力値

ドラゴンクエストの宿屋の如く
一瞬で朝が訪れ、目を覚ますと
カーテンから朝陽が溢れ、
慌てて時計を確認すると
AM 5:20であった。


よくぞ目覚めたと
自らを褒め称えながら
起き上がろうとすると、
身体中に痛みが走り、
よろめきながら浴槽にお湯を張った。


昨日の左膝の痛みも消え、
本日は結果を出そうと
目を瞑りながら身体を温め、
アルコールを飛ばす事にした。


集合時間よりも早く
バイキングに並び、
食事を摂り急いで部屋に戻り
身支度を済ませた。


フロントに降りると、
既に皆が集まっており、
第一ポイントへと車を走らせた。


午前中は前日の最終ポイントの
続きとなり、8名が各々準備を整え、
昨日の花粉の煩わしさを
逸脱する為、集中力を選択し、
睡魔に襲われる鼻炎薬を飲み込み、
本命を探し歩き始めた。





皆の装備にも目を惹かれながら、
昨日のチェックし終えた場所を外し、
尾根を目指し歩いた。


停車した場所に戻る形で
材を探し歩く。


8名が散らばり歩いている為、
新しい割り痕があると
遅れを感じ、また別のルートを
通らねばならないと考えながら
歩いていく。


良さそうな材の前に立ち、
リュックを降ろして
ホリンボを振り下ろす。





空洞が空き、その中で
身動きを確認した為、
鼓動が速くなった。


蛹室から取り出した個体は、





ポピュラーな大歯であった。


再びリュックを背負い、
棘の行く手を斬り開きながら
斜面を降りて行く。


中々良さそうな材が見つからず、
それでも膝の痛みが無い事と、
鼻炎薬が効き始め、集中力が
増していくことに本命採集への
期待が膨らんでいった。


良材に辿り着けず、
斜面を登っては
腰を降ろし地図を確認した。


水分補給と共に、
圧巻の台場クヌギ群を
見渡し、癒された。





歩みを進めると
良さそうな立ち枯れに出会い、
格闘していると、








残念ながらポピュラー種であった。


暫く歩いていると、
どんぐりさんと出会い、
2人して腰を降ろし
どんぐりさんがケースを開いた。


そこにはオオクワガタ2令が
収められ、実力を目の当たりにした。


どんぐりさんと別れ、
本命を探し歩くものの
成果は上がらず、


PM 0:15


停車場所まで戻り、
皆の成果を聞くと、
愛知のHさんが昨日に続き
成果を上げられていた。


その採集ポイントにて
岐阜のRさんが、2頭の2令を採集し、
披露して貰った。





午後からは大きくポイントを変え、
二手に別れた。


その地にて私を含め三人で
斜面を降りながら探し歩くものの、
成果に繋がらず、






ノコヘッドの立ち枯れからは、





真夏の暴君が多数顔を出し、





ポピュラーな彼が
姿を現すだけであった。


車へと戻ろうとすると、
戦闘機が通過するかと思う程の
爆音が聞こえ始めると
次第に轟きを増していき、
風が暫く止まず、木々のざわめきが
いつまでも続く様子は
怖れを抱く程であった。


帽子のツバを押さえながら
停車位置まで戻り、
Rさんと少しの間語らった。


最後のポイントは
25年前の実績地となり、
三人で探し歩くものの
時間だけが刻々と過ぎて行った。


小雨が降り始め、
材を探し歩くものの
無念のタイムアップとなった。


採集を終えたメンバーで
ファミレスに集い、
今回の採集の成果を話しながら
早めの夕食を摂った。


お店を出ると、
再会の言葉を交わし
帰路へと着いた。


名を馳せる採集者のセンスを
目の当たりにした今回の経験は、
私にとってプラスとなった。


自らの実力を痛感し、
次なるステップの到達を目指す。


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採集武者修行

2016.3.5
AM 3:20


オオクワガタ採集で有名な
頭幅会のどんぐりさんと
MGMのお二方から採集のお誘いを頂き、
単独採集やvivids AMG採集以外で
初となる合同採集に対し、
自身の採集修行と位置付け、
遠征採集へ向けて車を走らせた。




AM 4:06


どんぐりさん宅に到着し
連絡を入れると、
数分後にマスク姿で現れ、
採集直前に罹ったインフルエンザの
影響から熱と咳が出るとあり、
採集を見合わせるとなった。


どんぐりさんに辞去し、
集合場所に向けて再び
車を走らせた。


AM 4:50


集合場所に到着し、
Hさんにご挨拶していると
MGMの方と岐阜にお住まいの
Rさんが現れた。


車に荷物を乗せ、
コンビニに停車していると、
どんぐりさんが現れ、
採集に参加される事となった。


車中では、どんぐりさんから
本命採集の極意を授かった。


何を基に本命採集に臨んでいるのか?


この問いに対し、
ただ漠然とした条件を述べる私に、
雰囲気だけを探し歩いているようでは
本命採集へ辿り着けず、
新産地での採集にも至らない。


オオクワガタの生息条件を
頭に入れる事が重要であると、
身に染みて感じた。


目的のインターで降り、
集合場所のコンビニに停車すると
採集参加者が集まり、
合計11名が二手に別れ、
第一ポイントへと車を走らせた。


車から降りてポイントを
歩き始めると、鼻がムズムズし出し、
くしゃみを連発させた。


また煩わしい季節到来と、
忌まわしい杉を睨みながら
台場ポイントを歩いた。





良さそうな材を見つけ、
ホリンボを降り下ろす。





この食痕は違うと思いつつも
追い掛けると





ポピュラーな彼が現れた。


斜面を下り、歩いていると
以前は川が流れていたと
思われる場所に降り立ち、





エノキの倒木が見えたので
近付いて材の状態を確認した。





この食痕の主まで
辿り着くと、





ポピュラーな3令幼虫が
現れた。


この材から本命が出る事はなく、





リュックを背負い、
また斜面を登った。


正午近くまで探索し、
皆の下へ戻ると
岐阜から参戦されたOさんが
本命採集に至ったとあり、
その成果を見せて頂いた。





台場クヌギの立ち枯れから、
成虫♀1頭と3令幼虫1頭のケースを覗き、
拳を握り締め、力を宿らせた。


探索しながら車に戻ろうとすると、
Rさんと出会い、2人で車を目指した。


私がマークした停車位置がズレて
いる事に気付き、2人で思案しながら
歩いていると、位置情報を頼りに
MGMの方が迎えに来て頂き、
2人安堵の吐息を吐いた。


車を走らせ、
第2ポイントへと向かった。


鼻水を流しながら歩いていると、
クヌギの立ち枯れがあり、
その中で一番美味しいと
思われる場所に、





頬を紅色に染める
真夏の暴君が現れた。


手で揺らすと倒れ、





栄養面が伺える幼虫が
多数現れた。


土と落ち葉を掛け、
歩みを進めた。


材はあるものの
乾燥しきっていたり、
本命が好む朽ち方をしていない為、
第二ポイントでの成果は
誰も上げる事がなく、
第3ポイントへと向けて車を走らせた。


PM4:20


この地が本日の最後となると考え、
本命を歩き探した。


道がカーブする場所まで歩き、
川を渡り斜面を登り下りを
繰り返し歩いた。





ニクウスバタケに支配された材は
まだ若く、クワガタは入っていなかった。


夕闇が次第に辺りを
包み始めようとする頃、
MGMのお店に通う元蝶屋で
最近オオクワガタ採集を始めた
医大生が声を上げた。


「オオクワガタ出ました」


皆で近寄るとその♀は
確かにブラックダイヤモンドであり、






その奥へと食痕の道が続き、
採集の仕方を見守ると、
潰しかねないとの判断から
MGMの方と代わり
取り出したのは、





オオクワガタ3令幼虫であった。


医大生は自己採集を喜び、
掌が震えていた。


祝辞を贈り、少し離れた材から
ハッとする後ろ姿が現れた。





慎重に取り出すと、





ポピュラーな彼だった。


車に戻り、成果を上げられなかった
悔しさを胸にホテルにて
急いでシャワー浴び、
夕食のお店に向かった。


愛知のHさんが2本当てた事を聞き、
明日は自分と強く念じながら
採集メンバー8名で乾杯を上げた。





お酒も入り、クロノグラフや
私への率直なご意見を頂き
大変嬉しく思った。


今回採集に誘って頂いた
どんぐりさんに御礼を述べ、
皆との会話を終始楽しんだ。


宴が終わり、
カップヌードルを購入し、
部屋のティファールで
お湯を沸かしたまま
意識を無くしてしまった。


To be continued.


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カプセルの代償

採集時の集中力を上げる為に
やむなく服用した鼻炎カプセルの
副作用が押し寄せ、帰りの車中は
屍と化していた。


詳細は後日綴る事とする。




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Expedition

オオクワガタ採集にて
名を馳せる方からお誘いを受け、
遠征採集に参戦した。


詳細は後日綴る事とする。





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再監視下ブラック

一度交尾を試みるものの、
5分というどん兵衛が出来上がる
時間で事を済ませた
ブラックハスタート。


これでは産卵を不安視する為、
再度監視下に於いて
ペアリングを実施する事にした。





毎度思うのが、
ペアリング開始から雌雄
微動だに動かない事。


部屋を暗くし、
隣の部屋で作業を行い戻ると、





交尾モードに入り、
♂が積極的に仕掛けていた。


そして数分後、





ガッチリと決まり、
どん兵衛2個分である
約10分の交尾を確認した。


ボーリンのように
明るくては交尾に
至らない事が解った。


同時進行で産卵セットを用意すべく、
マット底面を固め、柔らかい材を
中央に置いた。





その後マットで完全に埋め込んで、
マットのガス抜き期間後、
♀の産卵に備えた。





こんな事をしている場合ではないと
我に返り、新調した採集用のリュックに
道具を詰める事にした。





斧を収容出来る、
縦長のリュックを探し、
この日に合わせた。


オオクワガタ採集で名を馳せる方から
遠征採集を誘われ、数時間後に
合流する。





斧を研ぎ、





全てを仕舞い終えた。





達人の採集を目の当たりにする
遠征に参戦出来、心躍り、眠りに就けず。


このまま起きていようか、
いや1時間だけでも目を閉じようか。


自問自答は続く。


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最高峰の指針

久しぶりに相棒ことmasaさんと
顔を合わせる事となった。


プライベートにて色々とあり、
また、現在手掛けている内容にも
大変興味深く耳にした。


彼を見て感じる事と、
彼が見る私の事、
結論は無い物強請りなのだという事。


兎も角、近況を詰めながら





さらりと話し、
詰め終えると自身の
ヒペリオンと菌糸ブロックを携え、
固い握手を交わし、
闇にヘッドライトを浮かばせ、
閑散とした道に消えようとする
相棒に手を振った。


相棒の置き土産となる、





空きボトルを多数
譲り受けた。





本日、カワラタケを詰めながら、
共同飼育となるボーリンの指針を
決定させた。





先日、最期の♂が亡くなり、
残された3♀の存在から
♂の購入を視野に入れており、
本日成就した。


フタマタ最高峰、
第2ラウンドの鐘が鳴る。


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長歯個体へ向けて

アルキデスヒラタ
WD40mm♀による
産卵セットには加齢した
幼虫の姿が見えていた。





先日の遠征採集にて、
アルキデスヒラタにと用意していた
菌床ボトルを使用していた為、
追加到着を待っていた。


届けられた菌床を確認し、
持腹最後の個体を取り出すべく、
割り出しに掛かった。


ケースを天地逆転にし、
底面を叩くと、





幼虫が転がり出た。


中央に埋め込んでいた材からも、








幼虫の姿を確認し、
合計5頭を割り出した。


♂と判別した個体を
スケールに乗せ、体重を羅列する。





7.1g





4.1g





3.3g


測定しておきながら、
次回の体重が重要と
苦笑しつつ、長歯を目指す。


アルキデスヒラタは
飼育温度により短歯、長歯と
別れるようで、私は長歯を好む為
飼育温度18℃環境にて成長を
観察する事とする。


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美麗脱出

vivids ssp.で飼育作業をしていると、
成虫の活動する音が聞こえてくる。


それはメソトプスを中心とした
活動音や、幼虫がボトルを齧る音。


しかしそれらの音に
当て嵌らない音が聞こえ、
耳をそばだてる。


そのボトルを取り出し、
上蓋を開けると
アフリカの美麗種である
ミラビリスノコギリが
自力で蛹室を抜け出していた。





漸く活動を開始したと歓喜し、
早速スケール測定を行うと、





60.6mmと細身でありながら
何とか60mmを超えてくれた。


他の個体は未だ蛹室に
留まったままであり、
交配のスケジュールさえ見えないが
この美麗種を眺められるのは、
飼育テンションに大きく関わる。





次世代を摑む事が出来た暁には、
マット飼育ではなく、
菌床飼育で臨むつもりだ。


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