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誠意ある対応

本日の午前中にそれは届けられた。





相棒、masaさんの
ボーリンフタマタによる
採卵、孵化は現在5頭となり、
種親となる♂の状態からしても
今後の追加は非常に厳しく、
同時期孵化となるフタマタ最高峰を
落札していた。


上蓋を外すと、





丁寧に新聞紙で蓋をし、
その新聞紙を取り除くと、





丁寧に隙間を塞ぎ、





ザ・丁寧とはこの事と
中央に配置されたプリンカップを
取り出した。





ボーリンフタマタ
インド ダージリン産
CBF1 種親 71mm♂×42mm♀
3頭となる。


プリンカップを見回して
姿の見えないカップを確認すると、





元気な初令を確認出来た。


素晴らしい梱包と
迅速且つ丁寧な対応に
感無量となった。


また、相棒と共同購入した
3令6頭の援軍として、





もう一つの荷物が届いた。


傷だらけの発泡箱を開封すると、





HPを立ち上げた手紙の内容は、
レア種の数々が羅列され、
飼育上級者の匂いがした。





然しながら届けられた
3令ペアは、♀のマットが
800ボトルにて6割程とても柔らかく
入れられており、





全蛹寸前であった。


この事を受け、
出品者様に事実を通知したところ、
謝罪のメッセージと共に
後日♀の追加発送の提案を頂いた。


両者にて明暗を分ける
取引ではあったが、
素晴らしい梱包と
不備を穴埋めする
誠意ある対応を頂く事となった。


自身が出品者となる場面もあり、
見習うべき点を吸収して
落札者様に発送を心掛ける。


そう、肝に命じる。


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ギネスホルダーBの刻印

午前中に予定していた荷物以外に
一つ多く届けられた。


その荷物は
リンクさせて頂いている
ju_tsuさんの名が記載されており、





開封すると、外箱に記載されていた通りの
お菓子がギッシリと詰まっていた。





直ぐさま感謝のメールを送ると共に、
vivids AMGメンバーに報せた。


お心遣いを受け、メンバー一同にて
御礼申し上げる。


またお会い出来る日を
楽しみに鶴首して待つ。


そしてもう一つの荷物は
親分からとなり、





ボーリン用のFE菌糸となる。


此方は私の無理なお願いにも
関わらず、午前中着で届けられ、
親分には感謝の念が絶えない。


そしてダンボールにて
届けられた荷物は、





側面に無数の小さな穴が
開いており、開封すると、





発泡箱が現れた。


この梱包に安堵し、
発泡箱を取り出し開封すると、





現ギネスホルダーの方からの
落札個体が丁寧に並び、
二つの容器を取り出すと、





ゼリーに囲まれた中央に
同一の容器が置かれていた。


着目するはその底面であり、





加工されたダンボールに穴が開き、





カイロを浮かせるべく
木が二本置かれていた。


寒さに非常に弱い
メソトプスに対しての
素晴らしい梱包に、目を丸くした。


流石ギネスホルダー者と
呟きながら、送られた
個体を確認する。





水苔に包まれた個体を
起こすと、





左の触角の奇形と、
上翅のホールからB品となる
レギウスCBF1 85.5mm♂となり、
その個体の撮影に夢中でいると、





早速洗礼を受けた。


何とか難を逃れ、
次なる生存確認を行う。





こちらは上翅に問題が有り、
Bの刻印を持つ80.9mm♂





そして最後に同内容にて
Bの刻印を持つ79.8mm♂








ブリードには何ら影響は無いと
判断し、26年振りに原点相棒と
再会した夜に、アルコールの力も
加担し落札を畳み掛けた3個体が
丁寧に届けられた。


10月と11月羽化とあり、
活動の気配を感じる
ギネスホルダーBの刻印を持つ♂を
種親として、レギウスの大型化を目論む。


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私的ボーダーライン

遠征採集から1週間が経とうと
しているにも関わらず、
未だ下半身の筋肉痛が和らげず、
日頃からの運動不足は相当なものと
痛感する次第である。


vivids ssp.で飼育している
タランドゥスが、羽化から
活動を始める頃合の個体が
チラホラといる中、
最終体重24.5gを掘り出す事にした。


空気を送り込む為上蓋を外し、
クッキングペーパーで
簡易蓋としたボトルの
カワラタケは途轍もなく固くなっていた。


テント用のペグで必死になって
差し込み、円を描くように
石膏の如く固い表面を
取り除いた。





大きな蛹室から顔を
覗かせるは、中々のサイズの♂





歩き始めた♂は
威風堂々であり、





立派な姿を披露した。


早速スケール測定を行うと、





80.9mmを記録した。


自宅で飼育している頃は、
飼育温度の不安定と
安価な菌糸から80mm超えは
皆無であったが、
現在の飼育環境では
それは容易く私の
ボーダーラインを超えていく。


同時期のボトルである
最終体重25.5gは、





♂と思い込み1900ガラス瓶で
育てた甲斐があり、





53.3mmとなった。


緩やかな曲線を描きながら
次世代への大型化を目指していく。


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採集力微増

コンビニに到着し、
各々が昼食を買い込む。


私はゲン担ぎに当たる
カツ丼を食べ、次なるポイントの
イメージを浮かべる。


昼食を終え、ブラックコーヒーを嗜み、
車を選定したポイントへと
走らせる。


車を降り、本命が生息するであろう
雰囲気を求めて、遠目に並ぶ樹種を
眺め、林へと足を踏み入れる。


歩いて行くと空間が無く、
欝蒼とした地を離れ、
良さそうな材に斧を振り上げる。





現れた幼虫は本命とは異なり、
リュックを背負いまた歩いて行く。


斜面を登り、尾根伝いに探し
歩くが、広葉樹は点在するものの
枯木に巡り会えない。


先に進むべきか否か
躊躇していると、
皆から車に戻る連絡が入り、
引き返す事にした。


戻る連絡を入れてから
かなりの時間を掛けて歩いていると、
親分から電話を頂いた。


中々スムーズに戻れない道を
選んだようで、道を阻むように
蔦が足元に巻き付き、
ウェアには棘が刺さる。


漸く車に戻り、
車を走らせる。


走りながら良さそうな倒木が
目に入り、車を降りる。


その材はポピュラーな彼らの
マンションであった。





時計を覗くと
PM 2:30を過ぎており、
帰宅時間を考慮すると
次なるポイントが最後となる。


ひろさんと親分は東の山へ、
私は西が気になり藪を掻き分けて行く。


本命の生息を感じられず、
私も東の山へと足を向けて歩いていく。


良さそうな材が遠目から
見えると、ひろさんの姿が見えた。


ニクウスバタケが付いたクヌギでは
あったが、まだ早いようでクワガタは
現れなかった。


ひろさんと共に車へと歩き戻るが、
親分の姿が無く、一度座り込むものの
親分が戻るまでと再び山に入った。


太陽の日照から
良さそうな斜面を歩いて行くと、
クヌギの朽ちた切株が点在し、
その中でも良さそうな材から、





太い食痕が現れた。





カブトムシのそれとも
似ており、ホリンボで
食痕の先へ進めていくと、





根の方に伸びて行く。


然しながらカブトムシに
似ていると思いつつも、
この格闘が最後となると覚悟し、
慎重に掘り進めると、





この体色で主は本命では無く、
真夏の暴君と確定し、
山を降りた。


車にはひろさんと親分が乗車し、
採集ウェアを脱ぎ捨て、
家路へと急いだ。


途中のSAで早目の夕食を摂り、
ひろさんの運転から私へと代わり、
ひろさんと待ち合わせした場所で
別れを告げ、親分と固い握手を交わし、
手を振った。


家に戻り、洗濯を済ませ、
疲弊した身体を引き摺りながら
vivids ssp.へと向かい、
採集した初2令を菌糸へ投入し、
3令幼虫をスケールにて計測する。





採集時からかなり縮んでしまった
幼虫は、13.7gであった。


こちらは1400ボトルに投入し、
vivids ssp.の扉を閉じた。


家に戻り、寝静まる皆の顔を見つめ、
第3のビールを身体に注いだ。


各自が探し歩いた中で
本命に出会えた採集は、
我々にとってほんの少しの
成長を遂げたように感じる。


冬季採集も残り僅かとなる。


この経験を糧に
自己の腕を更に磨き、
本命を探し歩く。


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ニュータイプ愁眠

目を覚まし、時計を確認すると
AM 4:00を過ぎたところ。


アラームをセットしておらず、
慌てて集合時間前にセットする。


目を瞑るも眠りは浅く、
AM5:00に身体を起こし、
大浴場の温泉に浸かる事にした。


昨年は本命採集に至らず、
悔しさから眠れなかったが、
今回は本命採集の興奮から眠れず、
結局眠れないものと判り苦笑した。


浴室から音が聞こえ、
メンバーかと顔を覗かせると、
他人であった。


頭と身体を洗い、
温泉に浸かり、昨夜のアルコールを
吹き飛ばす。


身体を存分に温め、
フロント前のミネラル水を
ゴクゴクと飲み続けた。


AM 6:30


バイキング形式の朝食に
並ぶと、ひろさんが現れた。


朝食を並べて食べようとすると、
親分が現れ、三人並んで朝食を平らげた。


チェックアウトを済ませ、
快晴の空に気分は上々となる。


車を昨日定めたポイントへと
向けて走らせた。


第一ポイントは登山者に
遭遇する山であり、
材をチェックしていると
登山者に話し掛けられ、
親分は写真家の設定なのか、
立ち枯れの桜の写真を撮り始めた為、
私は笑いを堪えるので必死となった。


暫く歩くものの、本命生息の
可能性は低いと判断し、下山した。


第二ポイントは民家の側の
藪となり、三人が雰囲気を求めて
歩いていった。


クヌギの切株には
驚きを隠せない、





キイロスズメバチが
留まっていた。


そんな馬鹿なと呟きながら、
針葉樹と広葉樹の
混生した地へと足を向けて
歩いていくものの、
全く雰囲気は感じ取れず、
ぐるりと大回りをして
停車した地の方向を目指して行くと、
良さそうな立ち枯れ、倒木が見え、
其処には親分の姿があった。


親分は白枯れした部分から
食痕が現れ、興奮気味に声を出し、
私がよく確認すると、
その食痕は本命とは異なると感じた。


やがて食痕が平らとなり、
カミキリムシが現れ、落胆されていた。


私はその側の倒木に斧を振り、





思わずハッとする頭色に
目を凝らすものの、





本命と合致しなかった。


暫くすると、
そのすぐ側で格闘していた
ひろさんが野太い声を上げた。


よく耳を澄ますと、
オオクワガタがホニャララと
言っている為、斜面を下りて行くと、





ひろさんがコナラから
オオクワガタ♀を割り出していた。


二人声を上げ、
拳を突き合わせた。


ひろさんは採集プレッシャーから
解放された安堵の顔を浮かばせ、
私は親分の下へと戻った。


その後、私が見切りを付けた材から離れ、
大きくポイントを変えて材を探し歩いた。


大型のコクワガタは現れるものの、
中々本命に出会えない。





桜の倒木が見え、
その立ち枯れをよじ登り
叩くと、桜特有のカチカチ材であり、
樹上で溜息を吐いた。





良材は見つからず、
皆の下へと歩みを進めると、
親分からLINEが入り、
その潰れた身体の種は
オオクワガタであると判断し、
親分の下へと急いだ。


親分を見つけ、声を掛けると、
落胆した表情で自責の念に
駆られていた。


潰された個体を
持ち上げ、頭を確認すると、
間違いなく3令オオクワガタ♂であった。


その部分から採れた初令の顔も
オオクワガタに見えた為、
親分に激励を贈るものの、
自責の念から抜け出せないといった
表情で失意からか、口数が少なかった。


然しながら、私も落胆していた。
その3令が出た材は、
私が見切った材であった為である。


隠れて肩を落としながら
ニュータイプは愁眠したと、
下唇を噛んだ。


三人が車へと戻り、
次なるポイントへと向けて
車を走らせた。


降り立った地は、
夏場の樹液木の宝庫であった。





10本を超える有力材の地であれば、
あとは幼虫が生息する材を探せばいい。


斜面を登りつつ、
材を探すもののさっぱり見つからない。


昨日の冴え渡る感覚は、
眠りこけているようだ。


目にするは、
猪が筍を掘り出した痕や、





顔面暴力キラービー、





そして、
ポピュラーな彼だった。





ひろさんから車に戻る旨の
連絡を受け、私も戻りながら
新たな材を探し歩いた。


グラグラと揺れる立ち枯れの根から
太い食痕が現れ、





根喰いでない事を祈りつつ
格闘していると、
ひろさんと親分が現れた。


皆が見守る中、
その太い食痕の主は消え、
三人で下山する事にした。


正午のサイレンが鳴り響き、
昼食を摂る為、コンビニへと向けて
車を走らせた。


To be continued.


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ニュータイプの如く

三人共昼食をあっと言う間に平らげ、
次なるポイントを選定し、
車を走らせた。


雨は勢いを増し、
ワイパーはフル稼動する。


降り立った場所は
人の通りがあるであろう
道があり、雰囲気を感じながら
歩いていくと、新しい割り痕があり、
ひろさんが私の前を歩いていると
気付いた。


この場所は切株が多く点在し、
そこからはマッチョな
ポピュラーな彼が現れた。





PM 12:45


そのまま同じ道を
歩いていては成果は
上がらないと考え、
少し斜面を登る事にした。


その斜面を登りきると、
平らな地面に幾つも朽ちた切株があり、
その時の私はその切株に本命がいると
何故か確信した。


アムロがキラキラと
敵の攻撃が見える。


そんな感覚で近付き、
斧の頭を切株に当てて中の音を聞く。


音はドンドンと鈍く響き渡り、
期待は高まった。


ホリンボで材の中心目掛けて
振り下ろす。





固く詰まった食痕ではなく、
カブトムシの食痕にも似ている為、
訝しげながら慎重に掘り進める。


すると足音が聞こえ、
ひろさんが私の下にやってきた。


「調子は?」
と、聞かれたので
「今から出すところ」と返答し、





その食痕の主が現れた。


この色の背中からして、
本命確定し、雄叫びを上げた。





ひろさんも覗き、声を荒げ、
その主を取り出し、ひろさんの
掌に乗せた。





体重は推定15g程か、
再び空に向けて咆哮した。


信じられないが、
この材に本命が潜むのが
ニュータイプの如く重なった。


午前中の採集から始まり、
冴え渡る自身に畏怖すら感じる。


そんな感覚であった。


我に振り返り、
本日見てきた幼虫の映像が
全て吹き飛んでしまう大きさに、
ひろさんと拳を突き合わせ、
親分に届けと大声を三度張り上げた。


画像を撮る際に
雨が降っていて撮りにくいと
感じるまでは、
まるで気にならなかった雨が憎い。


その切株から追加を
目論むものの、





現れたのは
ポピュラーな彼であった。


ワンオーナーとなる
1本1頭のケースが私には多く、
複数頭当てるには、
歩かなければならないと
次なる場所へと足を向けた。


ここでのポイントを歩き終え、
車に戻ると既に二人が乗車していた。


親分に3令幼虫を披露すると、
祝辞を述べながらも
悔しさの顔を滲ませた親分を、
私は見逃さなかった。


次なるポイントへと車を走らせ、
大雨の中歩き続けていると、
寒さで身震いをし始めた。


風邪がまだ完治していないのか。


耳は冷たく、
拳を握り締めると
泥水が滴り落ちる。


林の中に入ると幾分
雨が降りかからずに済むと思い、
足を踏み入れると
倒木が目に付いた。


近付き、材チェックをしていると
小さな物音に気付いた。


その物音の方向に目を向けると、





猪が罠に掛かり、
ジタバタと手足を動かしていた。


近付いて親にでも
襲われたら堪らないと
背を向けると、ひろさんが現れ、
その猪を指してこの地を離れる
提案をした。


車に戻ろうと歩いて行くと、
突然大きな音が足元で鳴り響き、
ワイヤーが私の長靴に当たり
大きな声を上げた。


猪の罠に接触してしまい、
ワイヤーが背丈を超える高さまで
上がっていった。


車に戻りつつも、
少し気になる影が見えた為
歩いて行くと、素晴らしい材が
目の前に現れた。





ニクウスバタケに支配された
クヌギではあったが、菌が付いて若く、
叩いてはならない材であり
寝かす事にした。


この木を眺めていると、
ひろさんが現れ、
猪の罠とこのクヌギ材の話をした。


二人で本命を探すものの、
良さそうな材は見つからず、
車に戻る事にした。


停車した方向は分かるものの、
果たして辿り着けるのか?と、
勘繰る程二人して遠い道程を歩いて行く。


時計を覗くと、


PM 2:20


雨は止む気配を見せず、
寒さに二人震えており、
風邪を引いては明日の採集に
影響を及ぼすと、本日の採集を
打ち切る事にした。


泥の付いた服を脱ぎ捨て、
ホテルへと向かう途中、
ユニクロに寄って頂き
ウェアとタオルを購入した。


ホテルに到着し、
三人で大浴場で温まり、
風呂上がりに喉を潤す事にした。





明日の作戦を立て、
夕食まで各自の部屋で
身体を休めた。


PM 6:15


リンクさせて頂いている
ju_tsuさんから連絡が入り、
皆に知らせ、フロントに集まった。


親分と私は、
疲弊した身体に先程の
缶ビール1Lが効き、
赤らめた顔でju_tsuさんの待つ
お店へと向かった。


そのお店にてju_tsuさんと
一年振りに再会を果たし、
固い握手で挨拶を交わした。





鳥料理はどれも美味であり、
アルコールが体内に浸入すると
陽気な親分はju_tsuさんの
手を離さず、握手の連続の光景が続いた。


採集の事、
飼育の事を皆で語らい、
楽しい時間は過ぎていった。


お腹も膨れ、飲むペースも
落ちた所で、前回食べた支那そばが
忘れられず、四人で向かった。


シェフの帽子を外した
マスターに一年振りに話し掛け、
皆同じ注文をし、
皆同じく美味と語る。





スープを飲み干し、
明日の採集も控えている事から
このお店でju_tsuさんと再会を誓い、
固い握手を交わし、手を振った。


ホテルに戻り、
ベッドに倒れると、
いつの間にか瞳を閉じていた。


To be continued.


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初めての経験

2016/2/20
AM 1:00


親分が定刻通りに到着した。


挨拶をして車の荷室を開け、
荷物を乗せて、ひろさんの待つ
待ち合わせ場所に向かった。


ひろさんと挨拶をし、
三人が車に乗り込むと、
目的地へと向けて
アクセルを踏み込んだ。


道中は親分を中心とした
近況報告や採集・飼育の話で
盛り上がりながら
天気予報に裏切られたい
気持ちで向かった。


途中、SAで早めの朝食を済ませ、
ひろさんに運転を代わって貰い、
予定時間通りにICを降りた。


小雨が降り始めると、
本日の予報通りの荒天を覚悟し、
コンビニで夜明けを待った。


日の出時刻を過ぎても
明るくならない空を見上げ、
第一ポイントへと車を走らせた。


車から降りて、着替えを済ませ、
個々バラけて歩き、本命を探す。


雨は気にならない程度で
本命が生息する雰囲気を
求めて歩いて行く。


夏は樹液に甲虫が群がるであろう
クヌギを見つけると、
テンションは上がり、
幼虫が生息するであろう
材を探し歩く。





第一ポイントをぐるりと
回ると、川を挟んだ向かいに
ひろさんと親分が見え、
成果のないポーズで
第一ポイントに見切りを付けた。


車に乗り込み、
次なるポイントへと向けて
車を走らせた。


今朝、降り始めた雨が
徐々に雨脚を強めていく。


停車させ、車から降りて林の中に
足を踏み入れる。


ここでも三人が離れ、
そして行き着く所で
三人が集まり、車に戻りながら
ふと目に付いた倒木に足を止めた。


倒木の一箇所にキノコが生えており、
その場所に向かい、斧を一閃させた。





目を凝らして見ると、
本命に見えた為、
ひろさんも駆け寄り確認する。





オオクワガタと二人同定し、
拳を突き合わせた。





他の部位には全く入らず、
白色不朽したこの箇所から
次々と現れた。





この材からは5頭を採集し、
幸先の良いスタートに
雨も気にならなくなった。





車に乗り込み、
次なるポイントへと
車を走らせた。


その地は雰囲気こそ良いものの、
コクワガタが多く生息していた。





次なるポイントへと移動する。


その地は伐採にて木が
殆ど無くなっている小高い丘に
クヌギが残された場所と、
開けた道の先に林があり、
皆はその林の方に向かい、
私はその小高い丘を目指して歩いた。


その道中にある倒木に目を付け、
斧を一閃させると食痕が現れ、
追いかけると、その姿が現れた。





独り、その姿に拳を握り、
皆へ報告を入れた。


この日の為に
他の採集を見送っていた為、
成果が伴った事に嬉しく思い、
送り出してくれた妻に感謝した。


隣の材からは、





顎が反り上がった
チビ?マメ?クワガタが現れた。


後程観察しようと
2頭持ち帰る事にした。


丘の上のクヌギは、
素晴らしいクヌギであり、
樹液木としてこの地を記憶した。





その樹液木から少し離れた場所に、
立ち枯れがあり、薄く削ると
初令幼虫が現れた。





ここで一通り歩き、
車へと戻ると、
親分から嬉しい言葉を頂いた。


AM11:15


午前中で別ポイント2箇所にて
本命採集に至ったのは
初めての経験となり、
この日は採集眼力が開眼し始める。


そんな気がしていた。


少し早めの昼食を摂る事にし、
泥だらけの三人が店内に
異彩を放つ中、午後へ向けて
力を蓄えた。


To be continued.


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快晴のフィールド

土曜日に日本全国で
荒天となった翌日、
快晴のフィールドにて
野山を駆け回った。


帰路に着き、
お風呂で身体中の傷を確認する。


棘による擦り傷や
木や竹による打撲、
疲弊しきった為、
詳細は後日綴る事とする。





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大雨のフィールド

vivids AMG採集にて、
ひろさん、親分と私で大雨の中、
フィールドに立った。





詳細は後日綴る事とする。


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シカ羽化ラッシュ

予定通り、2本目で
蛹化から羽化へと
ステージを上げたタイワンシカ。





このまま上翅の色が
ツートンカラーかどうか
解らないが、無事羽化姿を披露した♂と、





1本返しの♀。


10g程でこの顎に
化けるとは思い及ばず。





羽化ズレを回避出来そうな
飼育から、次はサイズに
注力する事とする。


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追い掛けの成果

♂一頭となってしまった
ボーリンフタマタ、
その後追い掛けをした所
♀が齧り始めた。


管理している卵から
2頭孵化し、





現在6頭の孵化で
停滞している。


卵は追加するものの
腐り消滅するパターンが
殆どの為、予断は許さない。


♀が齧った痕を追うと、





材の切断面から





2卵





このように論外な卵も
見つかる。


以下全て親分御用達の
コナラ材を羅列する。
































追い掛けの結果、
産卵数は伸びるものの
卵の形、色艶から絶望的な
卵も有り、メンタル面に
ダメージを受ける種となる。


産卵パターンは読めてきている。


♀のコンディション作りに
加担し、♂にはタイトな交配
スケジュールをこなして貰う。


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5 minutes

すっかり紹介する事を
忘れていた、ブラックハスタートの
監視下ペアリング。


ゲルツルードノコギリの
マット交換と同時に
監視していたのだが、
10分経過しても
この状態であった。





部屋の明るさが気に入らないのか、
♂にその気がないのかと
勘繰るものの、ゲルツルードを
スケールに乗せて測定し、
交換を続けていると、
♂が畳み掛けるように行動に出た。





前回の♀とは違い、
嫌がる事も無く
じっと動かずにいると、





交尾に至った。


最近はボーリンフタマタで
2時間の営みを監視している事から、
長時間も覚悟すると
開始から僅か5分で♂は離れた。





どん兵衛ではあるまいと、
再び交尾体勢に入るのを
待ち望むものの、その後雌雄が
交わる事は無かった。


初飼育の為、右も左も解らないが、
時期を見て再び観察してみる事とする。





帰る間際、異変に気付く。





ミラビリスヒラタ♀が
脱走寸前であった。





貴重な♀の為、
寸前での捕獲に安堵する。


やはりこの手の容器は
成虫には向いていないと、
自身の判断に胸焼けを覚える。


寒波が及ぼした電気料金票に
目を丸くしながら、
早く春にならないものかと呟き、
vivids ssp.の扉を閉めた。


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Last life

ヘラクレスの♂の動きが
緩慢に磨きが掛かってきた。


よく確認すると
後脚の符節が無くなっており、
もはや交尾もままならない状態である。





産卵数を増やしたく思い、
産み落とされた卵を探す間、
監視下ペアリングをする事にした。


マットを掘り進めていくと、
楕円の卵に出会った。





この他に二つの卵を確認し、








今回の採卵を終えた。


ローペースな産卵ペースに
一抹の不安を覚える。


この間、符節が無く踏ん張れない事で
交尾に至る事は無かった。





両雌雄をケースに投入し、
その後に期待を込めて
飼育ケースを閉じた。


プリンカップにて
保管している卵を覗くと、





一頭が孵化しており、
たこ焼きの要領で
千枚通しを利用して
取り出した。





これで孵化数は4頭目となる。


保管している卵も
大きく膨らんできており、
この保管方法が正であると
改めて実感する。


♂の命の灯が残り一つとなった今、
産卵数増へと繋がるよう只々願う。


vivids ssp.
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原点相棒

私はFacebookをアメリカに住む
妹の生存確認の為の位置付けとして
利用している。


殆ど触れないこのSNSではあるが、
兼ねてから再会してみたいと
思っていた男性の名前を
検索してみると、その彼らしき
後姿、その彼らしき走る姿の
写真の掲載が現れ、同窓会を
誘うつもりで思いきって
リクエスト申請した所、
私の想う彼から承認を得て
26年振りに再会した。


その彼とは、
カテゴリーのRooootsに出てくる、
小学生の頃、終電までクワガタ採集を
していた原点相棒である友人K氏。


くわがたるーむのyouさんとも
食事をした名古屋の洒落たお店で
19:30に待ち合わせた。


地下鉄を降りてお店まで向かう間、
話す事がありすぎて何から話そうかと
考えながら歩いていくと、
お店に近づくにつれ、初恋の女の子に
再会する気分にも似て、胸が熱くなった。


お店に到着する寸前に、
彼から店の中で待つと
メッセージが届いた。


お店の扉を開けて
店内を覗くと、
私の原点相棒の後姿が見えた。


席に近づき声を掛けると、
26年振りに親友K氏と
固い握手を交わした。


私はビールを注文し、
彼はごにょごにょ発したお酒を手にし、
乾杯した。


それは涙が溢れる程
嬉しい出来事であり、
その姿はやはりK氏だなぁと
当たり前でありながら
同じ空間にいる事に
不思議な感覚を覚えた。





話は互いに親の事、
自分の事、
そして小学生の頃の採集の話、
尽きなかった。


彼は現在トレイルランニングに
夢中であり、Facebookの写真は
アリゾナでのランニング姿であった。


私がクロノグラフを続けている
理由の一つである、
小学生の頃に採集した時の
青年に会う事、そしてその小学生の
原点相棒に会う事であった為、
一つ願いが叶った。


彼は今では信じられないが、
クワガタ採集に一切興味を持たず、
触れられないかもしれない発言に驚いた。


然し乍ら、私の原点相棒に
声を掛けた。


採集に行かないか?と。


彼は初め断りながらも、
4月に東京に仕事で移り住んで
しまう事を口にしながら、
一度だけ共にオオクワガタを
探しに行く事を約束してくれた。


同窓会をキッカケに
Facebookで友達申請し、
小学生の頃の相棒と繋がる。


このSNSに感謝しつつ、
彼とのフィールドで会う事を
楽しみに再会を誓って別れた。


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有効500ボトル

黒い傘のレシピで
詰めたボトルが10日経ち、
直線顎の主である
ゲルツルードノコギリの
ボトル交換を行う事にした。


無作為に取り出したボトルから
転がり出るは♂、





正直、もう少し小さい体躯での
対面と思っていた為、
大きく映った。


スケールに乗せた所、





5.4gを表示し、
やはり小さかったと苦笑した。


ここで時間を有効活用しようと、
ブラックハスタートを監視する事にした。





11頭いるので、
♂を羅列する。





6.3g





6.8g





今回最大値となる7.1g


♀の最大は、





4.7gとなり、
一頭消滅で♂5♀5となりそうだ。


途中、ブラックハスタートに
動きがあり、そちらに目を奪われながらの
作業となってしまった。


ブラックハスタートについては
後日綴る事とする。


今回は2015.12.16に
500ボトルへ投入からの
交換であった。


私は今まで500ボトルを
然程活用した事が無かったが、
小型から中型の種には
とても有効と考え、
以後積極的に活用する。


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R77プロジェクト前進

建国記念日は快方に向かった為、
受診を見送った。


今朝起きると、
途轍もない倦怠感に襲われながら
熱を測ると39°Cを表示した。


咳も出始めた為、
自然治癒力を信じた己に
見切りを付けて、
最寄りの内科に罹った。


70近いお医者様に
症状を伝えると
インフルエンザの7文字を
引き合いに出される。


インフルエンザ検査を
お願いするものの、
ティッシュの紙縒りを
両鼻に押し込みねたくる技法は
如何なものかと睨み付けてしまう。


結果は陰性。


何故かお医者様は肩を
落としたように見えたのは
私の考え過ぎか。


処方箋を頂き、
ベッドへと寝転がるものの、
寝過ぎで身体中に痛みが走る。



子供達が寝静まった後、
届けられた荷物を抱え
vivids ssp.へと向かった。


届けられたものは
800ボトル20本となり、





取り出してみると、
菌の回り方に些か不安を覚える。





明日にでも販売元に問い合わせを
してみる事とする。


先日、メガカワラ材から1頭
採り出したローゼンベルグオウゴンオニ、
続けとばかりに材に手を掛けると、





採集者には堪らない食痕が
縦に走り、力を込めて割ると、





3頭現れた。


続け様に、








2頭確保し、
合計5頭と先の1頭を足すと、
ゾロ目の系譜は6頭となった。





第二セットとして
グリード産卵ボトルに
穿孔している分は如何程となるか。


不発だったとしても
6頭いれば累代は充分である。


ゾロ目プロジェクトと称した
種親である♂77mm、♀55mmを
超えられるよう、温度帯にも着目する。


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黒の成長

所謂黒ドンキなる
ドンキエルハンプイの交換に
踏み切った。





この画像を見て
カワラタケの銘柄を当てられる方、
多分お見えになると思うが、
この銘柄の特徴は食痕が
黒っぽいという事と、
幼虫がそのお陰でマットを食したような
体色となる事。


実績のある銘柄の為、
不安は微塵もない。


ミャンマー チンヒル産
F4 種親:68×40mmとなり、
実はギネス血統となる。





私の腕では12.0gと、





12.4gと微妙な体重か。


1900瓶のユダイクスのように
丸々と太りきって欲しいものである。





棚の奥にあったタランドゥス♀が
羽化していた事に気付いた。





蛹化から換算すると
羽化日は11月から12月頃か。


とある方から調達依頼されている為、
明日にでも私信メールを
送る事とする。


赤と黒共に順調なドンキエル、
羽化が非常に楽しみである。


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スーパー大歯プロジェクトを噤む

寝過ぎで身体中が痛む。


こんな時間の過ごし方を
忌み嫌う。


色々やる事があるのに
伴わない、勿体無く感じてしまうから。


子供達が寝静まってから、
発熱が無い事を理由に
vivids ssp.に向かう。


本日の議題は、
成長具合の見えない
アラガールホソアカとなる。





9月にカワラタケに投入した
アラガールであったが、
まるで食痕が見えない為、
放置していた。


別銘柄ではあるが、
カワラタケボトルもある事から
交換する事にした。


蛹室作製後の前蛹に始まり、





小さな蛹、





小さな蛹、





羽化出来ず亡くなる。





こうした惨敗が続き、
スーパー大歯を掲げたプロジェクトは
ヘリウムが抜けた風船の如く、
見る見る萎んでいった。


マット飼育個体もいた為
確認すると、





漸く3令個体と出会えた。


転がり出る幼虫は、
小さな蛹等を見た麻痺から
大型個体に映った。





体重は、





6.8g


特筆すべき点が見つからず
口を噤む。


カワラタケで羽化した
ミニアラガール♂を横目に、





失策となったカワラタケを
記憶する。


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不調と英断

昨日は3分の遅刻と
10分早く早退する始末であった。


不調の中懇親会に参加し、
風邪薬を服用しながら
アルコールを摂取した結果、





悪寒もそれ程感じず、
節々の関節痛もそれ程感じず、
インフルエンザなのか?と
勘繰る状態の中、昨日は仕事を
出来るだけこなし、帰宅後寝まくった。


AM 8:00


目が覚め、体温計で測ると
36.6℃を表示、立ち上がると
頭が少々痛むのみであった為、
vivids ssp.に向かった。


気になるは加湿とボーリン♂、
25℃の部屋は28%まで湿度が
下がっていた。


加湿タンクに補充し、
ボーリン♂を覗くと、





健在であり、安堵した。


体温の調節が上手くいかないのか、
20℃の部屋では汗が吹き出し、
先に届いていたカワラボトルを
取り出し、





半袖でドンキエル原名亜種の
交換を行った。





スケール測定の表示は、





14.9gとなり、
この銘柄を継続したのは
英断となりそうだ。


帰り間際にヘラクレスの
卵を確認すると、





1頭孵化していた。


家に戻り、体温計は35.7℃を表示し、
受診するか否かを考える。


採集が控えている事もあり、
体調を整えなければならないのではあるが。


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ゾロ目の系譜

先に亡くなってしまった
ローゼンベルグオウゴンオニ
77mm♂と55mm♀による
マットに産み落とされた卵が
赤く変色していた。





この事により、
メガカワラ材をセットした
ゾロ目の系譜は途絶えたと思い、
材を取り上げてみた。





底面に向けた材に
穿孔した形跡が見られ、
材を触ると柔らかな場所が
確認出来、一気にテンションが上がる。





♀が潜り始めてから
1週間も経たずに地表を
彷徨いていた為、
産卵には至っていないと
決め付けていたが、





ゾロ目の系譜を受け継いだ者が
現れた。


リンクさせて頂いている
ちょくさんから教えて頂いた
菌糸を使用したく、
この個体のみの割り出しとして
カワラ材を再び埋め込んだ。


種親77mm♂と43mm♀の
産卵も百発百中セットで確認出来た。





果たして何頭産み落とされたのか、
楽しみがまた一つ増えた。


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停滞脱却

初飼育となるボーリンフタマタ、
産卵へのコツを摑みつつ
あれこれと思案しながら
覗いたプリンカップ内で、
新たな誕生を確認した。





先日、
停滞してしまった♀の動きから
親分から仕入れたコナラ材を
使用してみる事にすると、





産み落としていた。





停滞した産卵不振から
脱却した印象を受け、
追い掛けのスパンも把握した。





産卵中の♀の邪魔を
してしまった。





100卵材にも産み落とされ、





採卵は増えるものの
依然孵化率は上がる事がない為、
採卵と卵管理の徹底は継続となる。


♂の命がある内に、
複数回の交配が出来るよう
引き続きタイトなスケジュールを
こなして貰う。


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監視下ブラック

体調が絶不調であり、
PLを摂取しなければ
身体が重く、何もやる気が起こらない。


また、PLは恐ろしく眠気に
襲われる為、倦怠感は計り知れない。


然し乍ら、
1月15日に到着している
菌床詰めを行わなければならないと、
半ば使命感にて自らを奮い立たせ、
先ずは1400ボトル分である
4ブロックに着手した。





カワラタケのブロック崩しは
難儀だが、それ以外のブロックは
安易に崩せる。





空気を取り込むように
撹拌するよう意識し、
この詰めの時間に後食を
開始したブラックハスタートの
成熟ぶりを伺う事にした。





♀のお尻に当たる♂の触覚、
この位置でボーリンフタマタは
すんなりと交尾に至る。


監視しながら
私の4ブロックを詰め終え、
相棒に依頼された
スマトラ用のブロックを詰め始めた。





ワイド2300なるボトルの
詰め難さは半端無かった。


自身が購入しようとも
思わないボトルへ詰め終え、
何とか5ブロックを消化した。





ふとブラックハスタートを
覗くと、





♂が♀を追い掛け回していた。


どうやら♀にその気が無く、
苛立ちから♂が攻撃し始めた為、





監視下ペアリングを終了させた。


♀の成熟を待つまでに
この♂の命を途絶えさせぬ
管理に目を光らせる。





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適合に気付く

マット組の♀は蛹室を作製し、
羽化目前の個体もいる中、





劣化したヒラタケ菌床に
投入していたコンフキウスノコギリが
半透明なボトル越しに成長が
垣間見えた為、交換に踏み切った。





この状態が功を奏したのか、
ヒラタケ菌床が合っていたのか、
大きく育った体躯に思案する。





24.2g♂


そして♀も順調に育ち、





13.1g


コンフキウスはこの菌床が
適しているように感じた。





用意していたボトルは
別銘柄となり、後悔の念に駆られる。





適した菌床を用意すべく、
在庫状況に目を配る。


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黒い傘のレシピ

12月に500ボトルへ
投入したゲルツルードノコギリが
予想に反し、大きく成長していた。





それではと、800ボトルへ
入れ替えるべく、
マット作製に勤しむ事にした。





レシピは同じにし、
廃菌床に小麦粉、フスマを混ぜ
生ゴミ処理機で撹拌させた後、
篩に掛けて冷凍させたものに
市販のビートルマットを混ぜ、





それにクワガタマットを
混ぜ合わせたものとなる。





このレシピであれば
黒い傘が生えるに違いないが、
大きく育っている為、致し方無い。


気分は害されるが、
目を瞑る事とする。


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材と容器と楕円

朝一の仕事で武豊町に向かう事となり、
二件目までの時間を考慮し
親分に連絡を入れると、
二つ返事でお会いする方向となった。


待ち合わせのコンビニに到着し、
親分を待つ事数分で現れ、
二人で味噌ラーメンを嗜んだ。





近況を聞きながら
次回採集の話や飼育の話を
語らった。


親分が駆け付けてくれた
大きな理由は、とある材販売をされている
方から購入する為であった。


その方にお会いする為、
時間調整を行う中、
親分御用達のプリンカップを
販売するお店に連れて行って貰った。


私が好む形状のプリンカップを
格安で販売されていた事から
60、90、200サイズを大人買いした。





購入後、材販売のお店に伺い、
親分のご紹介の下、
お友達価格で格安で購入した。





材の話を聞き、
御礼を述べ、
親分と固い握手を交わし、
仕事の2件目と向かった。


素晴らしい材とプリンカップを
入手出来た喜びは計り知れない。


親分に感謝し、
材はボーリンフタマタに備える。


そして今夜は
ボーリンフタマタより
産卵ペースが劣る
ヘラクレスを暴いた。


マットを変えた事で
♀は産む気になったのか。


期待もせずに
掘り進めていくと、
底面15センチを堅詰めした
マットから楕円の卵が二つ並ぶのを
確認した。





期待を膨らませながら
更に掘り進めていく。











楕円が続き、
本日は六卵の採卵となった。





12頭の孵化待ちとなり、
漸く二桁台となった。


バナナを与える際に、
♂の右前脚の付節が
取れているのに気付いた。





時間の猶予は無くなってきた。


産み落とされた卵の保護に努め、
孵化数を伸ばしていく。


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劇的な変化を

仕事を早々に切り上げ、
vivids ssp.へと向かう。


21:00に到着し、
何時ものように加湿器の
タンクを補充し、
ボーリンフタマタを覗く。


プリンカップにて保管している
卵の中で、孵化しているのを目撃した。





2頭目の孵化となり、
このプリンカップに収めている
43.1mm♀の卵が好調な為、
追い掛けをすることにした。





雌雄の動きを見ていると、
♀が積極的に♂の懐に潜ろうと
見受けられた。





この行為に安堵し、
彼らの営みは2時間と長い為、
採卵を行った。





本日はこのVN材からの
1頭の採取で終えた。


いつも後回しにしてしまう
ボトル洗浄を行い、部屋の掃除機を掛け、
成虫の餌遣りを実施した。


再びペアリング場へと戻ると、





しっかりと繋がっていた。


彼らの営みは長い。


産卵ペースが落ちてきている事から、
劇的な変化を与えようと
親分が仕入れたコナラ材で
産卵セットを組む事にした。





加水しながら御呪いと称し、
グルタミン酸を塗布した。


ある程度の加水を終え、
樹皮を剥がし、♀に産卵材を
与えた。








最後の♂が力尽きる前に
残り3頭と交配出来るよう、
タイトなスケジュールを予定する。


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カワラタケ vs ウスヒラタケ

相棒であるmasaさんからの
依頼を受け、vivids ssp.で
飼育中のヒペリオンssp.羽化個体を
確認するものの、活動している
個体は皆無となり、餌遣りは延期とした。


そして今夜は
インド アルナーチャル産
アンタエウスの交換を行う事にした。





食痕は見えるものの
幼虫の姿が全く見えない個体の
ボトルを掘り進めていくと、
気付けない自分に腹立たしさを覚えた。





♀が底部で蛹室を作製していた。


身体には皺も入り、
前蛹手前での蛹室破壊となった。


崩れた食痕を綺麗に除去し、
元通りを心掛けた。


次なる個体は姿が見えている為、
安心して掘り出せる。





驚きもなくスケールに乗せる。





24.5g


次なる個体も先程と
然程変わり映えしない。





22.5g


やはりカワラタケで育てた
38.8g個体に勝る者はいない。


そう思いながら
掘り進めた個体に目を細める。





先程までの20g台とは
一線を画す体躯に見えた。


慎重に取り出し、
スケールに乗せると





36.0gを記録した。


クヌギベースのウスヒラタケでも
カワラタケ個体に迫る体重を叩き出した。


しかし、ウスヒラタケ菌床は
18℃帯にてキノコの発生が
半端なく、蛹室内でのトラブルも
目に見えている為、今後の我が家の
アンタエウス飼育は、カワラタケを
採択する事とする。


カワラタケ38.8g、
ウスヒラタケ36.0gでの
羽化比較を楽しみに、
眠りこける。


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最適化を待つ

購入した菌糸を20°Cの部屋で
一カ月寝かせ、アフィニスに
使用する事にした。





カワラタケを与える種と
ヒラタ系には特に菌糸の状態を
最適化する事に注力しており、
この時までと、
菌糸プリンカップで 時を稼いだ。





7頭全ての生存を確認しつつ、
取り出し、入れ替えた。





画像を羅列する。














2015.12.26


同日に割り出した個体群の中で、
突出して成長した個体が紛れていた。





企んだ菌糸の功績を見て、
間違っていないと自負する。


温度帯は25°C帯へと移し、
継続して成長を綴る。


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野外飼育品の差

今日は何の日とか
よく耳にする。


語呂合わせが殆どであろうが、
その仕組みが出来たり、
初めて販売された日などは
納得出来る。


TVの購入を控え、
家電屋の帰りに花屋が
何やら謳っていた。


1/31は愛妻の日だと。


語呂合わせではあるがそれではと、
一本で包装された薔薇を
購入し、妻に手渡すと
涙を流して喜んでくれた。





薔薇を花瓶に移し、
見惚れるように眺め、
子供達と共に寝静まった。


車の鍵を握り締め、
vivids ssp.へと向かった。


何時もの作業を行い、
本日の課題を決定する。


ローゼンベルグオウゴンオニ
種親67.5mm♂×47.5mm♀
F1のボトル交換を行う事にした。





野外飼育品のサイズに
迫る事すらままならない
本種に、疑問ばかりが浮かぶ。





16.5g♂


以下羅列する。





12.0g♀





10.9g♀





13.0g♀





小さな♀ばかり見ていると、
このようなサイズでも
思わず声を漏らす。





17.7g♂


同じ菌床を食べさせたのなら、
ババオウゴンオニは如何程に
成長するのか。


そんな疑問も浮かび、
比較検証の野心が燃える。


機会があれば
ババオウゴンオニを入手する事にする。


帰路へと着く前に
人口蛹室のタランドゥスを
確認する。





もはやボーリンフタマタの産卵並みに
日課となりつつある。


未だ上翅に収まらない
お尻を眺めながら、
無事羽化した事を喜んだ。


そして連日の寒さから
解放された本日、
ヘラクレスが2頭孵化していた。





昇温と25°C保温で
孵化に至ったのであろう。


ヘラクレスの卵保管方法は
Asukuarteさんから学んだ
方法を正とし、保管温度は
25°Cと知った。


知識の無い私に
手を差し伸べてくれる皆に
感謝しながら瞳を閉じる。


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