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Allotopus rosenbergi

帰宅すると、待望の
注文物が届けられていた。



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はやる気持ちを抑えながら
開梱すると、丁寧な梱包で
安堵感が身体を包み始めた。



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緩衝材の中には大型な
プリンカップが2個と
小ぶりなプリンカップが2個
入っていた。



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西ジャワ・ハリムン産
ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ



なんて響きの良い名前なのか。



♂76mm×♀52mm
♂64mm×♀47mmの2ペアが
無事届けられた。




早速プリンカップから
取り出してみた。



IMG_82014.jpg



♂76mm



顎は独特で特殊工具のようだ。


体色は乾燥していると
更に黄金色に変色し、
湿度が高いと黒付くようで、
ヘラクレスと同じようだ。



本日は一日中雨の為、
全体的に黒っぽく感じた。



IMG_98626.jpg



♂64mm



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♀52mm



こちらは上翅に傷があるが、
累代には影響が無いと思っている。




♀47mm



IMG_31798.jpg



私はこちらの♀の方が
小さいが好みだ。



詳細情報としては
現地飼育品であり、
累代表記が解らなく
羽化後約1ヶ月とあり、
暫くは単独での時間を過ごして貰う。



これでレギウス・タランドゥスを含め
カワラ3本柱が確立された。



先輩飼育者に尋ねながら、
気品溢れる種を絶やさぬよう
飼育に没頭する。



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仲睦まじく

親しくさせて頂いている方から
譲り受けたタランドゥス

♂78mm×♀51mmを同居させているが
とても仲睦まじく、常に♂は♀の傍にいる。



IMG_65761.jpg



よく見ると♂の生殖器は
ほぼ出たままとなっている。



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私自身が焦らず、
次世代に繋げていく。



そして本日は楽しみが
待っている。



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水彩画の模様

いつものようにゼリー交換を
行っていると、グッタリして
動じないヒメオオクワガタを
目にした。



ケースに指を入れて確認すると、
永遠の眠りに就いていた。



IMG_441211.jpg2013/9/9
25年振りの再訪地にて
採集に至った
感慨深い個体。



採集時から生命力を
感じなかったが、
ひと月経つと生命力が蘇えり
その後産地が異なる♀と同居していた。



ヒメオオクワガタ



言葉にして霞み出す程の記憶



そして、
子供の頃の記憶を水彩画のように
淡く乱雑なタッチで取り戻す。



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終令の潜在性

2014/1/5
遠征初日採集個体

瓶交換を行った。



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3令採集で帰宅後の計測は
16.8gと大型での採集で
あった為、その後の伸びは
さほど期待出来るものでは
無かった。



慎重に、慎重に掘り進めて行き、
スプーンが身体に接触しないよう
気を付けながら居座る場所を目指した。



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逞しい背中を見ると
自ずと期待が膨らみ始めた。



顎で身体を噛まないように
持ち方に気を付け、スケールに乗せた。



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22.4g



48日間で驚きの5.6g増を
記録し、目標としていた
WD採集個体20g超えを果たした。



水分過多のクヌギ倒木から
新鮮な栄養ある菌床を得た為とは言え、
3令からのこの伸びは、私が今現在
飼育する他の産地での採集個体と
比較にならない。




この地の個体は、大型化となる
潜在性が高いのかもしれない。



また一つ楽しみが増え、
羽化を鶴首して待つ。



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stinger

先日届けられた
マンディブラリス♂

計測したところ84.6mmとあった。



計測時の暴れが酷く、
画像を添付出来ないのが
非常に残念で仕方ない。



その♂のゼリーの食べ具合を
見ていると、もう少しペアリングを
控えた方が良いかもしれないと
考えたが、残りの菌床を詰めながら
♀と同じ空間に置き、
行動を観察する事にしてみた。



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昨日作製した足場材に
投入した♀は、親しくさせて
頂いている方から譲り受けた
ベンクール産の♀となる。



こちらを選択した理由は、
身体を持ち上げた際に
他の個体よりも軽く感じた為、
生命の灯が消える前に子孫を
残せればと考えたからである。



♂は暫く辺りを警戒しながら
徐々に♀に忍び寄って行った。



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♀が下手な動きを見せるのなら
いつでも叩き斬れると、
大顎の寸止めを幾度も行い、
♀に覆い被さっていった。



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これぐらいレギウスも
スムーズに事が運べば
苦労しないのだが。



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程なくして交尾が始まり、
その行為は投入から30分程で
終わると、♂は知らん顔で
♀から離れて行った。



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この淡白な行為には
横で菌床を詰めながら
笑ってしまった。



♂はその後、グルグルと
飼育ケースを歩き続け、
先程交尾した♀と接触しても
徹底しているのか、知らん顔で
透明なケースに脚を
バタつかせていた。



この淡白な♂には、
累代への希望をより大きな
ものへと変化させてくれた。



控えている♀にも
忍び寄るスティンガーの
活躍を期待している。



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充実した傾倒日

以前、殺戮の丘で入手した
伐採木を使い、ペアリング用
足場を作製する事にした。



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鋸で適当に輪切りにする。



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寒空の下、汗を流しながら
鋸を引く姿はご近所様から見れば
異様な光景に違いない。



我が道を進み、
一先ず5枚の足場を作製した。



夜には注文し届けられた
菌床を、鮮度が決め手と呟きながら
6ブロックを詰める事にした。



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約2時間掛け、800×5本
950×2本、1400×12本を詰め終え、
合計19本をこれまた汗を流し、終えた。



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詰め終えた爽快感から
本日2本目となる第三のビールを
喉に流し込み、先日ホームセンターで
購入した厳選クヌギマットを
飼育ケースに敷き、マットプレスを
行った。



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購入前の思惑通り、
マットはロードローラーに
プレスされたかの如く
敷き詰められた。



その飼育ケースに
本日作製した足場材を
投入し、レギウスWWを
ペアで投入した。



IMG_52576.jpg




本日程充実した、飼育に傾倒した
日は今まで無かったかもしれない。



達成感に包まれながら、
採集に出掛けたい気持ちが
溢れ、喉から出た手が斧を
掴もうとしている程だ。



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水面下の代物

先ず初めに、昨日の記事
掲載した遠征採集個体の成長に
ついて、喰いではなく暴れでは
ないかとのご指摘を下さった皆様、
有難う御座います。



私も掲載しながら、暴れの含みを
入れなかった点についてお詫び致します。



そして、ご教示頂いた方には
深く御礼申し上げます。



さて、本日帰宅すると、
水面下で動いていた
代物が届けられていた。



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送り主は優良品を取り揃える
京都ブレッセ。



私が飼育している
マンディブラリスフタマタの
♂が先立ち、♀が4頭いる事から
オークションも含め♂単品での
物色をしていたところ、
九州のショップでペアでの
販売に辿り着いた。



購入ボタンに人差し指が
乗りかけたその時、
私が飼育している
マンディブラリス♀は、
親しくさせて頂いている方から
譲り受けたベンクール産×1と
パダン産×3頭となり、
このパダン産はブレッセでの
幼虫購入個体という事を思い出した。



ダメ元でリンクさせて頂いている
カーケーさんに、ブレッセに♂が
存在するかをお聞きしたところ、
ブリード物なら発送可能と
ご返信頂き、やり取りの仲介を
最後まで行って頂いた。



はやる気持ちを抑えつつ、
開封を行うと、同時注文していた
レイシ材×2と巨大な顎が目に入った。



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プリンカップに手を掛け、
掌に乗せた。



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♂は威勢良く顎を振り上げ、
威嚇を行ってきた。



早速明日にでも
同居を試みる事にする。



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※カーケーさん、この度はお忙しい中、仲介を最後まで行って頂き、誠に有難うございました。
 お陰様で素晴らしい個体を手に入れる事が出来ました。

※ブレッセ様、私の望みを叶えて下さり、誠に有難うございました。訪問させて頂いた暁には、
 第二回大人買いを実行させて頂きます。今回のご対応、誠に有難うございました。



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45日間の成長

2014/1/5
新年遠征採集個体

驚きの喰いっぷりの為、
交換する事にした。




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45日間で950瓶をほぼ
完食した事になる。



上部にいた為、掘出しは
非常に楽だった。




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早速体重測定に移った。



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16.2g



採集して測定した前回は
14.2gであり、2gの増量となった。




遠征初日採集個体も直に
喰い上がってくる為、
交換が間近であり、両頭共
巨体での採集もあって、
羽化をとても楽しみにしている。



1400に移し、しばしの
別れを告げた。



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GERWALK MODE

親しくさせて頂いている方から
蛹で譲り受けたタランドゥス♂が
羽化していたが、ギラファで懸念
されたGERWALK MODEで停止していた。



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慌てて瓶から取り出し、
そっと手に乗せた。



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頭部に貼り付いた蛹の
殻を見ると、ツイストクワガタ
彷彿し、不安に駆られた。



顎ズレは免れないと
思われるが、頭部が
正常な位置で固まって
くれるのを祈る他ない。



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追記



AM 7:00



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なんとか無事に経過していくと
思われる。



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ESCALADE

ギラファノコギリで
熱くシャッターボタンを
押しているその隣で、
いつの間にか悠然と羽化を
果たしたスマトラオオヒラタが
その存在感を露わにした。



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最終体重40.1gが
どのサイズで固まるのか、
とても興味深い。



蛹室の先端から覗くと、
それはガレージに潜む
CADILLAC ESCALADEの如く、
圧倒的な威圧感まで感じてしまう。



IMG_28162.jpg



蛹の状態では
腕組みをしていると
錯覚してしまう程、
これまで私が見たクワガタとは
異なり、強烈無比なるフォルム。



帰宅後確認すると、
身体の色も褐色へと
移ろいでいた。



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計測が待ち遠しい種となる。



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蛹室の設計精度

AM 6:00



目覚ましが鳴ると共に
急いで羽化間近の
ギラファノコギリの下へと
駆け寄る。



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AM 2:30に眠りに就いた為、
重い瞼を擦りながら目を
見開くと、既に羽化が始まっていた。



観察していると、
右肩上がりの蛹室を
緩やかに少しづつ歩いていた。



IMG_85192.jpg



後翅も畳みながら
歩いて行く。


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やがて登り切ると
後脚で体重を支えながら
顎を振り抜こうとしていた。



IMG_12314.jpg



AM 7:10



ここで泣く泣く
会社に向かった。



PM 11:30



会社から帰宅すると、
私の手も借りず
自ら顎を伸ばし切っていた。



IMG_08435.jpg



仮説になるが、
蛹室の傾斜を利用し、
後脚で踏ん張りながら
頭を上げ顎を伸ばしたと
思われる。


顎を伸ばす瞬間が
観たいものだ。



この個体の蛹室の設計は
見事な物であり、1900瓶での
無事羽化が確認出来た。



IMG_06286.jpg



疲弊した身体に蓄積された
ものは即座に吹き飛び、
独り祝いの麦酒を流しこんだ。



今回の蛹は無事羽化完遂したが、
飼育中の個体には蛹室の
設計に首を傾げるものもあり、
必ずしもこのサイズの瓶で
羽化が成功するとは限らないと
感じている。



以後の羽化報告も
随時行っていく。



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果てぬ構想

ギラファノコギリクワガタが
間も無く羽化を迎えようと
しており、覗く度に深呼吸を
するかのように身体を動かしている。



もう少し早ければ
羽化記事を掲載する所だが、
こればかりは仕方がない。



本記事は、本日ホームセンターと
100均で購入したアイテムを
ご紹介させて頂く。



IMG_69501.jpg



左は100均のマドラースプーン。
このスプーンが安く、私にとって
一番使い易く2本購入した。



右は産卵時のマットとして
ホームセンターで購入。



いつもは10Lのマットを
購入している為、11L表記は
得した気持ちが芽生える。



この昔ながらの粉砕マットが、
そしてこのマットの色が好きで
手を伸ばしてしまった。



そして同じホームセンターで
何気なしに発見したのが、



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羽子板(左側)と
座金付きボルト(右側)



本来の使用方法は
全く見当が付かないが、
羽子板を見つけた時に、
この強度はカワラボトルに
対抗出来ると考えた。



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ほんの少しの加工で
素晴らしいアイテムに
化けると思われる。



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そして座金付きボルトは、
マットを固める際に使用出来る
と考え購入を決めた。



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この重量感も丁度良く、
詰めの効率が上がりそうだ。



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羽子板と座金付きボルト共、
グリップ部に更なる加工を
行えば、飼育ツールとして
活躍するに違いない。



構想は果てない。



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ブロック飼育解体

2014.1.17に記事にした
期待のスマトラオオヒラタ♂
54.4gの動向が気になり続けていた。



それは初の試みである、
菌床ブロックにそのまま
投入した事であった。



飼育ケースの上部から、底から、
側面からどの角度から見ても
全く幼虫が喰い進む気配を
感じられなかった為、
ブロック解体に踏み切った。



力を込めると4つのピースと
なり、不安を浮かべながら
幼虫を探す事にした。



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菌糸の状態を見ると
美味しそうには映らなかった。



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全く食痕が見えず、幼虫を
投入した中心部に手を掛けると、
ポッカリと空間が開き、蛹の
お尻と脱ぎ去った幼虫の仮面が
目に入った。




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安堵の吐息をつきながら
マスクを拾い繁々と眺めた。



IMG_43974.jpg



なんて大きな
頭なんであろうか。



マスクを置き、菌糸を確認すると
このブロックではほとんど食さず、
投入と同時に蛹化スイッチが押され、
さっさと蛹室を作成してしまったと
考えられる。



暴れた形跡が無く、54.4gで
蛹になってくれていたようなので
気持ち的に「まぁ、いいです」



蛹の全貌を明らかにしようと
思い立ったが、新車のベールに
包まれた感があるこの写真が
撮影出来た為、これ以上の
解体は取り止めることにした。



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顎の太さに痺れながら
飼育ケースの蓋を閉じ、
一番奥に仕舞い込んだ。



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バルキリーの行方

フローレス島産WF1♂の頭部が
黒ずみ、顎は小豆色へと移り
変わってきた。



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注目すべき点は、
1900瓶で羽化が可能なのか。



蛹室の角度や広さは問題ないと
考えている。



バルキリーのGERWALK MODEで
足掻くのであれば、早急に蛹室から
取り出し、FIGHTER MODEへと
変形させられるよう処置を施す。



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ミニブラックボックス

今朝、頭には鈍痛、
身体には倦怠感に包まれる中、
1件目の作業を終え、会社に
戻ると病院に行くよう促された。



受付時間は
9:00-12:00とあり、
12:15に泣きついて診て貰うと、
症状を聞く限りはインフルエンザとの
診断で、あの忌々しい検査方法で
鼻の中の粘膜を擦り取り、
検査の結果をものの数分で
言い渡された。



検査ツールにはABCの表記が
横並びにあり、Cに黒い棒が立っていた。




インフルエンザの場合は
AかBに示しが付くと言う事で、
この節々が痛く悪寒と発熱を
繰り返す症状でも陰性であった。



主治医からは早急に帰宅し
休むように言われた為、
私が抱えている仕事をやり遂げ
15:30に会社を後にした。



熱は無く食欲はあり、
先程眠りから覚めた為、
ミニブラックボックスの
記事を掲載する事にした。



IMG_47391.jpg



店頭にあったのは
この3個であり、お店の方に
在庫の確認をしたところ
今現在はこの3個のみの販売となり、
買い占める事にした。



取っ手がピンク色と
普段選択可能なら手を
伸ばさない所だが、
このサイズの産卵ボックスが
欲しかった為、我慢する事にした。



手にした際、このクオリティで
105円とは信じられないと呟いた。



休みの日には、ヒラタクワガタの
産卵セットでも組む事にする。



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流行君主

今朝、会社の扉を開けると
同僚が暗黒に包まれた顔で
病院に行くと告げ、そのまま
職場に戻る事は無かった。



午後に差しかかると、
会社から連絡が入り、
ヘルプの内容を受け取る。



続々と会社の仲間が不調を
訴えているとの事だった。



夕刻になると、その真相が
明らかとなった。



故に、この記事は本来
昨日の出来事となる。



2013/11/11に採集した
個体の瓶交換を行った。



二令に加齢したばかりの
個体を、800瓶ハーフに
投入していたものが本命に
化けた為である。




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丁寧に、そして慎重に
菌床を掘り進め取り出した。



IMG_46652.jpg



私が予想していたよりも
小ぶりである為、拍子抜けしたが、
まだ伸びしろがある事に
期待を募らせた。



早速スケールにて
体重測定と移る。



IMG_52613.jpg



13.0g



♀にも見えるが期待を込め、
1400瓶に投入した。



IMG_84264.jpg



そしてmasaさんから
格安で譲って頂いた
菌糸瓶の同採集地個体の
詰め替えを行った。



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極太食痕が螺旋状に
続いていた。



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しっかりとプレス機で
詰められた菌床は、
私の100均スプーンを
反らせる程であった。



幼虫と対面したのは
良いが、スケールに乗せるのを忘れ、
カンタケ粗めに投入してしまった。



もう一度掘り起こすのも
ストレスを与え兼ねないと
考え、交換体重測定無しで
次の瓶に着手した。



IMG_33748.jpg



この個体は必ず測定をと、
念仏のように唱える。



IMG_37469.jpg



15.1g



自己採集個体が3令に
加齢するのは、他の産地とは
明らかに趣きが異なる。



飼育変革に乗り出した
動機にもなり、飼育は
3ヶ月餌交換を実行する事に決めた。



と、上記内容が昨日の出来事となり、
今現在の私自身の測定を行った。



IMG_197610.jpg



38.3g



ではなく、
38.3℃



恐らく会社の仲間達同様、
何型かは知らないが
悪寒と発熱を繰り返し、
話題の流行君主に
猛威を振るわれている。



HPは確実に減るが、
明日の会社の状態を
鑑みると休みを口になど出来ない。



仕事の帰りにハリーゴールドなる
ホイミクラスの飲み物を口にし、
復活を図る。



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二つ返事

嫁が熊本に帰省している中、
仕事と家事で切迫してきた
矢先にmasaさんとの都合が
私と合致した為、極太食痕を
見ようと本日採集の約束をしていた。



6:30



masaさんが我が家に到着し、
車に荷物を積み込み、一路
降り立った事の無い
フィールドへと車を走らせた。



その場所は私が以前から
気に掛けていたポイントとなり、
masaさんはピザまんを頬張りながら
二つ返事をくれた。



目的地へと近付くにつれ、
二人して雰囲気の良さを感じ取り、
期待に胸を膨らませた。



急斜面を駆け上がり、
材を確認するとコナラが
立ち枯れから倒木に
変わり果てていた。



IMG_47561.jpg



斧を一閃すると、
粗い粗い食痕と共に
あのお尻が目に入った。



IMG_60332.jpg



真夏の暴君の登場である。



IMG_35973.jpg



お馴染の個体も
顔を並べる。



IMG_56074.jpg



masaさんとはフィールドで
はぐれる事が多く、いつの間にか
再会すると高所恐怖症の彼が
先端の枯れた部位を削っていた。



IMG_05235.jpg



この行動には私自身が
嬉しい気持ちとなり、
近寄るとコクワガタの食痕が走り、
案の定コクワガタがお出ましになられた。



幾度も別のルートで
お互いが離れ、コナラの
巨木倒木と対峙していると、
極太食痕が現れた。



IMG_74316.jpg



期待薄で追いかけると、
樹の部位は水分でズクズクと
なっていった。



IMG_37157.jpg




視認性が悪く、
ヘッドライトを装着して
追いかけると、遂にその主が
現れた。



IMG_22898.jpg




やはりコクワガタ。



その後幾度も場所を変えるが、
進展はなく、本日の採集を打ち切った。



我が家まで送って頂き、
コーヒーを飲んで頂こうと
お誘いすると二つ返事で
上がって頂いた。



本邦初公開となる
私のブリード部屋に足を
踏み入れると、別の意味で
驚かれていた。



飼育の話を深く話していると、
熱い漢が更に熱く饒舌となり、
私自身も飼育変革の真っ最中で
ある為大変参考になるものとなった。



私とmasaさんの二人で
採集に出掛けたのが
いつぶりなのかと考えた。



まだ一年経過していない事に
驚き、気の合う仲間と知り合えた
事に喜びを感じた。



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皮膚組織内部

オオクワガタの地味な瓶交換を
行っていると、自己採集累代からの
個体に異変が起きていた。



IMG_56451.jpg



第一気門辺りから皮膚が
ただれている。



裏側を向けると、




IMG_45662.jpg



謎の皮膚組織内の出血か。



この個体の変遷は、
2012/11/3 初令投入
2013/3/9 4.0g
2013/6/15 16.0g
2013/11/4 16.7gとなり、
1年3ヶ月が過ぎている。



初令から3ヶ月で4.0gが
第一の異変であり、障害は
確実に背負うと思われる。



今後の動向が
気になる個体となった。



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時間概念

見事に齧らないレギウスWW♀に
決定的な交尾が行われて
いないのではないかと結論付け、
監視下ペアリングを実行した。



22:00



IMG_98611.jpg



無防備な♀の上に
乱雑に♂を乗せる。



22:30



IMG_35202.jpg



WWの♂は奥手なのか、
時が止まったままであった。



この少し前にゼリーに
魔法の粉末を混入させる。



IMG_24993.jpg



22:50



頭の位置を相手の尻側に
回転させた。



この行為は交尾の前兆と
聞いた。



IMG_27444.jpg



♂の動きが活発に
見え始めた為、俄然期待を寄せる。



AM 0:55



進展を見せぬまま、
私自身の明日の保身の為、
監視を中断する。



この♂からは時間概念を
微塵にも感じさせない。



奥手にも程があると
呟きながら♂を持ち上げ、
飼育ケースへと仕舞った。



諦めずに第二戦を予定する。



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上質な色合い

久しぶりの大雪に
瓶洗浄計画があっさりと
崩れ、飼育個体のチェックを
行っていると、フローレス島産
ギラファノコギリクワガタ♀が
羽化していた為取り出す事にした。



IMG_35761.jpg



マルバネクワガタのような
色艶に魅かれながら手に取り、
計測を行った。



IMG_32692.jpg



50.2mm



この個体の変遷は、
2013/6/22 初令投入
2013/9/29 17.8gとなる。



IMG_64553.jpg



バランスも良く上翅が、
私好みの家具のような
上質な色合いに見惚れてしまう。



時間と共に黒へと移り変わって
しまうのがとても惜しい。



ギラファノコギリクワガタは
この♂で全て蛹化、羽化に至った。



IMG_24874.jpg



♂の羽化サイズに
興味が注がれる。



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一抹の不安

勢いで菌床を詰めた日から
1週間となる。



菌糸の回り具合を
備忘録的に掲載する。



IMG_07021.jpg



カンタケ菌床、微粒と
粗めとなる。



一見綺麗に回って見えるが、
蓋を開けると、



IMG_57832.jpg



もう1週間程寝かせた方が
良さそうだ。



ただ、
自己採集組の喰いが速く、
間に合うのか
一抹の不安を感じる。



IMG_18693.jpg



こちらは水分が多すぎるように
感じる為、交換したい2013/11/11
本命採集個体となる。



計算では菌床が足りない為、
会社のケージーさんと共同購入を
図る事にする。



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特筆すべき点

今季はオオクワガタでの
30g超えが未だ出ておらず、
寂しい交換が続いている中、
阿古谷産F2の交換を実施した。



2014年度の飼育方針に
3ヶ月サイクル交換を
盛り込む事にした。



今までは目視での
菌床状態を確認し、
交換の有無を決めていたが、
ケチ臭い事はさっぱりと捨て、
飼育変革に注力する時が来た。



劣化しマット化した
瓶から取り出し、体重測定に移る。



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♀12.3g



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♂と思われる14.0g


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おかしな体型の♂23.2g



羽根パカの匂いがプンプンと
立ち込める体躯だ。



皆、黄色がかって来ており
これ以上の体重増加は
困難と思われる。



特筆すべき点は何一つ
見当たらないが、
無事に羽化してくれれば
これ以上は望まない。



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精密輸送DRIVE

親しくさせて頂いている
方から譲り受けた、コンゴ産
F2 タランドゥス♀が
羽化していた。



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蛹で頂き、家まで無事運ぶ為
精密輸送ドライバーと化した事が
吉と出て、安堵の吐息が自然と漏れた。



大型な♂の羽化を
待ち侘びる。




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天然咀嚼速度

2013/12/14
ケムさん圧巻の本命
WD26g
を探し当てた材から
採集した個体が異例な
速さで喰い上げた為、
瓶交換を行う事にした。



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幼虫が見える位置を確認し、
スプーンで慎重に掘り進めて行く。



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食痕の色がとても良く、
次回以降も菌床はブレずに
同メーカーを使用する。



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この♂の体重測定へと
移った。



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16.5g



WD個体では20gアップを
目標に掲げ、無事羽化を
切に願う。



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例の如く

昨日に引き続き、
マット飼育可能な
サキシマヒラタクワガタの
飼育ケースを暴く事にした。



オブジェ樹を裏返すと
♂が顔を見せ、マットの中に
埋めた材を取り出すと♀も
元気に現れた。



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サキシマヒラタ F2
Lucifer 73mm×♀40mm



材には例の如く3令に
加齢した♂が今にもマットに
零れ落ちようよしていた。



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材を割るともう1頭の追加を
果たした。



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このラインは2♂ 5♀となった。



相変わらずの少数精鋭だが、
産卵の際の飼育変更点を
意識しながら飼育変革を志す。



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多加水瓶

マットが到着した事により、
本土ヒラタ三重県産の
マット交換を行う事にした。



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マットを開封し、たらいに
注ぐと水分が足りない事に
気付き、ヒラタクワガタという
事で、多少多めに加水し、
800に詰めた。



今回交換する3頭の種親は
♂56.1mm×♀32.5mmとなり、全て
2013/9/15に初令投入となる。




早速幼虫を取り出し、
スケール測定を行っていく。



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♀7.1g


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♀6.9g



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♂14.0g



先ずは親越えを目指し、
管理を図っていく。



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Drying

屋根裏で休眠をさせている
ケルブスが気になり、
家族が寝静まったのを
見計らい折り畳まれた
階段を引き延ばし登った。



換気扇の音が静かに聞こえ、
保管してある場所に行き
飼育ケースを開けると
水苔が乾燥しきっていた。



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私へのご厚意で譲って
頂いた為、死なせてしまっては
ならないと焦り、水苔を掻き分けた。



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身体は微動だにしないが、
触角が動いており、
一安心した。



霧吹きを目一杯与え、
♀も確認する事にした。



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乾燥はしているものの、
両頭共無事であった為
ほっと胸を撫で下ろした。



定期的に水分を与えに
登らなければならないと、
気持ちを固めた。



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魔力に酔いしれる

2013年度、1月が今までで
一番忙しく、昼間運転していると
睡魔に襲われる日々が続いていたが、
月末が締まり安堵の吐息をつきながら
22:00に家路に着いた。



玄関を開けると頼んでおいた
物が届いていた。



遠征で採集したオオクワガタの
喰いが早すぎる為、菌床を
注文していた。




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前回は玄関で放置を
決め込んでしまったが、
今回は即座に飼育部屋に
荷物を持ち込み、瓶詰めを
行う事にした。



荷物を開封すると、頼んでおいた
マット×2と、カワラ材が目に入った。



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私が注文したカワラ材は
2本だが、このお店特有の
言霊の魔力が忍ばせられていた。



しかしよく見ると、
もう一つ紛れていた。



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おまけが二つも同梱されていた。



初の出来事で、急いで
新聞で包まれた物を
開封した。



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中々のサイズの産卵木が
カワラ材と共にサービスで
付けてくれた。



フタマタに使用するには
少々固い為、オオクワガタ用に
保管する事にした。



魔力に酔いしれながら、
下段に配置された6ブロックに
着手した。



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前回からパン切り包丁で
皮膜を切り、バーベキュー用の
網で摩り下ろす工程を省く事にし、
今回も同様に行った。



最後のブロックと瓶の
容量を頭で描きながら
サイズの違う瓶を選択し、
今回も綺麗に詰め終えた。



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詰め終えた瓶を並べてみた。



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奥がカンタケノーマルで、
800×4
950×1
1400×10本




手前がカンタケ粗めで、
500×3
800×3
1400×4となり、
総計は25本となる。



菌が回り、落ち着いた所を
見計らい交換に移る事にする。



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