マットブラックセット

子供の小学校で
草むしりと側溝に落ちた
砂やゴミを拾い上げる
作業を終え、清々しい程
汗をかいた。



ニイニイゼミが遠慮がちに
鳴いているのを聞くと、
樹液採集も大詰めとなってきたと
感じずにはいられない。



夜まで天気が持ってくれると
良いのだが。



家に戻り、いぶし銀
セットを組む事にした。



IMG_003211.jpg



マットブラックの
スジブトヒラタクワガタ
♂58.6mm
♀40.6mm



産卵には少々難があるようで、
少産王の私としては更なる
ハードルに感じるが、思考錯誤する事も
楽しみの一つと捉え見守りたい。



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ゼロ地点

月末で社内の雰囲気も悪い中、
仕事で走り回っていると
私が小学生の頃に樹液採集した地に
程近かった為、気分転換も兼ねて
立ち寄った。



車を停め、石段を
懐かしく踏みしめながら登ると、
酷く殺風景な景観へと様変わりした
採集原点へと降り立った。



IMG_53071.jpg



この樹こそ私が初めて
オオクワガタを手にした樹となる。



IMG_79072.jpg



この樹から下り坂に約5m間隔で
生えていたクヌギでも採集が出来た。



現在は広大な空間が広がり、
姿を失くした。



陽当たり、風通しと抜群な
丘であり、子供の頃はオオクワガタの
性質など理解せずに訪れていた。



この地での採集種は、
オオクワガタ、ヒラタクワガタ、
ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、
コクワガタ、スジクワガタ、
ネブトクワガタと多彩な顔ぶれであった。



今現在は、良く出会えて
ノコギリクワガタではないか。



暫く見惚れるように樹を
眺めていると、聞き覚えの
羽音が耳に付いた。



IMG_39113.jpg



この写真では見難いが、
スズメバチが5~6匹居座り、
一匹は肉団子にした獲物を
持ち、飛び去って行った。



これからの季節は
特に気を付けなければならない。



滞在時間は極僅かとなる為、
車へと足を向けると、
伐採された木々が捨てられていた。



IMG_30894.jpg



もしかしたらこの中に
本命が居たのかもしれない。



少し車を走らせると
見事な立ち枯れが
目に留まった。



IMG_37355.jpg




この地はあまりに有名な採集地であり、
最近本命復活の噂を耳にした。



ネット上では複数の放虫を仄めかす
書き込みを幾度となく見ており、
少なくとも私が採集していたこの地での
復活は有り得ないと考える。



あの頃の木々が元通りに
ならない限り。



晩夏の覚醒

久留米産が喰い上がってきた為、
一度全瓶を確認した。



容器の底部に蛹室を
作製していた裏山産
ノコギリクワガタのマットが
ブレンドされているのを見つけ、
蓋を開けると蛹室から抜け出した
♂と鉢合わせた。



IMG_74281.jpg



漆黒のノコギリクワガタ。



こちらの変遷は、

2012/8/22 初令投入
2012/11/8 8.0g
2013/2/18 12.2g

となり、



早速体長測定をすると、



IMG_55122.jpg


64.6mm



私が飼育してきた
ノコギリの中で最長となる。



休眠明けの来夏の
覚醒と踏んでいたのだが。



晩夏にはなるが、
目一杯活動して貰えればと思う。



IMG_45183.jpg




有り余る伸び代

今回の記事は前もって決めていた
ものを取りやめ、こちらを選択した。



masaさんから譲り受けた
オオクワガタ久留米産が
喰い上がっていた為、
瓶交換をする事にしたから。



IMG_48141.jpg



KU13-B
2013/6/16初令投入となり、
蓋を開けると食痕が表面を
覆っていた。



IMG_60062.jpg



瓶を逆さにすると、
大型の幼虫がゴロリと
転がり出た。



IMG_51023.jpg



第一印象は、
健康的な色艶をしていると感じた。



早速スケールにて
体重測定に移った。



IMG_99384.jpg



2ヶ月で25.7g



大型血統なので今後更に
体重を乗せてくるに違いない。



そしてもう一頭も
交換する事にした。



IMG_26195.jpg



こちらも
KU13-Bとなり、
蓋を開け少し掘ると
居食いスペースが映った。



IMG_85116.jpg



こちらを掘出し、
体重測定を行ったところ、


IMG_46537.jpg



21.4g



伸び代が有り余っているように
感じた。



両頭共これまたmasaさんから
頂いた菌床1400瓶に移した。




IMG_54928.jpg



3ヵ月後が非常に楽しみだ。



雨上がりの午後に

昨日は午前中に雨が降り、
小雨の中、瓶や飼育ケースを
濡れながら洗っていると、
娘から「おとうさん、なにしてるの?」と
ごもっともな質問を受けた。



軽快なジョークを絡め、
急いで洗い倒した。



その後買い物に出掛け、
家に戻る頃にはワイパーが
必要無くなっていた。



早速北側に格納してある
オブジェ樹とマットを
取り出し、産卵セットを組んだ。



IMG_44801.jpg



サキシマヒラタ F2
Lucifer 73mm×♀40mm



このオブジェ樹は、
ヒラタ・ミヤマ・ノコを
材割で追いかけると
造形に至る根部になる。



利点はドルクスが好む
隙間や穴が開き、根部の為固く
産卵もされず雑虫もほとんど居ない。



メスもショコラが降りかかったような
出で立ちでとても魅力的だ。



この環境で
大型化を目論む。




異名を持つ者

親しくさせて頂いている方と
お会いし飼育の話の中で、
ヘラクレスの飼育を勧められた。



ヘラクレスは幼虫時の
スペース確保が懸念される為、
即答に困ったが、いざ種親を
目の前にし、手に持ち、
角に生える金色の産毛に触れると、
子供の頃に穴が開く程眺めた
甲虫の王者に魅かれ始めてしまった。



今季の真夏の暴君の累代が
途絶えた為、廃棄菌床係として
検討を進める事にした。



IMG_51283.jpg



そんな中、ご厚意で
ツシマヒラタクワガタペアを
譲り受ける事になった。



大型のものは和製パラワンと
異名を持つ者だ。



IMG_88294.jpg



種親となる♂は67mmとなり、
和製パラワンと呼ぶには
少々おこがましい。



累代により異名を語れる
サイズへ向けて飼育に
取り組む事にする。



IMG_08611.jpg



凶暴、尽きる

レギウス80mm♂が
力尽きていた。



IMG_28451.jpg



生前にWW♀と同居していた際に、
寄り添ったりメイトガードのような
格好をしていたので、累代への僅かな
可能性が残っているが希薄なものだ。


IMG_74932.jpg



大型のレギウスはとても
魅力的な為、飼育しているWWの
大型化も試みていく。


汚名払拭

会社から帰宅すると
初めて見る産卵シーンを
目の当たりにした。



IMG_88871.jpg



マンディブラリスフタマタクワガタ
パダン産WD♀



少産王の汚名を払拭してくれと、
縋るように見守った。



生き抜いた証

PM 17:15



会社に戻る際に
有名な根台場付近を通る
ルートの為、寄る事にした。




IMG_791611.jpg



この場所はとても有名らしく、
本命は生息していないと
断言されている場所となる。



辺りを見渡し、遠目から
良さそうな樹を探したところ
候補樹に向かって進んで行くと
黒い♂が目に入った。



近くに行き撮影した。



IMG_59622.jpg



手に取ると
顎で何度も挟もうと
威嚇をしてきた。



IMG_60373.jpg



ヒラタクワガタ♂



40mm台と思われ、顎は丸く
身体は軽かった。



即座にリリースし、
この樹の小洞を見ると
♀の姿があり、撮影を
試みると奥へ奥へと
進んで行った。



暫く辺りを観察してから
掻き出そうと思い、
この樹を後にした。



この地は同じような
根台場が続いていた。



IMG_24295.jpg




台場ヒルズから程近い場所となり、
足元にヒルはいないか、ズボンに
赤いマダニは付いていないかを
常に気にしながら歩いたが、
不思議とこの地には両者がいないようだ。



樹液は出ているが、
幼虫が育つ環境が乏しいのと
日当たりが良くない事から、
本命の生息率は非常に低いと感じた。



IMG_54914.jpg



全体をなんとなく把握し、
先程の♀の小洞を覗いた。



IMG_56366.jpg



状態は変わらずお尻が見えており、
頭側からマイクロドライバーを
入れ退路を塞ぎ、暫く掻き出すが
一向に動きを見せなかった。



頭側から刺激し、腹側に
もう一本のマイクロドライバーで
刺激し続けた所、5分程でようやく
動き始めた。



動き出した所を退路側から
挿入したドライバーを抜き、
箸の要領でつまみ、抜いた。



IMG_99557.jpg



前胸が曇り、上翅の筋もぼやけているが、
前足ブーツカットでヒラタクワガタ♀と
同定した。



IMG_23208.jpg



こちらの個体も
顎が丸くなっており、
身体も軽かった。



♂♀とも生き抜いてきた
証を纏っていた。



こちらの♀もリリースし、
夕陽が空を支配しかけ始めた為
車に乗り、帰社へと走らせた。


眼を背ければ

8/17の昼下がり



隠れ樹作製の後に、
裏山産ノコギリクワガタの
産卵セットを暴く事にした。



IMG_95081.jpg



セットしてからかなりの
日数が経過しており、
爆産されていたらどうしようかと
思い耽ていた。



産卵材はいとも容易く
ほぐれていき、幼虫の
姿が現れた。



IMG_95402.jpg



IMG_67513.jpg



爆産の覚悟を決めた。



マットをひっくり返し、
現実から目を背ける準備をし、
生息数を確認した。



割り出しから5頭、
マットから1頭。


IMG_39884.jpg




私にとって都合の良すぎる
数となった。



飼育はマットで、
カーケーさん直伝の方法で
800に詰めた。



目標65mmオーバーを掲げ、
成長過程を観察する事にする。



採集者ロード

岐阜のユーザーを回り、
次の訪問まで時間が空いたので
木陰を探した所、採集者ロードを
見つけた。



IMG_28651.jpg



その先に見えたのは
クヌギやコナラでは無く、
広葉樹ではあるが樹種不明の為、
期待は持たずに突入した。



樹の中は涼しく、
蚊も気にならない程度であった。



樹を見ると、
捲れの中の♀が目に入った。



IMG_94692.jpg



コクワガタ♀と思われる。



この樹種不明木は、捲れや
小洞が目立ち、その隙間には
コクワガタが居着いていた。



IMG_36853.jpg



IMG_29114.jpg



撮影する時に奥に逃げ込まれ、
足のみが僅かに見える。



最近は煽てられなくても
樹に登りたくなる。



IMG_47725.jpg



樹上にはクワガタの生息数が
格段に上がるように思われる。



IMG_26056.jpg



芸能人の極秘カップルのような
光景にもほくそ笑む。



IMG_00848.jpg



ノコギリクワガタペアも
確認出来た。



まだまだ夏は終わらないと
感じた。



少し離れた場所には
またもや採集者の足跡が
刻まれていた。



IMG_21637.jpg



それを立証する術はないが。



採集者ロードを見かけた際は、
概念を捨て、突入すべきと感じた。



樹上の接近戦

8/18
AM 8:40



vivids AMGのメンバーである
ひろさんとかぶさんが我が家に
到着した。



AM9:00集合で、
お二人の気合いが感じられた。



AM 8:55



masaさんが到着した。



今回はひろさんの車で出撃を
する為、荷物を積んでいると
かぶさんから奥様手作りの
ケーキをメンバー全員に手渡された。



IMG_23391.jpg



我がチーム名と
本命採集を示唆する絵に
一同喜びの声を上げた。



ちなみに字体と絵は
かぶさん作品によるものとなる。
素晴らしい奥様とかぶさんの
心意気に感動を覚えた。



皆が車に乗り込み、
一路とある方面へと車を走らせた。



AM 10:00



車を停車させ
林へと踏み込んで行く。



IMG_99042.jpg



真夏の開拓となり、
少し動くだけで汗が
弾丸のように落ちて行く。



車を停め、散策を行い、
そしてまた車に乗り移動する。



この繰り返しの下、
やっと真夏の暴君に出会えた。



IMG_11243.jpg



ただこの場所はそれだけであり、
別の場所へと車を走らせた。



暫くすると竹藪の中に
クヌギを見つけた為突入する。


IMG_28854.jpg



男坂と呼んでも遜色の無い
急な坂道を登って行ったが、
クワガタ生息は薄かった。



急斜面を降り、
暫く流すが広葉樹マークは
信用性が欠け、昼食を摂りながら
作戦会議を行う事にした。



4人で中華料理屋に入り、
カルチャーショックを
受けながら食事を済ませ、
次なるポイントを4箇所マークした。



転々とポイントに降り立つ。



IMG_20975.jpg



PM 13:40



予め登録したポイントへと
車を走らせた。



IMG_65546.jpg




池を目指したポイントとなり、
masaさんが鼻を効かし
細い道を歩いて行くと
数本のクヌギが目に入ってきた。



IMG_61337.jpg



捲れもあり期待が
高まり、高所の部分を
照らすとクワガタが
ちらほらと見えた。



高所の捲れとなり、
指を咥えて眺めるだけであった。



この捲れから程近い場所に
向かうと、かぶさんが声を上げた。



IMG_49118.jpg



それはとてつもなく
巨体に見え、皆一同
テンションが上がった。



樹上では70mmに見え、
捕獲後68mmに見えたところで
計測をした。



IMG_44669.jpg



ミヤマクワガタ♂63mm



見た時のインパクトが
体長を増大させるのか、
下からの視線がそうさせるのか
解らないが皆で声を出して笑った。


その隣の樹の4m程の高さに
捲れのある樹があり、
下からライトで照らすと
黒光りした中型のドルクスが見えた。



IMG_50280.jpg



masaさんの捕虫網には
L型の掻き出し棒が付いている為、
拝借し掻き出すと、踏ん張りを見せ
捲れの奥へと消えて行った。



悔しさを滲ませながら、
先程指を咥えて眺めた捲れで
masaさんの捕虫網を再び拝借し
高所を掻き出した。



IMG_670111.jpg



掻き出した後に撮影した
コクワガタ大歯。



IMG_155013.jpg



それから3頭落下してきた
コクワガタ。



IMG_796114.jpg



スジクワガタも落ちてきた。


私には先程の黒光りした個体が
オオクワガタの姿に見えた為、
夜になっての再戦をする事にし、
この地を離れた。


ポイントを変えると、
前回の危険生物予知から
甲虫捕獲モードへとシフトした
かぶさんが捕獲に乗り出す。


IMG_538315.jpg



IMG_223316.jpg



コクワガタを見事採集された。



ポイントを変え、
探索で背丈を超える藪をも
突っ切る。



IMG_060317.jpg


丹念に樹液場を探す。


IMG_832318.jpg


ナラ枯れと思われる
樹も開拓中に見かけた。


IMG_510519.jpg



とても深刻な問題だ。


ポイントを変え、
良さそうな樹があれば
一同降りて行く。



沢に降り立ち、
巨木を確認するかぶさん。


IMG_674320.jpg


今回、かぶさんの動きを
観察していたが、とても
アグレッシブに動かれ、
山を歩くルート取りも
とても上手に思えた。


ブログでは見せない一面だと
感じた。



PM 16:00


masaさんのiPadを駆使し、
ポイントを絞る。


IMG_227722.jpg



PM 17:00


メンバーのケムさんから
合流のメールが届く。


そのメールには、
梯子を積んでの合流と
書かれてあり、
我々は竹で自作梯子労働から
解放され、歓喜の声を上げた。


PM 18:45


ケムさんがまさかの
積み梯子で登場された。


IMG_697723.jpg


アルファロメオから梯子が
飛び出たのを見た事が無かった。



ケムさんの優しさと心意気を
十二分に感じた。


私とかぶさんで梯子を担ぎ、
目的の樹に梯子をセットし
黒光りの個体に挑んだ。



IMG_080324.jpg



メクレベル4での接近戦は
黒光りを引きずり出し、
落下させた。


IMG_976725.jpg


まさかのツヤツヤコクワガタ。


IMG_088126.jpg


体長計測をすると、
50mmと大型であった。


夕闇には無念の声が
轟いた。


masaさんも梯子に登り、
捲れ部を確認する。


IMG_625427.jpg


スジクワガタを掻き出した
捲れ上部にひろさんが登り
掻き出すとコクワガタが落ちてきた。


IMG_417428.jpg


かぶさんも果敢に登り、
捲れをチェックする。


IMG_588829.jpg



PM 19:30



折角ケムさんが車を
串刺しにして梯子を持参
頂いた為、私とひろさんで
開拓したポイントへと車を走らせた。



PM 20:00


ポイントに到着し、
5人で散策する。



IMG_498830.jpg


ミヤマクワガタが
張り付いていた。


ケムさんの捕虫網を
拝借し、手に取ってみた。


IMG_690031.jpg



赤いミヤマもカッコ良い。


洞のある雰囲気の
ある樹の主はゴキブリであった。


IMG_883932.jpg


ポイントを変えて確認するが
本命の姿は無かった。


IMG_951133.jpg



PM 21:00


最後のポイントに訪れ、
かぶさんは好まれない
カブトムシを手にしていた。



IMG_332336.jpg



とても貴重な画像となる。


ここで高さ10m程の捲れを
確認する為、梯子を伸ばし登った。


IMG_959437.jpg



上から見下ろすと、
皆が小さく見えた。



捲れからクワガタを掻き出す。


IMG_325735.jpg



収集班が拾うのは
残念ながらコクワガタであった。



ケムさんが樹上の接近戦を
撮影して頂いた画像はこちら。


IMG_711740.jpg



若い頃の仕事がここに来て活きた。



梯子を降り、各自樹を
確認すると、ひろさんが
ノコギリクワガタペアを
見つけていた。


IMG_228138.jpg



真夏の暴君も樹液を
吸っていた。



IMG_848039.jpg



PM 21:45


本日の採集と開拓が終了し、
皆でラーメンを啜った。



食べ終わり、駐車場で
ケムさんにかぶさんからのケーキを
手渡され、ここでケムさんと別れた。



PM 23:30



我が家に到着し、
次回の再会を皆と約束し
笑顔で走り去るメンバーを
見送った。



開拓は一箇所のみとなったが、
とても興奮し、充実した一日となった。



称賛の幻聴

子供達が自由研究に没頭している
横で、熊本滞在中にコバエが
大発生した経緯で嫁の眉間が寄り、
まるでこち亀の両津のように
眉毛が繋がって見える為、
飼育ケース洗浄と発生源の
根絶活動を行った。



ケース洗浄と同時進行で、
マンディブラリス用の
産卵材の加水を行った。



IMG_13271.jpg



こちらの材はひろさん
ご厚意で頂いた柔らかめの材になる。



IMG_48782.jpg



加水中に、
以前拾ってきた樹
隠れ家を作ろうと
重い重い腰を上げた。



IMG_49693.jpg



コバエシャッター小に
入るよう鋸で切断した。



IMG_16774.jpg



こちらは材の中が空洞で、
樹皮のみとなっていたものを
持ち帰ったものになり、
断面はこうなる。



IMG_55685.jpg



想定していたより
樹が太く広がっていた為、
太い部分はコバエシャッター中
以上のケースでの使用を決めた。



IMG_41066.jpg



無作為で抽出したドルクスで
モデルとして登場して貰った
三重県産ヒラタクワガタ。



IMG_53317.jpg



隠れ樹を置くと、



IMG_19998.jpg



もうドルクス属から喜びの声が
聞こえてきそうだ。



森の中を歩く際は、
活用出来そうな物にも
眼を光らせていく。


本格的菌床飼育元年の回顧

我が家の2012年度、
阿古谷産オオクワガタが
残り2頭の羽化待ちとなっていた。



最終最大体重を誇る
個体の変遷は、



2012/6/1 初令投入(ファンタスティック800)
2012/8/24 25.1g(ファンタスティック950)
2012/10/11 32.5g(ファンタスティック1900)
2013/2/9 32.4g(北斗恵栽園1400)
2013/5/11 31.9g(ブレッセマット1400)



となり、本日蛹室の中を
ライトで照らし、溜め息を一つ吐いた。



IMG_03101.jpg



顎が少し上を向いている為、
羽化を始めた際の不全死のようだ。




残り1頭の個体も掘出した。



IMG_11592.jpg



IMG_55333.jpg



手に乗せた時の重量感と
バランスの取れた体躯に
惚れ惚れしながら、
部屋に戻り計測したところ、



IMG_44884.jpg



76.5mmであった。



こちらの変遷は、
2012/7/20 初令投入(ファンタスティック800)
2012/10/4 22.5g(ファンタスティック1400)
2013/1/27 23.8g(北斗恵栽園1400)
となる。



本格的菌床飼育元年での80mm超えは
果たせなかった。



体重が乗ると一喜一憂するが、
自己の限界を超えた成長だと
羽根パカ・羽化不全が付いて回る。



今回を機に、
阿古谷産の累代を縮小し、
自己採集ラインを中心とした
飼育へとシフトする事にする。


※ファンタスティックとは、我が家のバンブーインセクト菌床の呼び名となる。

天の川が浮かぶ夜

今回は採集ポイントを
多く回った為、正確に綴れるか
不安であり、採集同行した方から
記録ミスの指摘を受けるかもしれないが、
その際はご容赦願いたい。


8/13
PM 19:00



我が家にvivids AMG
メンバーが集った。



私の採集相棒でもあるmasaさんと、
ひろさん、そして今回初参戦される
クワカブブログ界の名コメンテーター、
かぶさんである。



かぶさんは岐阜県在住であり、
vivids AMGが誕生した時から
一度採集ご一緒しませんかと
お誘いしていたのが、昨夜実った。



PM 19:15



最寄りインター付近の
コンビニで用を済ませ、
とあるコンビニへと車を走らせた。



PM:20:10



目的のコンビニに到着すると、
ケムさんが私の車に合流した。



フルメンバーでの採集は
7/15以来である。



今回の採集ポイントは
事前に下調べを行って頂いた
ケムさんのプランとなり、



PM 20:50



台場ポイントに到着した。



IMG_33021.jpg



田園の並木のように続く
台場を皆で確認していく。



IMG_42152.jpg



早速コクワガタを確認した。



IMG_08083.jpg



別の樹には小歯ノコギリ♂も
確認出来た。



IMG_60544.jpg



ヒラタクワガタも生息している
事もあり、皆で丹念に確認した。



IMG_11785.jpg



ここで真夏の暴君が樹液を
吸っているのを確認した。



かぶさんに捕獲されなくても
良いか確認すると、
「私、カブトムシ好きじゃないですから」
と、やんわりと断られた。



HNとは無関係であった。



このポイントから
少し車で走ると、
同じような台場が並んでいた。



IMG_86907.jpg



ライトを照らすと同時に
コクワガタを捕獲した。



IMG_50866.jpg



50mmにも満たない為、
即座にリリースした。




IMG_82768.jpg



田んぼの用水がすぐ側を
流れている為、蛙も目に付く。



IMG_62889.jpg



羽化不全の暴君♂



ここで大きくポイントを変え、
とある公園内に広葉樹が
点在する場所へと移った。



樹液の出が悪い事も
人目につく場所でもある為、
中々見つけられない。



IMG_05890.jpg



ノコギリクワガタが生息する
事が判った。



IMG_187511.jpg



左前足符節欠けのコクワガタ♂



ここでこの公園の対面に
位置する林へと移った。



IMG_611712.jpg



ここでは確認出来ず、
大きくポイントを変えた。



PM 22:40



車を停め夜空を見上げると
星が一面に光り輝いていた。



ケムさんが「天の川が見える」と
言うと、流れ星が流れた。



とても美しい情景に
このメンバーでの採集で
集っている事に心から喜びを感じた。



ここはケムさんの初開拓場所となり、
台場クヌギが数本そびえ立っていた。



IMG_109313.jpg



コクワガタを確認し、
別の樹で最高の樹液と
捲れや小洞がある樹があり、
二股に幹が伸びている為、
スズメバチの有無を確認し、
樹に登ってみる事にした。



下から見えた捲れに
隠れたクワガタはコクワガタで
あったが、別の更なる上部の
捲れには、メクレベル3での
格闘場面が訪れ、樹上での末
掻き落としたクワガタは、



IMG_443014.jpg




ヒラタクワガタであった。



樹上では65mmあったが、
樹から降りると5mm縮み、
ライトで照らすと更に8mm縮んだ。



この個体は
参戦メモリアルと称し、
かぶさんに差し上げた。



受け取って頂く際に
喜びの声を頂いた。



ここで少しポイントを変えた。



その地は硫黄の匂いが漂う
場所であったが、目的の
台場に近付くと物凄い
樹液と捲れ、洞の
爆裂クヌギに辿り着いた。



IMG_138415.jpg



皆で舐めるように樹を
観察していると、
ゴキブリが潜む捲れに
中型のクワガタがいた為、
マイクロドライバーで掻き出した。



IMG_891617.jpg



こちらもかぶさんに差し上げた。



こうなるとヒラタクワガタ♀の
捕獲がミッションとなってくるが、
辺りに姿は無かった。


この樹は樹液が止めどめも無く
溢れ出ており、地面を見ると
樹液が滴り落ちて黒ずんでいる
事が目に見て取れた。



IMG_593316.jpg



捲れを見ていると、
私の腕にも滴り落ちた。



この樹は来年の6月から
採集で訪れたい樹となった。



次なるポイントへと
向かう途中、ケムさんが
気になっているポイントへと
進路を変更し突撃した。



IMG_250518.jpg



その地は太いクヌギが点在する
場所で、立ち枯れや倒木もあり
ロケーションとしては申し分
無かったが、ライトに向かって
襲うキイロスズメバチが多く、
ライトを地面に置き、光に誘われた
輩を撃退しながら進むと、
一本のクヌギの洞に
キイロスズメバチが巣を作っていた。



IMG_656219.jpg



巣の写真は撮れなかったが、
クワガタは確認出来ず、
樹液も出ており冬場での散策を
行う地となった。



ここでポイントを大きく変え、
とある公園内にある森に移った。



散策を試みるが、樹液は無く
水分が蒸発した森に映った。



駐車場に戻ると、
我々の車付近から質問を
投げかける二人の男性が
シルエットとして浮かんだ。



「何やってるんですか!?何してるんですか!?」



職務質問をされたと思い、
右手に持ったガーバーを
仕舞い忘れた事に
焦りを感じたが、よく見ると
普段着の若者であった。



大声で威圧的に呼び掛ける事に
大人気なく苛立ち、その若者の
前まで行き話した。



すると我々が何をしているのかが
気になったそうで、masaさんが
虫を採っていると応えると
その若者二人は星を見に来たと言い、
納得したのか芝生へと歩いて行った。



レインボーヤマトタケルノタマムシの
紫色を探していると、その場で何故
言えなかったのかと悔やまれる
場面であった。



この地を後にし、
再度初めの田園台場の
別ポイントへと車を走らせた。



AM:2:30



真夏の暴君♀を確認した。



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かぶさんは蜂や蛇と
危険生物を最速で発見する
能力をお持ちのようだ。



IMG_847821.jpg



ここでひろさんが
捲れに隠れるドルクスを
見つけ、捕獲に乗り出した。



IMG_567223.jpg



その個体は掻き出しグッズを
取りに行っている間に
姿を消していた。



ここで採集を打ち切り、
帰路へと車を走らせると、
ケムさんが様々なポイントを
紹介して下さり、樹液臭がする
クヌギを確認するとまあまあな
サイズのコクワガタを確認した。



IMG_016424.jpg



その樹の地面付近で
かぶさんが蝮を見つけた。



IMG_351725.jpg



かぶさんの能力、恐るべし。



ここでmasaさんが
捲れに隠れたドルクスと
対戦したが、その姿は静かに消えた。


IMG_549427.jpg



メクレベルを尋ねると、
メクレベル0での敗戦と語った。



ボクトウガの幼虫に頑張って貰い、
酒場提供をお願いして後にした。



IMG_791326.jpg




ケムさんと別れ、
高速道路を走っていると
睡魔に憑りつかれた為、
SAで停車し休憩を取った。



フードコートには開店
している店もあり、
4人でラーメンを啜った。



AM 5:00



夜明けを見ながら
私の家に到着し、
皆との再会を約束し
別れた。



安堵感からか、
ベッドに倒れるように
眠りに付いた。


産卵モード

ブレッセでオマケで頂いた
WDマンディブラリスフタマタ♀と、
とある方からのご厚意で頂いた
ベンクール産の♂とのセットから
12日が経過した。



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♀が齧っている場面に出くわした。



よく産卵木を確認すると
他にも齧った形跡が見られた。



IMG_46582.jpg



ようやく産卵モードに
突入したようだ。



ブレッセの産卵木は定評があり、
WD♀投入から継続して設置して
おいたのも良かったようだ。



ここで昼間から第三のビールで
祝杯を上げたい所だが、
ここはグっと堪えて耐え凌いだ。



夜のイベントへとコンディションを
整える事にする。


総合評価

AM 9:45



11時間を要して熊本から
帰宅した。



気になるのは飼育状況。



外国産から確認する事にした。



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タランドゥスペア



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レギウスWWペア



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レギウス80×WWペア



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ゼリーを片付け、メスの生存も
確認したが、凶暴な♂が軽い為、
死期が近いように思われる。



ゼリーセット後の行動を観察
していたが、全く交尾行動を
取らない為、累代は難しく思われる。



国産のオオクワガタは全く
心配はしていないが、
滋賀県産は気になったので
手にとって確認した。



IMG_49485.jpg



頗る元気だった。



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ひろさんとの採集での
ミヤマクワガタも元気であった。



IMG_00317.jpg



103mmのギラファノコギリだが、
とても活発に動いていたが、
ブレッセで購入したWD♀が
見えなかった為、マット内部を
掘り進めた。



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まさかのバラバラ他殺体と
なっていた。



レギウスを凌ぐ凶暴さが
如実に浮き彫りとなった。



今回のジュエルゼリーの評価として、
オオクワガタ♀はペロリと平らげて
いた事と、殺害は別として餓死が
確認出来なかった二点から、
今後もこの商品は流用出来ると感じた。



16g×24個=105円



家を空ける際はこちらを
利用する事にする。


火の国、早朝最終日

AM 4:00



この生活にも慣れたのか、
前日の夜にアルコールを
摂取しても起きられるようになり、
支度を整えた。



AM 4:30



今回は熊本県益城町を目指した。



前日までに地図の確認と
ほんの少しの情報を元に
決定した。



AM 5:25



目的地に到着し、
辺りを見回すが
まだ夜明け前となり
樹種の確認が上手く出来ない為、
山に登る道を走り、
細い林道が右手に見えた為
突入した。


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車から降りると樹液の香りが
鼻を突いた為、期待度が増した。



この樹の二股に別れた右手の
割れ目に、クワガタの動きを
確認した為、樹に登り捕獲に
移った。



登ろうとした所、
ヒグラシが大声で泣き出した。



IMG_27562.jpg




樹に手を掛けると飛んで行き、
遠慮なく3m辺りまで登り
再確認した。



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中型の♂が更に隠れたい
仕草で動いたが、
メクレベル1に当たる為
難なく捕獲に成功した。


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ヒラタクワガタ♂



到着一発目で幸先が良く
思われ、更に林道を登った。


ところが、奥は針葉樹と
トウモロコシ畑が広がるばかりで
このポイントを見切った。



陽が登り始めた為、
風景が確かな物になり始めた。



途中、可愛らしい動物が
見えた為、記念撮影で
車を降りた。



IMG_69065.jpg




ブルブルと音を立てるポニー



車に乗り、
思い描く場所を探す。



IMG_03676.jpg




農道の道沿いのクヌギで
丹念に観察すると、
根部にノコギリクワガタが
歩いていた。



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車に乗り移動する。


栗の樹との混合林で
一蹴り入れたところ
バサバサと飛び立つ
甲虫がいた為追いかけると、
クヌギの葉に捕まり止まった。



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熊本初、
真夏の暴君♀



この場所から更に北上すると、
幼木林に辿り着いた。



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樹液は出ているが、
気配がまるで無い。



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採集者が根こそぎ
持ち帰った感が想定される。



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樹液ダラダラで
発酵した匂いが充満する
樹にもカナブンしかいない。



大きくポイントを変え、
実際の状況をこの目で見たく
有名箇所の散策を行った。



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この樹の裏側に回ると、
足元にノコギリクワガタが
歩いていた。



IMG_857914.jpg




更に道なりに歩くと
一台の車が細い道に
停車していた為、
車に戻り別の道からの
アプローチを考えていると、
その車が近づき通り過ぎて
行った。



助手席の子供が
クワガタを抱えて。



その停車していた場所の
散策を試みた。



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採集者ロードの先に
雰囲気の樹が連なる。



IMG_160016.jpg




根こそぎなので
何も残らない。



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ネットでの情報通り、
有名産地の現状を
目の当たりにした。



IMG_070418.jpg




トラップが物語っている。



IMG_616819.jpg




AM 8:00



ここで火の国採集が終了を
迎えた。



結婚してから熊本で
採集をしようと思わなかった為、
採集再燃で新地での
自分の実力が如何なものかと
実感出来た。



冬に訪れる計画を立てなければ
ならない。


先駆者の足跡

AM4:45



車に乗り込み
行き先を入力する。



AM5:55


到着地の手前で
クヌギが見えた為車を降り、
樹を観察した。



<IMG_65841.jpg




樹液の香りが鼻をつく。



根部に洞があり、
ライトで覗くと中型
ドルクス♂が奥深くに
潜り込んでいった。



ヒラタクワガタと思われる。



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よく見ると手前に
♀の姿が見えた為、
掻き出し棒とマイクロドライバーを
駆使し、洞から掻き出した。


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コクワガタ♀



蚊の猛攻から逃れるように
車に乗り、目的地へと走らせた。



AM6:05



目的地に到着した。



この場所は、採集仲間から
寄せられた情報を元に
Google mapで確認して
決定した地となる。



IMG_35425.jpg




トラップが仕掛けてあり、
初めてトラップ中を見た。



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見渡すと幼木クヌギ林となり、
太くボコボコした樹はほとんど
見かけなかった。




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1本太い樹に遠目からも
クワガタの姿を確認出来た為、
テンションが上がり近づいた。



IMG_41397.jpg



解りにくいが、♀を抱えた
ノコギリクワガタである。



藪の中を採集者が
歩いた跡があり、その道を
辿って歩いた。



IMG_596220.jpg




このような樹にも
何も付かない。



IMG_06619.jpg




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今回の私の失敗は、
長靴を置いてきた事だ。



IMG_188011.jpg




先駆者の道が無い藪は
躊躇してしまう。



遠くに見える親子での
採集者が、トラップを手に
車に乗り込む姿を確認した。



どおりでクワガタの気配が無い。
採集圧を実感した。



クヌギ林の全体を歩き尽くした
場所で高所にクワガタペアを
確認した。



IMG_642612.jpg





ノコギリクワガタペア



ここで別の場所へと車を
走らせ、林を散策すると
採集者が前を歩いていた為
引き返す事にした。



Google mapで見ていた林が
気になっていた為、帰る方向
でもあり様子を伺うと、
竹林が延々と続き鬱蒼とし過ぎて
いた為、通り過ぎるだけとなり
帰路に車を走らせた。



明日の早朝出撃が火の国採集の
最終日となる。


五感を解放し、
最高のロケーションを
探す事にする。


24%の保有林

AM 4:00


目覚ましが鳴る。



二度同じ過ちは犯さない。



支度を整え、熊本県で
クヌギ林24%を保有する
地へと車を走らせた。



AM5:40



目的地登録した手前で
徐々に陽が登り始め、
樹種が明確になりかけた。



IMG_25881.jpg




若いクヌギの林が見えた為、
車を停めて生息状況を
確認する。


IMG_89672.jpg




樹液は出ているが、
真夏の暴君さえ姿が無い。



IMG_99103.jpg




若いクヌギが続き、
この場所を見切り
車を再び走らせる。



暫く走り、当初の目的地から
五感を解放し、道を選択し、
細い道を登っていく。



するとまた若いクヌギ林に
辿り着いた。


IMG_80644.jpg




ノコギリクワガタか
ミヤマクワガタでも
拝めないかと林に踏み込む。



確認出来たのはカナブンと
スズメバチの姿のみであった。



車に乗り少し走ると
また若いクヌギ林、
車を停め、降り、確認し、
車を走らせる。


この繰り返しが暫く続いた。


稀にこの程度の
クヌギが目に留まると
テンションが上がる。



IMG_45215.jpg




後ろの背景と共に
素晴らしいロケーション。



それでも採集に至らない為、
場所を変える。



IMG_243312.jpg




栗の木と混在するクヌギ林に
辿り着くが、やはり幼木クヌギ。



IMG_03747.jpg




それでも足を踏み入れ、
歩き続けると1本の
クヌギで足を止めた。


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穴をライトで照らすと
熊本初のクワガタの姿を
確認した。


IMG_28949.jpg




直様掻き出し棒、
マイクロドライバー、
ピンセットを取り出し
捕獲に移る。



ライトで穴を見ていると、
頭から入った身体が
徐々にお尻が上がり、
掻き出し棒を頭側に差し込み
マイクロドライバーをお尻に
滑り込ませ箸の要領で挟み
取り出した。



IMG_78990.jpg




ツヤピカ豆ヒラタ



40mm台と思われるが、
熊本初採集となり
採集仲間に速報で報せた。



他の樹は幼木すぎてなのか
全く雰囲気が無く、
このロケーションも数十年後の
楽しみと思われる。



IMG_602611.jpg




クヌギ林24%のうち
幼木林が8割を占める
割合なのかと感じた。


4ペアの捕獲指令の下、
明日も早朝出撃を目指す。



経験値を稼ぐ勇者

AM4:00



早朝下見の為にセットした
目覚ましが鳴り響く。


慌てて止め、
昨夜の酒盛りが響き二度寝し、
再度アラームが鳴り響く。



AM6:00



二時間も
寝過ごしてしまった。


急いで準備をして
車に目的地を入力し、
北へと走らせた。



嫁の実家で暇を見つけては
情報収集とGoogle mapの確認を
行い、広葉樹を探していた。



AM6:45



入力したポイントに着き、
歩き回る。



IMG_27401.jpg



広葉樹マークと共に
果樹園が多かった為、
盗っ人に間違えられないように
帽子にヘッドライトを装着した。



案の定、通り過ぎる村人?
町人には驚愕の眼差しを
向けられたが、気にはしない。



山の全体を把握する為、
経験値を稼ぐ勇者のように
歩き続けた。



すると道沿いに若いクヌギが
林立する場所に辿り着いた。



IMG_63552.jpg



樹液や捲れが無い為、
観察を続ける。



IMG_23203.jpg




カナブンとスズメバチは
確認出来た。



小一時間の散策を終え、
全体像をなんとなく把握したが、
この土地には可能性が低い為、
再度地図と情報収集を
継続する事にする。



IMG_01384.jpg



まずは普通種採集を目指す。


ジュエルゼリー

8/7
AM 1:50



夏期休暇を取得し、
嫁の実家である熊本県に
向けて車を走らせた。



滞在期間は5日間。



家を空ける間に気になるのは、
飼育中の餌となる。



我が家のゼリーはプロゼリーとなり、
喰いつきは抜群だが日持ちしない為、
思考錯誤の末、不本意ではあるが
保存料が入っていると思われる
ゼリーを探し、購入した。



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100均のゼリーとなり、
色付きがもはや人工的で
昔食べたジュエルアイスを思い出す。



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色々な味がある。



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ペアの中にはこのぐらいの
投与を施した。



オオクワガタは餌切れしても
耐えられると踏んでいるが、
不安視されるのは外国産であり、
中でも凶暴で大食漢のレギウス80ミリの
餌の供給量は国産の比では無い為、
このように設置した。


IMG_26558.jpg



これで安心して家を空けられた。



現在、広島県小谷SA



熊本でぶらりシリーズの
記事が書けるのではないかと、
嫁には言わずヘッドライトを
持参した。



勿論、無くしかけた電池や
充電器、ほぼいつもの用意も
添えて。



それでは引き続き
ハンドルを握る事にする。


どのような休暇になるのか
非常に楽しみだ。


最適数と次世代へのシフト

三重県産自己採集
オオクワガタ
♂52.4mm
♀44.4mmによる産卵セットの
天然産卵材は、既に破壊の限りを
尽くされ、私のセット放置が
如実に晒した結果となった。



そのバラバラにされた材を
割って行くと、私にピッタリな
数で生存していてくれた。




IMG_22222.jpg



IMG_99902.jpg



♂と思われる頭をしている。



IMG_88212.jpg



IMG_45522.jpg



IMG_61593.jpg



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全部で5頭。



私にとって最適な数となり、
直様菌糸瓶に投入した。



このペアでのセットは終了し、
次はWF1の親越え個体同士での
累代にシフトしていく。



天然には天然を

午前中、
双子の息子が夏休みの宿題に
取り組み、午後からは夏の工作の
色塗りを行っていた。



私の影響が多大に浸透している
作品となった。



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ライガ作
作品名:クロオオクワガタ



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アイスバーを使用しての
作品となり、幾段にも重ねる事で
重厚感を醸し出している。



そしてフーガの作品は
色鮮やかに塗られており、
本当に一卵性双生児なのかと
疑う程、感性や細部の仕上げ
などが異なる。



IMG_80441.jpg



フーガ作
作品名:カラフルカブト



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この作品には
心底喜びが身体中を巡った。



喜びに浸っている最中、
私は息子が借りている
友達の飼育ケースの洗浄を
嫁から任命され、外で私の
飼育瓶の洗浄と、クワデリさんから
頂いた山形産WD♀の産卵セットの
用意をする事にした。



私が瓶洗浄を施し、
息子達が絵具を洗いに
私の傍に来た所、
お向かいさんに阿古谷産
オオクワガタを差し上げた。


喜ばれマットを敷き、
コナラの樹を鋸で切断していると、
その子の友達がどこからともなく
現れ、「僕にもクワガタを!!」となり、
阿古谷もう1ペアと、長歯ノコギリペアを
差し上げるとお祭り騒ぎになった。



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子供達が喜ぶ姿を見るのは
嬉しいもので、大切に育てるように
簡単に飼育法を教えた。



そして、満を持しての
山形産WD♀のセットを
組んだ。



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裏山で見つけた
天然産卵材
で挑んだ。



ハムラビ法典に習い、



目には目を、
歯には歯を、
天然には天然を



この写真は奇跡の一枚では
ないかと思う程綺麗に撮れた。



何故ならこの3秒後には
姿を消したから。



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正確に言えば、
3秒も無かったんじゃないかと
目を疑う程、WDは走って隠れた。



東北特有の
スラっと美肌個体達が
産まれてくるに違いない。


別の雄叫び

8/3
PM 21:00



ひろさんが我が家に到着した。



私の車に乗り換え、
飼育や採集の話をしていると
あっという間に第1ポイントに到着した。



幾度も訪れている
竹藪の斜面を登った
場所になる。



登りきる手前で
樹液の香りが鼻をつき、
期待が膨らんだ。



IMG_58071.jpg



樹液が溢れている樹には
真夏の暴君が占拠していた。



別の樹を見ると
捲れの中で交尾をしている
ノコギリクワガタを確認した。



IMG_48451.jpg




この子孫は何色で
産まれてくるのか。



捲れに潜むドルクスも
チョコチョコと掻き出す。



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別の樹に移り、
ライトを照らすと
離島のような個体が落ちてきた。



IMG_89611.jpg



vividsに加入出来る程
鮮やかで美しい。



夜間ライトで散策していると、
光に向かって飛んでくる
昆虫の中にセミが多い事に
今更ながら気付いた。



IMG_96381.jpg



このポイントを見切り、
次なる新規ポイントへと
車を走らせた。



到着し、道を登っていくと
聞き覚えの羽音がした為、
立ち止まりライトを照らした。



IMG_09422.jpg




よくカミキリの脱出を見る
この樹に樹液が溢れていた。




この樹の名前が解らない。



このポイントを早々に切り上げ、
前回訪れたひろさんのポイントへと
目的地を合わせた。



ひろさんが目撃した
ヒラタVSカブトの樹で、
ヒラタを抜いたという事で
本命が入居する予想で丹念に
確認した。



IMG_18392.jpg



同じ♂とは思えない体つきである。




目線を上に上げると、
♀同士の争いが繰り広げられていた。



IMG_55702.jpg



ヒラタに敗戦した暴君なのか、
角がない♂を確認した。



IMG_25362.jpg




最高の捲れにもクワガタは
確認出来ず、次なるポイントへと
車を走らせた。



竹藪にクヌギが点在する場所で、
樹液の香りがする方へと向かうと
そこそこ大きい♀が見えた為、
鞄からマイクロドライバーを
取り出し臨戦すると、
スズメバチがライトに向かって
飛び掛かってきた。



私のヘッドライトを地面に置き、
ライトに呼び寄せられた
キイロスズメバチを撃退し、
小洞に再度目をやると、
既にそこそこ♀の姿は無かった。



IMG_39632.jpg



別の樹に移り、
電柱クヌギを見上げると
コクワガタが確認出来た為、
門さんから勝手に拝借した
ミドルキック採集を試みた。



IMG_59453.jpg



見ていた高所の個体が
採集出来るのは嬉しいものだ。



一度車に戻り、
ヘッドライトの電池を充電しようと
予備電池を取り出すと
鞄に1本しかない事に気付いた。



そこそこ♀での紋々との格闘時に
鞄から落ちたと思われ、
ひろさんには車で次のポイントを
確認して貰い、私は徐々に力を
失くし始めたライトで再度
格闘場へと戻った。



電池を探す前にもう一度
小洞を照らすが、姿は無かった。



諦めて落ち葉を照らすが、
灰色の電池で中々見つけられず、
通ったルートを思い出し
探すと、落ち葉に埋もれかかった
電池を発見し、奇跡の再会を果たした。




夕闇で本命を採集した時用の
雄叫びを上げてしまった。



車に戻り、ひろさんに発見報告を
したところ、今度はマイクロドライバーが
行方不明になった事に気付き、
車のどこかにあるはずと伝え、苦笑された。




「電池を拾い、ドライバーを置いてきたのですね。」と。




ここでポイントを変え、
ひろさんポイントである
巨木クヌギへと移動した。




遠目からも暴君が確認出来る程、
張り付いていた。



IMG_943232.jpg




IMG_96183.jpg



見える範囲で確認したところ、
13頭が活発に動いていた。



ここで大きくポイントを変え、
vivids AMGで共有する場所に
降り立つと、ひろさんが落下音と
共に拾い上げた。



IMG_62473.jpg



帰宅後計測したところ、
63mmであった。



どうやら5mm気圧の変化が
生じたようだ。



この場所はそれほど太くない
クヌギが並んでいる為、
再度ミドルキック採集を
試みた。



IMG_02733.jpg



ミヤマクワガタが落ちてきた。



AM 1:45



花形を採集し終え、
この場所で本日の採集を
打ち切った。


ひろさんとは車中で
本命採集への作戦を練りながら、




AM2:50



我が家に到着し、
笑顔で走り去るひろさんを
見送り、第三のビールで
喉を潤すと睡魔に襲われ
倒れこむように眠りについた。


Masterpiece

私は文章を書く行為が好きで、
名古屋昆虫館で一度ワープロを
駆使し、採集記を小学生ながら
掲載させて頂いた事があった。



もはや何十年も前の事になり、
このような出来事が無ければ
思い出す事も無かったであろう。



昆虫フィールド盛夏号




2013/4/18に
カーケーさんとの滋賀での
オオクワガタ採集
がまさか
全国誌である昆虫フィールドに
掲載されるとは、夢にも思わなかった。




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森崎クワガタさんのスマトラ
ハガネ血統が表紙を飾る
紙面に掲載された事も
二重の喜びとなった。



帰国していた妹に手渡す事が出来ず
少々悔やまれるが、3親等辺りまで
幅を利かせて掲載への喜びを伝えて
行きたいと思う。



私の宝物が一つ増えた。



皆様も
もし機会があれば、
私が掲載されている
採集チーム ラスカル
歓喜のオオクワ採集に
目を通して頂ければ
幸いである。



※カーケーさん、この度はお仕事でお忙しい中の御執筆、誠に有難うございました。家宝とし大切にさせて頂きます。



パダン×ベンクール

帰宅後、
プロゼリーを与える為
全てのケースを見た所、
ブレッセで頂いた
マンディブラリスフタマタWD♀の
体重が軽い事に気付いた。




死期が近い個体は
手に持った時の重量が
極めて軽い事が解り、
甘えの賜物で頂いた
スマトラ島 ベンクール F1を
同居させ、ペアリングを
施す事にした。



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爆産しても構わないと
念じ、飼育ケースを閉じ、
私の瞳も間も無く閉じた。





談笑と観察と予想図と

昨夜、
妹の出国を控え、



PM 22:45



ガーバーの見返りの為、
美味しいラーメン屋に
向かった。



20分程で到着するが
既に店は閉じられており、
仕方なく別の店へと車を
走らせた。



他愛のない話を続ける中から、
全く興味の無かった妹がどこに
住んでいるのかが判明した。



ジョージア州かと思い込んでいたが、
ケンタッキー州であることが昨日の
車中で理解した。



が、すぐ引っ越しをするらしく、
次の州も聞いたが私のファミコン並みの
記憶容量では、寝て起きて消えた。



パッとしない店や
有名なチェーン店は通過し、
私がいつも通り過ぎる
お店に入る事にした。


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ちゃんラーメン



四日市名物トンテキを
全面に押し出しをしている
ラーメン店で、いつもは何故か
通過店となっていた。



店に入ると、
テーブルにラミネートを
施された売り出しメニューに
目を惹かれ、重い斧を持ち帰った
功績を称え、トッピングでチャーシューを
勧めると、必要ないとの事でノーマルな
期間限定ラーメンを注文した。



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トムヤムメン



トムヤムクン風ラーメンとなり、
酸味と辛さが絶妙に融合していた。



私はメニューのイチオシと
光輝いていた背脂麺を頼んだ。



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名前からくどい味わいを
想像したが、味はアッサリとしており
非常に食べ易かった。



しばし談笑し、
経済の話や外交の話を
してきたので、私の意見を
率直に述べ、直様採集や飼育の
話にすり替えた。



帰宅し、
家で缶ビールを開け、
兄妹での共通な話を終え、
睡魔が鎌を持って現れた為
感謝と激励の言葉を述べ
席を立った。



眠る前に、
ギラファノコギリの同居を
観察したくなり、任務遂行を
果たしたフローレス島WD♀を
104.0mmの♂に入れてみた。




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ヒラヒラとお互いの触覚が
動くが、全く関心を持たず
私の眼が閉じかけた為、
ベッドに横たわった。



ふと考えが浮かぶ。


妹が次に帰国するのは
一年後と聞いた。



丁度キャンプアックス2の
刃がこぼれる頃に違いない。



ガーバーの新作情報にも
眼を光らせる事とする。


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