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AFFAIR

くわがた屋で購入しておいた
AGブロック×3を詰める事にした。



以前購入したKBファーム製の菌床は
ロット不良なのか、青黴の侵略を
許し、劣化も恐ろしく早かった為、
別会社の菌床を考慮すべきではと
思いが過ったが、再度良質な商品な
はずだと信じ、賭けてみる事にした。



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仕事から帰宅後の仕事。



中々の根性が必要となる。



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この日の為に購入しておいた
ダイソーの210円タライを
使用したが、105円のタライと
比較すると、丈夫さに違いを
見出した。さすが210円だ。

形・大きさと申し分ない。



2ブロックを崩した所で
汗ばみ、喉を潤す事にした。



我家の第三のビールで。



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AG×3ブロックを、
・500×1
・800×1
・950×7
・1400×3で綺麗に詰め終えた。



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菌糸が回り次第、
自己採集系統に
使用する事にする。


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関係と関係する関係の進化形

採集を諦め、飼育状況を
確認し、サキシマヒラタF2の
マット交換を行った。



瓶からの目視で確認
出来なかった為、
正直な感想は蛹での
ご対面を思い描いていた。



この個体の変遷は、
2012/5/23 初令投入
2012/8/25 測定せず
2012/10/22 15.5gとなり、
約4ヶ月を1900マットで
過ごしていた。



表層部をスプーンで掘ると、
体色が変化していない状態で
顎を左右に振り、威嚇してきた。



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この腹のデップリ具合を
見た時点で、同会社、
ケージーさんの30g個体を
超越したと実感し、
口角が急激に上がるのを
実感した。



緊張の測定となる。



胸の高鳴りが止まない。



撮影後、個別にメールでの
超越ぶりを披露する文面まで
考えた。



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24.5g



2012/10/22 15.5gからの
大幅な体重増加には喜びを
隠せない。



しかし、疑問が払拭されない。



同じ親、
同じ時期、
同じ餌、
何故だ。



こんなに大きいのに。



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この関係からの進化形を模索
する事にする。


延命の可能性

今朝起きると雪が
横殴りで吹雪いていた。



嫁から、今日は大人しく
家にいた方が良いと告げられ、
採集に出掛けられない気持ちが
鬱々と体内に広がりだした。



ふとツイストクワガタを覗くと、
ゼリーに夢中な姿を確認した。



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私が撮影の為容器に触れても
微動だにせず食していた。



顎の奇形で後食は微妙と
感じていた分、生き延びれる
可能性に安堵した。



鬱屈が和らぐ出来事だ。


誘導から陽動への展開

レギウスホワイトアイ♀の
産卵ボトルからの取り出しに
失敗し、ゼリーをボトル付近に
設置し、誘き出す作戦から
気付けば約2週間が経過してした。



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ゼリーに食された痕跡はなく、
ふとボトルを持ち上げ、
覗きこもうとしたところ、
ボトルの下に隠れている
ところを発見した。



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ゼリー誘導作戦とは異なる
展開ではあったが、無事であり、
符節欠けも無く元気であったのが
何よりであった。


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輝きを失わない体躯に
見惚れ、休養ケースへと
移した。



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労いと休息の特別コース2になる。



明日は、河川敷に息子達と出撃に
なりそうだ。


肉眼Sky Treeの後は

2/16
姪の結婚式に参列する為、
東京へ向かった。



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家族全員で親戚の家に向かう時は
車で向かうが、今回は私と母親の
二人での出席の為、新幹線で向かった。



式前日は埼玉の従兄弟の家に
宿泊させて貰い、式場の中目黒へ
向かった。



冷たい風が吹き荒れる中、
アフィーテ目黒という会場に
辿り着き、チャペルでの厳かな
雰囲気の中、緩やかに
讃美歌が流れ、パイプオルガン・
フルートとゴスペルの生歌声を
耳にした時に、涙がこぼれた。



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姪の父親が私と同じ歳で
早くして亡くなり、母親が
奮起して今日まで育て上げた
背景もあったのだが、
歌声の美しさに体の芯まで
痺れる程、感動が響き渡り、
ポロポロと零してしまった。



隣の従兄弟に悟られないように
色々と工夫したが、
披露宴終わりで涙の指摘を受けた。



その日は目黒雅叙園に宿泊し、
18日に初・肉眼スカイツリーを
目の当たりにした。



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634mの全貌は凛とした姿に
見えた。素晴らしい電波塔だ。



連日の飲酒で体力が低下している中、
帰宅後三重県産裏山ノコギリの
マット交換を行った。



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12.1g


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12.2g



同時期の投入、マットではあるが
ここまで差が無いのには笑いを
噛み締めた。



我家ではバンブーインセクト菌床にも
ノコギリを投入しているが、
飛躍的成長は見受けられていない。


ノコギリの巨大化難易度の高さに
恐れ慄いている。


怠惰の結果

唯一の採集飼育仲間の同会社員、
ケージーさんからメールを頂いた。



私が飼育している、
サキシマヒラタF2の幼虫♂♀ペアを
譲っていたものが、体重測定により
30gを確認した内容だった。



私が累代しているもので、
未だ30g超えは未確認であった為、
やるせない感情が大人気なく、
悶々と沸き上がった。



連休中は、友達夫婦の家で過ごした為、
先程帰宅し、私のサキシマヒラタを
確認したところ、棚の奥にある♀の
マット交換時期を悟り掘出した。



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すでに羽化しており、
瓶底での蛹室の為、
後翅にへこみを付けた
個体となってしまった。



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オフセット衝突のようなへこみ、
飼育管理を怠った結果だ。



落胆を背負い、管理向上に努めていく。



※恒例となっている為、今回もケージーさんの画像を無断転載し、成長披露とさせて頂く。



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サキシマヒラタ80アップを狙って頂きたい。




Come Alive

我家最大級の阿古谷産
オオクワガタF2幼虫の瓶を
交換する事に決めた。



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私は期間を決めての交換をしない。
菌床の状態が良ければ、交換を延期し、
あくまで3ヶ月を目安にしている。



この個体の変遷は、
オールファンタスティック菌床で
(バンブーインセクトで価格と実績で私が勝手に名付けた)

2012/6/1 初令投入
2012/8/24 25.1g
2012/10/11 32.5g

と経過し、約4ヶ月を1900瓶で
静かに過ごしていたが、
流石に劣化が気になり掘出した。


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表層部に近い場所で居食いを
していた。



第一印象は、意外に体色が黄色味を
帯びていないと感じた。



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体重を測定すると、
32.4gであった。



私が個体に触れると、
顎で威嚇し指に何度も
噛みつこうとした。



自らの臀部に自害行為に
移った為、素早く私の爪を
生贄にして危機を乗り越えた。



躍動感が半端ではない。



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2012/10/11から0.1gの減量で
済んでいた。これには喜びの雄叫びを
上げずにはいられなかった。



しかし、
深夜の交換の為声を殺し、
雄叫びは空気が漏れる程度だった。



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オールファンタスティック瓶で
最後まで観察をすべきであった。



菌床の用意を怠った為、
良好な状態の北斗恵栽園1400に
投入し、潜る様を見届けた。


誘導作戦へ

レギウスホワイトアイの
産卵セットが1ヶ月を経過
した為、♀を取り出す事にした。



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坑道を掘り進めると、
黒い肢体が微かに確認出来た。



この瞬間、スプーンを接触させて
動きが無かった場合の悲しみを
浮かべながら、慎重に確認を続けた。



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スプーンが接触すると、
黒く固い肢体は動きを見せ、
生命の灯を感じた。



カチカチとスプーンに
噛み付くが中々取り出せない。
気が付くと30分格闘しており、
嫁が独りリフレッシュで温泉に
出掛け、子供達の食事の時間に
なり、志半ばで断念した。



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ゼリー誘き出し作戦に切り替えて。




ビロードのディセプティコン

ピカピカボディを拝みたくなり、
タランドゥス♂の割り出しを
行う事にした。



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蓋を開けると、
カワラ独特な匂いが
鼻を刺激する。



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表面にココアパウダーを
塗したかのようだ。

カワラは固い先入観があり、
力を込めて掘出すと、
中は食痕が蔓延り、裕に
崩れていった。




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現れたビロード色が混じる
肢体はとても美しい。


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この艶に見惚れてしまい
違和感に気付くのが遅れた。



この顎の形状は、タランドゥスではなく、
レギウスではないかと。



顎の湾曲が著しく手前になるのが
特徴のタランドゥス。
この顎のストレートさは、
レギウスのものではないか。



お尻も収まったので、
体長測定を行った。



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体長は66.4mm



80ペアの♂と比較すると、
歴然の差がある。



しかし、面白い形状をしている。
ディセプティコン顔は否めない。



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落ち着いたら
親しくさせて頂いている方に
確認を取る事にする。


Fantastic瓶の相性

1/11に記事にしたサキシマヒラタ
同様な環境で成長過程を経ている
幼虫がいる。



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2012/9/22に
バンブーインセクト950に
初令投入した個体になるが、
特筆すべき点は、
4ヶ月を経過しても暴れもせず
じっくりと喰い上げてきている点だ。



別時期の同菌床では
自己採集累代オオクワガタの
初令を投入しているが、
今までの中で一番成長が
遅く感じており、
購入時期の品質の差を
痛感している。



私の使用感として、
バンブーインセクト菌床は
ヒラタに良くマッチング
しているのではないかと
考えている。



今後の動向に注視していく。


概念ファクター

前日に息子達と
採集に出掛ける事が決まった。



朝早くからの出発であり、
早々に就寝を促した自分自身が
精神的ストレスの為か眠れず、

AM 8:00
ルンバの起動メロディーで飛び起きた。



熱いコーヒーを飲み干し、
運転席に乗り込んだのは
AM 9:40



ハンドルを握っても
まだ悩んでいた。



新規の森か、河川敷か。



私に迷いを生じさせたのは、
息子達にコクワガタではなく、
ヒラタやノコギリを
採らせてあげたい気持ちが
生まれたからだ。



車に乗るまで決まらなかったのは
初めてであり、判断力が鈍っているのを
実感したが、ドライブに入れアクセルを
踏むと流れる景色が私を森へと導いた。



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初めに降り立ったのは、
猪避けの柵が立ち並ぶ
場所でありこのような
倒木が目に入った。



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私達が狙っている
本命は簡単には
手に入らない。

その事を息子達も
理解し始めたようで、
材を叩いた感じで
「ここにはいないな」と
一丁前な台詞をライガが
呟いた。



材を探し、
森を歩き斧を一閃させる。


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顔を出すのはコクワガタ。



無駄な体力の消耗は避け、
別の場所へと車を走らせた。



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コナラが点在する森に辿り着き、
暫く歩くとこのような倒木が
現れた。



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枯れ方は、
上部表面が乾燥しきっており、
根側は水分を含みすぎていた。


東側側面に斧を入れると、
サクッと程良い水分と
白色の断面が現れ、
結構なサイズの食痕が見えた。



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ライガは根側から進んでいく。



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割り進めても食痕はあるが
出会えない。

出てくるのは肉食キマワリ。
もはやこの輩に食されて
しまったのか。




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二人で掘り進めていくと
次第に手が入り難い側面から
裏側へと食痕が向かっていき、
態勢が辛い中、40分程追いかけ
やっとご対面出来た。



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大きなコクワガタ。

一気に疲労感が増し、
休憩を取りながら
追いかけるとライガが
初令を割り出した。



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これはオオクワガタに違いないと
呪文を唱え、持ち帰る事にした。




ここで散策を止めて
昼食を摂る事にした。



すき家で腹を満たし、
また感性を頼りに車を
走らせた。



山道から見える斜面に
広葉樹が見えたので
車を降りて確認すると、
川があり渡らなければ
ならなかった。



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私が確認してくるので
川を渡らず待つように言うと、
息子達は「渡れるから一緒に行きたい」
と言い、フーガは左足を水没させた。



私は息子達の渡りたい一心さに
心を打たれ、
細長い倒木を川に
浮かべ私の手を頼りに
フーガが渡りきった。



次に渡る
ライガが始めの石を
踏み誤り右足を水没させた。



なんとか二人とも川を渡り、
森を歩いたが、急斜面の
連続で引き返す事にした。



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戻るにはもう一度
川を渡らなければならない。



私は別のルートを見つけ、
息子達にどうやったら渡れるか
考えるように指示を出した。



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すると二人で話し合い、
川を渡る為に足元に
捨ててあった5mほどの板を
見つけ、それを橋にする案を
出してきたが、3人で持ち運ぶ
事が出来ないのを悟り、
次々と突飛な案を練り始めた。



息子達の案では膝まで水没が
予想されたので、私が4本の
廃タイヤに着目するように
話を振るが、川を渡る発想に
至らなかった為、私が3本の
タイヤを順に並べた。



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私が先に進み、
一人ずつ手を取り
無事渡る事が出来た。



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ここで二人とも足が濡れている為、
帰路へと車を走らせた。



家に戻ると、
嫁にどうやったら川を
渡れるのかという問題を
息子達が出していた。



板を使うのか。
タイヤを使うのか。


輝く前歯と別居の背景

精神的疲弊を脱する事が、
本日の休みまで取れず
皆様のブログ訪問すら
ままならなかった。



今日は生憎の天気であり、
家族で室内テニスをしに行くことが
午前10時に決定された。



その前に、
レギウスホワイトアイ3令幼虫の
瓶交換を実施した。



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糞の色も良く、
半透明なボトルですら
良い体躯を覗かせていた。



固いカワラと格闘し、
掘出した幼虫をよく見ると、
口の部分が一部白色になっており、
レギウスの幼虫はこのような色を
していたのかと、思い返してみた。



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思い出せない。




そこで、皆様の画像を
確認したところ、
確かに白かった。



キラっと光る前歯が奇形でなく、
一安心したところで
体重測定を実施した。



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23.7g



前回の最大個体が21.6gの為、
暫定1位に躍り出た。



水泡の如く表面に現れたキノコ
北斗恵栽園カワラ1900に投入し、
潜る様を静観していた。



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私はホワイトアイペアと
80ペアを飼育しているのだが、
80ペアの♀がひょこひょこと
歩いていたので目をやると、
後翅に挟まれた跡があり、
取り出した。


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画像では判別し難いが、
へこみを確認し、
即座に別居を決め込んだ。



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♂はと言えば、
優雅に食事を満喫していた。



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私はハンドペアリングをやらない。
自然に事象成立が好ましいと
考えるからだ。



ただ、この大食漢で気性の荒い♂を
考慮すると、ハンドペアリングに
よる累代、若しくは顎縛りを
行わなければ、♀のDV死が安易に
予想される。


暫くは別居させ、
作戦を連綿と練る事にする。


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