雪が舞う森の17コース

歳を重ねる度に
時間の感覚が
異なるように思う。



子供の頃は夏休み、冬休みが
待ち遠しくて仕方無かった。



早くありきたりな日常が
過ぎ去って欲しい。
そんな事ばかり考えていた。



大人になり、働き始めてから
というものは、年末になるまでの
速度が徐々に増しているように感じる。



騙されているような感覚だ。



人を待つ。
電車を待つ。
荷物が届くのを待つ。


待つという行為は、
時間が長く感じるという事か。



本日で2012年が終わる。
あっという間だ。本当に。




ブログを始めて2ヶ月にも経たないが、
この短い間に様々な方が閲覧して下さり、
リンクさせて頂いた方々、拍手や
コメントを残して下さった方々に
心底感謝している。



クロノグラフはこの記事で
2012年を締める。



雪が舞う午後、
カワラタケ菌糸瓶作成に向けて
道具を洗浄した。



その中には青カビ発生した
瓶も含まれたのだが、
瓶内側に付着した黴を擦り落とす
作業は、意外にも困難を極めた。



何度も何度も擦らなければ
剥がれ落ちない。
まるで少年の頃に犯した
小さな罪を償うかのように。




相手の執念すら感じる程だった。




洗浄を終え、車に家族を乗せて
三重県民の森に走らせた。



ラジコンを持参し、ある程度満足感を
消化させた後に向かった先は、
冒険の森・チャレンジフォレスト。



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いや、チャレンジホレスト。

昭和の堅気プンプンの方が
名付けたに違いない。
一歩も譲らず。



このアスレチックコースは
全17コース。

子供と共に挑戦した。



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このような道を通り抜け、
数々の難関が待ち受ける事になる。


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私は上記のアスレチックに
手こずり、笑いが込み上げ、
独りニヤついてしまった。



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ぶらりシリーズの癖なのか、
アスレチックコースを
回っていても周りが気になり、
樹液が出ている樹を撮影していた。



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小雪が散らつく中、
子供達と共に体を動かせた事で、
材割採集に向けての準備運動が整った。



天候、体調、家族の了解が
合わさった際には、
新規開拓・採集に出掛ける。



2012年

最後の記事にクワガタが
出てこない。



これはこれで私らしい。



※私自身にとって、
本ブログで皆様に出会えた事が
素晴らしい出来事となりました。

良いお年をお迎え下さい。



そして2013年も宜しくお願い致します。

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新たな進撃

クチクラ、角皮に覆われ
糸状・ひも状で植物や動物に
寄生するもの、土中に住むもの
などがある。


10/4に
アンテマット800に初令投入した、
サキシマヒラタを確認すると、
袋形動物の総称である、
線虫の大群に脅かされていた。



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同日に投入した同マット・
同類の瓶を使用し片方は
発生していない事から、
発生原因の追及は困難に思える。



成長を妨げる、又は
生命の危機に陥っているものと
判断し、掘出してみる事にした。



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幸い無傷での救出が図れ、
安堵の吐息が漏れた。



西表島産 F2
11.6g ♀



同じ環境で線虫が
発生していない瓶も
交換する事にした。



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少し掘ると空洞が生まれ、
居食い状態で成長も順調
良く思えた。



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こちらも♀になり、
11.5gとほぼ変わらない
体重だった。



私がヒラタ系に使用している
マットは、激安でお馴染の
DOS、三次発酵マットを
よく利用している。
(前回はアンテマットも購入し、試用した)



IMG_1308.jpg



あの値段でこの実績なら、
問題なく購買意欲が継続される。



しかし、線虫の新たな大群が
今後も飼育環境を脅かす
事になれば、用品の見直しも
検討しなければならない。



飼育瓶はあまり触れない方が
良いと皆が口を揃えて言う。



今回のように、まさかの事態発生に
対処出来るよう、おおまかな時期を
見定めて確認するように、私の
今後の飼育方針としていく。



※昨日熱い誓いを込めた
カワラタケ詰め作業は、
終日の雨模様により
洗浄作業が行えない為、
敢え無く断念した。

これはこれで気分が
優れないものとなった。


魔力と相乗効果

一度聴いてから
忘れられない言葉がある。



・襟裳岬
・狂牛病
・マニュフェスト



現在瞬間的に浮かび、
脳裏にこびり付いて
離れられない言葉群から
抜粋したものが上記の三つ。



そんな年の瀬に私の中で、
また一つ忘れられない
言葉群に入閣を果たした
斬新極まりない言霊がある。



先日の記事で紹介した
北斗恵栽園の菌床名である
タダノヒラタケ。



IMG_7723.jpg



詳細は、
・北海道産ブナ100%
・ヒラタケ菌
・含水率:約50%
・添加剤:ふすま 約5%
・3500CC

特徴は、
菌が成熟(4~5ヶ月)ぐらいまでは
キノコの発生が非常に少ない。



インパクトが先行し、
言霊の魔力と相乗効果を産み、
私は一撃でやられてしまった。



前回、カワラタケ2ブロック分を
詰めて力尽き果て、残りの
タダノヒラタケ×2ブロックと
カワラタケ×1ブロックの
菌糸瓶作成が完了していなかった為、

昼寝で体力を回復した今ならと、
自分自身を奮い立たせ、
瓶作成に臨んだ。



IMG_6819.jpg



初令用ではない為、
粗めを選択し、持ちの良さを期待した。



粗さはKBファームと変わらず、
驚きはなかったが、
オガの色を比較すると
北斗恵栽園の方が
薄く白っぽい印象を受けた。



次々と詰めていく中、
1本のガラス瓶容器の空気孔が
開いていなかった事に気付き、
開口作業に移った。



カッターコンパスを使用し、
直径2Cmの円を罫書く。



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罫書けたらドリルで、
適当に穴を開けていく。


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円内に収まれば精度は
必要が無い。



この上にタイベストシールを
貼り完成だ。



IMG_3526.jpg



タダノヒラタケ菌床×2ブロックから、

800×1
950×1
1400×5
1900×1

と詰め終わった。



IMG_0903.jpg


合計10,650CC



持ちの良い粗めの為、
結構な力で固詰めを
行ったにも関わらず、
嬉しい容量オーバーになった。



残りカワラタケ×1ブロックが
待っている。



連日の登板になろうが、
瓶作成を完封で投げ切ってみせる。


侵略の発展

今日から大型連休に入る。



我社の激動の12月が終わり、
身も心も疲弊していた為、
記事を掲載出来ず、
気分が優れなかったものも
昨日まで。



休みは家族でゆったりと
過ごす事が決まっている為、
新規開拓や飼育に力を注げる。

はずだ。



12/15の記事にもした青カビ瓶を
覗くと、侵略はたゆたうように
ゆっくりと、そして確実に
拡大を図っていた。



IMG_7214.jpg



この瓶の蓋を開けたところ、
カビ特有の鼻をつく匂いが
香った為、瓶交換を決意した。



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阿古谷産 F2 K系統 ♀

6/1 初令投入
8/19 12.6g
10/14 13.0g

菌床はバンブー・インセクトになる。



そして掘出した個体の
体重測定を実施した。



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スケールは13.5gを表示して
いるが、この撮影の後、
常時13.4gを表示した。



青カビに侵食された
菌糸の断面を確認すると、
侵攻されていない部分との
色が若干異なり、
眼を凝らして見ると
黴の実体を確認出来た。



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瓶と菌糸の隙間、
瓶の内側に多く蔓延して
いるのが確認出来るのではないか。



掘出した個体を
自然発酵マット800に投入した。



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この他にも青カビの侵略を
許している瓶がある。



IMG_3911.jpg



こちらはKBファーム 
カワラMO1100になり、
レギウスホワイトアイの
産卵ボトルになる。



夏の処分セールで
購入したものになるが、
同セールで購入した他の
4本は、青カビの発生はない。



こちらも救済措置までに
菌糸瓶の用意が必要になる。



休みの間に菌糸詰め、
若しくは購入を行い、
万全な態勢を整えていく。

華奢な足音

幼少の頃に
ノコギリクワガタの
生態については深く
知り得ていなかった。
(只単に興味が無かっただけかもしれないが)



カブトムシと同様、
一夏にエネルギー全開で、
余力の残し方も解らず
朽ち果てていく儚き森の住人。

幼少時はその程度の知識だった。



まさか、

・羽化後、休眠を取り翌夏に活動
・幼虫は樹の根を好み食す

など知る由もなかった。



クワガタ熱再燃で
私の家の裏山にある、
竹藪に点在したコナラ林での
材割採集で、上記の裏付けは
確実性なものとなった。



そんなリーゼントを
決めた華奢な不良達が、
羽化後休眠シェルターから
足音を響かせてきたので
取り出してみた。



IMG_6429.jpg



全て50mm台で、
真ん中の個体は57.1mmと
我家最大となる。



ノコギリクワガタと言えば、
赤みを帯びた体色を
思い描くのではないか。



例えるなら、
TOYOTA VELLFIRE
ボルドーマイカメタリック。



IMG_2030.jpg



画像では解り難いかもしれないが、
このようなペアが多く見られる
と思われる。



そんな中、
漆黒のブラックノコギリが
小さい個体ながら混じっていた。



IMG_1807.jpg



見慣れていない為なのか、
新鮮で異質なオーラを
感じてしまう。




ブラックノコギリの累代に
挑戦したく、♀の漆黒個体を
探したところ偶然にも
見つける事に成功した。



IMG_3760.jpg



来夏の活動を確認した暁には、
ブラックノコギリの累代に
挑戦を試みる事にする。


イヴの無線操縦と失踪

12/25は夫婦共々仕事があり、
サンタクロースのプレゼントを
今そっと置きに行く事になれば、

12/25朝に子供達の
狂喜乱舞する様が
安易に予想されたので、
親の都合最優先で
12/23の真夜中に、あわてん坊の
サンタクロースがやってきた
設定で24日の朝を迎えた。



双子のライガ・フーガは、
(便宜上の呼び名)
人生初のラジコンに
願いを託していた。



朝目覚めると共に、
豪快な声をライガが上げた。



「サンタクロースがいつの間にかやってきた、一日早いからあわてん坊だ」
と、甲高い声に続き、
フーガのハスキーな声で
「サンタさん、トイザラスで買ってる」



不覚にもトイザラスのポリ袋で
設置した結果だ。



朝食時、
子供達と、サンタクロースが
何故トイザラスのおもちゃを
配るかについて相当な議論が
執り行われたが、なんとか
応酬に打ち勝つ事に成功した。



さて、
皆様は双子をどのように
イメージされておられるか。

趣味や好み、顔まで一緒。

と、妥当な意見が聞こえて
きそうだが、

私の息子達は一卵性の双子で
性格・嗜好・外見など
交わる事が少ない。

(二卵性疑惑を未だ私は捨てきれていない)


ライガの願いである
嗜好品はこちら。



IMG_4687.jpg



シンプルな白いポルシェだ。


フーガの願いはこちら。


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一見すると未来型警察車両に
思われるが、私は初めてこのような
ギミック付きラジコンを目にした。


IMG_6206.jpg



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ボタンを押すと立ち上がり、
ロボット型に変形する。

真ん中の赤い部材は
先端が吸盤型のミサイルになり、
変形走行しながらも発射出来る
ラジコンになる。



この日はラジコンで全てが
埋まってしまう事を恐れ、

・追加の暴れ瓶の交換
・サキシマヒラタマット交換
・ボトル洗浄

この三点だけは是が非でも
済ませておきたい重要事項に挙げ、
決行した。



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阿古谷 F2 K系統
6/1 初令投入
7/22 14.4g確認
10/8 24.4g確認


暴れの為取り出し、
体重測定を実施した。


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22.3g

今季一番の変色で蛹化は近いと
窺える。

前回同様に自然発酵マット1400に
投入し様子を見る事にした。



そしてサキシマヒラタの
マット交換はこちら。



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こちらは15.9gで、これからの
伸びを期待する個体になる。



午後からは風が吹き始め、
寒空の下、瓶洗浄を行い
任務は遂行された。



子供が遊んでいる公園に
迎えに行く前にふと
マンディブラリスフタマタ
確認をしたところ、
3頭中2頭が全く潜っておらず、
菌糸の状態を確認したところ
やはり水分量がかなり多いのが
要因だと察知した。



投入する際は、
マンディの飼育が無知な為、
購入時のカワラタケボトルに
投入すれば良いものだと思い込んだが、
あまりにも水分量が多いのが
気になっていた。


♂♀での救出を図り、
KBファームのカワラMOに
投入し直した所、
即座に潜っていった。


もう一頭は何度探しても
見当たらなくなっていた。



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途方に暮れながらも
子供達を迎えに行くと、
私の憔悴した顔に
微笑みを添える光景に出会った。



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落ち込んだ顔など、
一瞬で吹き飛ばしてくれる
光景だった。


言霊の魔力

言葉には不思議な魅力・魔力が
存在するのではないか、
と常に感じてしまう。




昔の人達は言霊と名付けたように、
言葉には魂が宿る時が
あるのではないか。



聞いた響きが美しかったり、
言い回しがとても流暢に
聞こえる組み合わせがあったり。



私の子供達の名前の由来を
聞かれたら、いつもこう答える。



ただ響きが良かったから。



画数など気にもしなかった。

聞いた響きと、
漢字の見た目の美しさを
優先させて名付けただけだ。



私には、
音の響きが良ければ、
それを最優先で利用する癖が
身体に染みついている。




皆様は、幾数ある飼育用品の中から
前評判や実績、クチコミ等から
選ばれているのではないか。



私も勿論リサーチをかけ、
失敗しない飼育用品選びを
心掛けている。



評判や価格等が僅差になった場合、
実績など勿論踏まえた結果、
独自の音感選択で
私はこちらの用品を購入した。



北斗恵栽園の菌床だ。



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この会社のネーミングの
美しさに惹かれたのか、
と言われればそれも
含まれた形になるが、
KBファームの菌床が我家で徐々に
青カビの侵食と発展を展開している
昨今、他社の優れた菌床に
出会ってみたい理由から、
そして、言葉の魔力に
取り憑かれてしまい選択した。

IMG_0449.jpg


カワラタケ3ブロック、
ヒラタケ2ブロック。



そして、
この北斗恵栽園独自のシステムが、
手前左に確認出来るであろうか。



おまけ



何たる響き、
何たる魔力。
この言葉に惹かれない人は
いないのではないか。


購入時、クーポン券若しくは
おまけを選択出来るシステムで
私は迷いなど微塵もなく、
魔力が宿る方を選んだ。



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おまけは、コナラの産卵木×2本。

芯が残る材にはなるが、
この心意気が憎い。



年賀状作成と並行で、
カワラタケブロックからの
ビン詰め作業を決行した。



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まずは消毒作業だ。



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そして、
ブロックの白い皮膜を剥がし、
この網の上で細かく砕いていく。



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詰めた後は、
菌糸の回りを早く・良くする為、
私はキャンプ等で利用される
テント用ペグを使用している。


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眠たい瞳を擦りあげながら、
何とかカワラタケブロック×2を
1900×2、2300×2で詰め終える
事が出来た。



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この菌床の品質・結果を
ブログで経過報告と共に
綴っていく事にする。






最有力地点

仕事で岐阜県恵那市に
向かった際、
少し時間が空いたので
良い雰囲気の林に
ぶらりと立ち寄ってみた。



農道のような道から
ほんの少し入った所に
オーラ全開で放たれている
クヌギを見つけた。



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樹の太さ、雰囲気から
私が子供の頃に採集した樹を
思い出した。



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画像にはないが、
樹の上部を眺めると
部分枯れもあり、
隠れられそうな小洞もあった。



このロケーションには大きく期待が
持てる為、即座に
iPohneへ地点登録を行った。



少し歩くと、
このような真っすぐに
伸びた樹が多く見られた。



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ふと目線を変えると、
遠くからでも生息の
可能性を示唆する樹が
映った。




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少々細い樹だが、
捲れ・洞・部分枯れと
全てが揃った三冠樹だ。



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キノコが
いるに決まっていると
教えてくれているようだ。



別角度を撮影。



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この捲れの中を下から覗くと、
スズメバチのミイラを確認した。



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時間的にこの樹の収穫で
林を後にした。



立ち枯れは一本しか
見当たらなかったが、
夏の樹液採集に大きく
期待出来る地点であった。


来夏に必ず訪れる決意をし、
車を走らせた。





新参者

外国産のクワガタは、
私が子供の頃には
図鑑だけでしか目にしない、
言わば遠い存在であった。



私のクワガタ熱が再燃する
以前から、ホームセンターで
ヘラクレスオオカブトや
パラワンオオヒラタを
目にしていたが、

その時の衝撃は
計り知れないものがあり、
気にはなっていた。




今、こうして様々な
外国産クワガタが手軽に
入手出来るような時代に
私は未だ違和感を感じる。



ただ、やはり国産にはない
魅力を解き放つ体躯に
見惚れてしまい、
逸る気持ちを抑えきれず、
購入の意思をそれは
早くあっさりと固めた。




会社の忘年会から帰宅すると、
カーケーさんのブログでお馴染の
ブレッセから購入品が届いていた。



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どこから開けるとか気にせず
急いで力まかせに開封し、
中身を確認した。



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プリカ×3個、菌糸瓶800×3本、
1400クリアボトル×1。



プリカはこのように
空クリアボトルの中に
入れられていた。



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マンディブラリスフタマタクワガタ
パダン産 F2 幼虫3頭




思いっきりメジャー種ではあるが、
皆様のブログを閲覧している内に
飼育してみたいランキングが
いつの間にか鰻登りになっていた。



早速プリカからの
引越し作業に移った。



IMG_9490.jpg



頭が大きく、
♂と位置づけた。



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こちらは♀か。



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ピンボケではあるが、
多分♀であろう。



♂1、♀2。
この比率は累代には嬉しい
限りだ。



そして、空クリア1400を
購入に踏み切った理由はこれだ。



IMG_9617.jpg



1400ボトルでこの形状を
私は初めて目にした。

この形状ならば、
ガス抜きの際にタイベストシールを
気にせずひっくり返す事が出来る為、
ブレッセでのHPを見た時は
「遂に見つけた。」と思わず零した。



新参者がどのようなサイズで
羽化してくるのか。

また一つ楽しみが増え、
嫁の溜め息も
また一つ増えた。




贖罪の始まり

眠り方を忘れた街を後にし、
静まり返る住宅街を歩くと
ただ眠るだけの家に辿り着く。



いつものように、
暗闇が蔓延る部屋に
左手を滑らせ、スイッチを押すと
ポッと暖かな白色球の光が
壁一面に広がった。



コートを脱ぎながら
溜息を一つ吐くと、
ふと目に入ったのは無残にも
上半身と下半身を真っ二つに
切り離された、
変死体が横たわっていた。



IMG_46284.jpg




私は恐る恐る近寄り、
体温を確かめるように
触れてみた。

IMG_9744.jpg

死後数時間は経過しているようだ。



隣人の平田 紗希(ヒラタ サキ)が
何故私の部屋で
亡くなっているのか。



私の頭の中で疑問が次々と
沸き上がり、膨らんでは
消えていった。



私は夫の平田氏に報せようと
家を飛び出し、インターホンを
何度も押した。



家に灯りはなく、窓の施錠がされて
いなかった為、失礼とは思いながらも
靴を脱ぎ侵入した。



部屋の至る所をくまなく
探したが気配は無く、
夫の平田 志満(ヒラタ シマ)の姿は
どこにも見当たらなかった。



私は家に戻り、
再度死体に目を走らせた。



鋭利な刃物でも使ったのか、
見事に分離されている。



直様手持ちの携帯電話を取り出し、
震える手をどうにか動かして
警察に通報した。



15分もすると、窓の外の暗闇に
赤い光がせわしなく彩りを与えた。



警部補と名乗る男が、
私に執拗に質問を繰り返した。



平田夫妻との親密さ、
近所の付き合い、評判、
私から見た私見等だ。



平田夫妻は夜遅くに
見かける事があったが、
声を掛けようとすると
挨拶もろくにせず、
そそくさと足早に
立ち去る事が多かった。



警察は内縁関係者に
容疑者を絞り込み、
程なく行方がわからなくなっている夫 、
平田 志満を重要参考人として手配した。



後日、平田 紗希の葬儀が
しめやかに執り行われ、
夫の行方がわからないまま
寂しく済まされた。



私が平凡な日常を
取り戻そうとした矢先、
重要参考人である平田志満が、
林の中をフラフラと
歩いている所で発見された。


IMG_0354.jpg


事情聴取の上、否認する事も無く
すんなりと容疑を認めた。


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動機は食事中に口論となり、
先に手を出された平田志満が
逆上し、ついカッとなり犯行に
及んだという事だった。



その後、遺体を切り離し、
隠蔽を試みるも、
通行人に目撃され、
隣である私の家に潜りこみ、
仕方なく遺棄し
逃走したということだった。




平田志満はその後、
殺人未遂、死体遺棄、
死体損壊容疑から
殺人罪に切り替わり、
無期懲役を言い渡された。


IMG_3542.jpg


この事件から数日が経ち、
私の周りからようやく
マスコミが姿を消し、
私の顔と音声を変えた映像が
流れる事もなくなっていった。



12/19
AM 7:00

玄関を出ると、
風が不気味な吠え声を上げている。



それはまるで平田志満の
悲痛な叫びと錯覚する程だった。



コートの襟を立て、
バス停を目指し、歩きながら
頭の中で反芻した。




彼は今、贖罪の始まりを
噛み締めているのだろうか。


柔らかな午後に早い掘り出しを

脱MERRY-GO-ROUND後、
サキシマヒラタ♂と♀を
柔らかな日差しの中、
掘り出した。



マット飼育オンリーとなり、
菌糸組は未だ蛹化の気配も
見せてはいない。



蛹の時点で性別が確定し、
F2初となる♂のサイズを
気にしながら掘出すと、
まだ赤みを帯びた体で
転がるように姿を現した。



IMG_5289.jpg



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非常に残念ではあるが、
サイズで親(69.4mm)超えは
果たせなかった。

縮んで64mm程か。



もう1頭の♀は、
ギラファノコギリが菌糸2300で
暴れた際に、半分をマットで再度
埋め直しをして与えたのだが、
恐ろしい程の土壌劣化に伴い、
♀の早期羽化を起こしたものになり、
ノギスを当てる意欲も起きない程
小さな個体になってしまった。



IMG_1638.jpg



掘出した個体達は、
このような容器に格納され、
活動する日までジッとして貰っている。



IMG_0790.jpg




左から二番目はツイストクワガタだ。
ジッとしていないから、近々転居を考えねば。


これでサキシマヒラタの羽化組は、
♂1、♀3、ツイスト1となる。



体が完全に固まった暁には、
ツイストクワガタとの比較検証を
行いたいと考えている。



IMG_2277.jpg


脱MERRY-GO-ROUND

我家は二年前に建て替えを行い、
冷暖房を全館空調という
スタイルで選択した。



二世帯ということもあるが、
どの場所でもほぼ同じ室温の為、
高齢者によるヒートショックを
防止出来るのではないかという点と、

室外機が一つになり、
エアコンを全室に配備しなくても
良いという点に魅かれ選んだ。



家の設計やレイアウトなどを
あれこれ考えていた当時、
クワガタ熱は再燃しておらず、

今思えば、
たまたま選んだ空調システムが
温室等の温度管理をしなくても
済む全館空調であり、
ブリーダーとして感謝の念を
送らずにはいられない。



この環境下、
夏は約26℃、
冬は約20℃で過ごしている。

同じ飼育法の中で
昨日記事にした青カビとは
別の問題があった。




IMG_1610.jpg



見事な暴れっぷり。

我家ではタランドゥス♀と
この個体だけがグルグルと
メリーゴーランドのように
動き回っている。




この暴れ個体を
衆議院小選挙区・比例代表選出
議員選挙投票後、
気兼ねなく交換作業に移った。



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薄皮一枚の菌糸の蓋だ。



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こちらは、
阿古谷産F2 E系統で
6/8初令投入後、
7/28に13.1g、
10/5に22.9gを確認した
個体になる。



IMG_6875.jpg



暴れた割には1.1gの減量で済んだ。



私が思うに、
幼虫の体色が黄色みを
帯びてからは、

栄養をどれだけ与えても
劇的な体重増加には至らない
ものではないかと考えている。



そこで、
菌床飼育において
劣化やキノコの発生の
不安要素を鑑みると、

暴れの幼虫に対しては、
自然発酵のマット飼育で
栄養をさほど必要とせず、
羽化まで成長過程を通過
させた方がメリットが
あるのではないか。

と勝手に考え、今回初の
自然発酵マット1400に
投入を試みた。




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体重が微妙な幼虫である為、
参考に至らない可能性も
大いに含んでいるが、
どのような結末を迎えるのか、
経過報告と共に観察を
行っていく事にする。


侵食の傾向

深刻な瓶が二つある。



時と共に繁殖は増し、
今後の状況次第では
掘出しの必要性が確実か。



菌糸瓶飼育を開始してから
初の出来事となる。



IMG_0074.jpg



青カビが絶賛勢力拡大中。




私は
価格・用途・その場の思いつきが
働き、飼育容器が統一されていない。




薄っすらと状況確認出来る
PPボトルや、はっきり確認出来る
クリア硬質ボトル・ガラス瓶と
種類や容量も異なる容器を
使用している。



数ある飼育中の容器で、
この2本のガラス瓶が
被害に遭っている。



同時期に詰めた菌床で、
同じ作業工程を経ているにも
関わらず、発生しているものと
していないもの。
(菌床を詰める前の、アルコール消毒による瓶洗浄は実施している)



これには首を傾げるばかりだ。



左側は
KBファームの菌床で、
11/3に自己採集系統の初令を
投入したものになり、
未だ食痕が確認されていない為、
生存しているかは不明だ。



右側は
F2阿古谷産を6/1に初令投入し、
8/19に12.6g、
10/14に13.0gを確認した♀個体で、
菌床はバンブー・インセクトになる。




幼虫は潜りこんでから
あまり活発に活動しておらず、
現在の所は青カビの魔の手に
追いやられてはいない。



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菌床の種類も投入時も
異なるが、青カビ侵食を
されている共通点はガラス瓶。



やはり、
菌床飼育は酸素を透過する
PP,PET容器が向いているのか。




他のガラス瓶からは
青カビは発生していないものの、
同じ環境下にありながら
キノコが生育を
始めているものもある。



現状からの変化が生じた場合、
飼育容器の種類と傾向を
基点として考察していく事にする。


Farewell Farewell 

兼ねてから約束をしていた、
ゴトウヒラタをケージーさんに
渡す日が来た。



ケージーさんは
同じ職場の社歴で言えば先輩で、
年齢は私が上という非常に
コミュニケーションが図り難い
構図の中、唯一の採集・飼育仲間になる。



渡す前に亡骸になっては困る為、
プリカの入れ物にゴトウヒラタと
プロゼリーを入れておいたところ、
ゼリーを抱きかかえるように
貪り続けていた。




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夕刻、
会社の近くの100均に立ち寄り、
フタが立つシリーズの中で
一番小さい容器を選び
プリカから入れ替えた。



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お互いが事務所に戻ったのを
確認し、駐車場でブローカーの
取引の如く、声を潜め内密に
個別取引を行った。



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ケージーさんの掌に
ゴトウヒラタが乗ると、
凄く大きいという表現を
関西弁で唸るように連呼していた。

「ゴトウヒラタの伊藤くんを君に託す」
と伝えると、苦笑いになり
私が命名した名称は受け取らず、
ゴトウヒラタのみを受け取られた。




事務所に戻る途中も
ケージーさんの
こぼれんばかりの笑顔があり、
飼育ケースをノッシノッシ歩く様を
想像され笑顔満開であった。



私自身
無事渡す事が出来、
使命感が成就と共に肩から
消失し、安堵へと変化した。



家に戻ると
私が睨んだ通り、
早速クワガタテラリウムの
アジト材の中に投入された
ゴトウヒラタの写真と、
感極まった内容の本文とが
送られてきたので、
今回も無断転載でお送り
しようと思う。



IMG_9129.jpg




優しさで有名な
ケージーさんに渡り、
さぞかし伊藤くんも幸せであろう。


フェアウェル、フェアウェル。


成熟の証

PPボトルに投入していると、
幼虫が容器を齧る音を聞く時がある。



菌糸瓶の中に炭酸ガスが溜まり
空気が足りなくなると齧るのか、
それとも、菌糸の微粒チップでは
物足りなく齧り付いているのか。




形而上の救済として、
蓋を開け空気を取り込むか、
容器をひっくり返してガス抜きを
するぐらいか。



しかし近頃聞く音は、
成虫の飼育ケースからだ。



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Mesotopus regius
レギウスオオツヤクワガタ
♂80mm




レギウスは成熟すると、
上半身を動かし「ヴーーヴーー」と
携帯電話のヴァイブレーションのような
音を響かせる。




この個体からのメッセージを受け取り、
早速ペアでの飼育に切り替える為、
ケース内に材割時の根をカットし
入れた。



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この♂はホワイトアイの♂よりも
凶暴・大食漢で、武闘派の雰囲気を
全面的に押し出している。



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こちらは49mm♀

まさかの右後ろ脚の符節欠けが
発生していた。



このペアで
大型血統化を目論み
レギウス80シリーズを定着させ、
夢の90シリーズへと繋げていきたいと
思っている。



その前にまずは相性。



レギウスは紳士を気取り、
♀に接近するイメージがある。
付かず離れずのソフトな距離感。

DVには至らないと踏んでいるが、
観察を怠らないようにしていく。



その後は、
苦手意識が浸透している
産卵が立ち憚るであろう。


採卵数を上げられる努力を
惜しまず、見守る事にする。



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新地点の試算

典型的な3日坊主の私が
今日で、ブログを始めて
1ヶ月になる。



備忘録的ツールで始めたのだが、
記事を書く事が日に日に
当たり前のようになり、
書かないと気分が優れなくなる程に。
(歯を磨くような日常の一環に)




私の薄っぺらい内容と、
コメントしづらいブログに対し、
この短期間で
カーケーさん・クワデリさん・ひろさんと
リンクさせて頂いた事は、
ブログを開始した当初は予想もせず、
有名ブロガーの方々との交流が出来、
大変嬉しく思う。



今後も交流は大切にしていきたい。



さて今日は、
岐阜県多治見市・可児市と仕事で回り、
昼休憩を削って、とある林を20分散策した。




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向こう側に見えるのが
人工的に造られている為、
貯水池のようなものだと
思われる。




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昨日の雪が融けずに残っている。



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樹は細く真っすぐ伸びている印象だ。


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樹の根元を観察すると、
真夏の暴君♀の亡骸を
見つけた。



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斜面を少し降りた場所に
ようやく頷ける樹に
出会えた。



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捲れがあり、
ドルクス属には堪らない
隙間がある。



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別角度からの撮影になる。



20分の散策では
この捲れの樹のみが散策の
収穫になり、私の家からの距離と、
この樹一本での採集を試算すると
割に合わない計算になるが、
年の為iPhoneに地点登録をした。



来夏に訪れるチャンスがあれば、
昼食を抜いてでも確かめようと思う。


相違点の検証

今朝起きると
陽の光は無く、
横殴りの雪が別世界を
造り上げていた。




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この雪の影響で交通機関は麻痺し、
バス停で40分程途方に暮れ、
私は会社に遅刻した。



こんな日は早急に帰宅しようと
思ったが、仕事量が増えるばかりで
先程日付が変わり帰宅した。




部屋に入ると、
活動している成虫達の餌切れが無いか、
菌糸瓶で暴れやカビ等の変化はないかを
確認した。



その中で、
マット飼育をしていた
サキシマヒラタ♀に目が行き、
羽化後の掘出しを行った。



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ピカピカの新成虫だ。



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ここまで光が照り返すと
美しく見惚れてしまう。



私はオオクワガタ♀の上翅の
克明すぎるスジよりも、
ヒラタ♀の薄らと入るスジと
控えめなフォルムの方が好みだ。




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サイズは38.9mm。
淵を彩る金色の産毛も
上品さを醸し出す。




先に羽化した40.1mmよりも
小ぶりではあるが、
色艶ともにこちらの♀が好みだ。



ここでツイストクワガタとの
比較をしてみた。



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もう完全に別物だ。



ひっくり返すと、
やはり前胸から顎にかけては
♂のように見える。



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眼の位置や感じも♂のようだ。


見れば見るほど不思議な個体だ。

くっきりと雌雄が判別するものではなく、
色で例えるなら二色が混ざり合って
一つの別の色が誕生したようだ。


♂の蛹で時期羽化する個体が控えている。


羽化後は♂・♀・モザイク?で比較を
試みたい。



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初雪Exproler

灰色の空が広がる午後

子供達は友達と遊びに出掛け、
2才の娘は風邪気味で嫁と
家でまったりとしている事から、
家から20分程車で走らせた場所に
いつもの装備で降り立った。




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こちらは初めての場所になり、
新規開拓出来ればと思い
散策を続けた。



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野薔薇が多く群生しており、
歩行が困難な森であった。




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人為的に樹が伐採されており、
車を停車させた場所近辺に
椎茸栽培の光景を目にした事から、
納得した。




この場所ではルッキングだけにした。



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樹液場も確認したが、
夏はカブトムシ、ノコギリ、
コクワガタが集う酒場ではないか。



場所を変更し、
前回の場所に車を走らせ、
反対側の森に挑んだ。



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動物の足跡が向かう方向に
広葉樹がある為、
遭遇を想定しながら足を運んだ。

段々と風が強くなってくると、
次第に雪が舞い始めた。




30分程歩き、
新たな場所でコナラの立ち枯れを
発見し割っていると、
あの食痕が出てきた。



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この食痕、
あの背中は暴君のものに違いない。



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朽木を食する暴君は
小型のもが多い為、
土の中に埋めて大型化への道を
歩んで頂く事にした。



この樹からは
コクワガタのみが現れ、
場所を変えた。


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時計を覗くと16時に迫っており、
辺りが夕闇に包まれてくる
気配がしたので、
下山しながら桜の倒木に斧を入れた。



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赤枯れの中から
謎の生物?弾丸??が現れ、
見れば見るほど寒気を催した為、
速足で山を下りた。



成果は無かったものの、
日頃の鬱憤を晴らす運動になった。


しかし、あの物体は何なのか。
知識が乏しい為、
思考は深まるばかりだ。


順風と順当

今朝起きて
蛹室を確認すると、
幼虫の顔を脱ぎ捨てた
タランドゥス♂の蛹化を確認した。



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非常に解り難くくて申し訳ない
画像であるが、確かに蛹になっている。
(サキシマの件以来、マスクがどうか要確認してしまう)



こちらは10/22の画像。


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その後、
むしゃむしゃカワラを食し、
トンネル掘りに夢中になっていた。



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11/22に蛹室で前蛹になり、
12/8で蛹化に至る。
(前蛹期間は16日間になる)
ダジャレが入って覚えやすい。




順当に成長が窺える。




一方、以前暴れの為遅い交換
施した♀はというと、
こちらも順当に暴れモードに
シフトしてきている。



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まだもちがいいKBのカワラの為か、
全開で暴れには至っていないが、
こちらも時間の問題かもしれない。



何が気に入らないのか。
体重を削ぎ落とす事に
ストイックな個体なのか。



こちらも今後の動向に
注目していく事にする。


Titanus×Titanus

親しくさせて頂いている方から、
ゴトウヒラタクワガタを頂いた。




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五島列島に生息するヒラタになり、
こちらのサイズは65.2mmになる。



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頂いた経緯は、
ペアで飼育されていたところ、
♀の先立つ不幸が訪れた為、
♂単独でも飼育可能であれば
頂けるという有難いお話だった。



ただ私にはサキシマヒラタがいる為、
会社で唯一の採集・飼育仲間のKさんに
興味の有無を確認したところ、
YESの即答を貰い、Kさんに渡すまで
私が預かる事にした。




折角預かっているので、
自然界では有り得ない夢の共演を
実現させてみた。



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上が私のサキシマヒラタ、
下がゴトウヒラタ。
どちらも男気溢れるフォルムだ。



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内歯の位置が
顎の根元側にあるのが
ゴトウヒラタになる。



共演中、
ゴトウは威嚇をするが、
やたらサキシマが逃げ惑うので、
私がお尻を刺激し続けポージングを
要求したところ、
ゴトウと一触即発になり、
ゴトウに気を取られていた私の右手
中指をサキシマが見事に喰らいついた。



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トムとジェリーで飛び上がる時の
叫び声を上げたかったが、
嫁子供が寝静まり返っている為、
大声を飲み込んだ。



サキシマの顎は徐々に力を加えてくる。
私は止まり木にサキシマの体を乗せ、
左手で顎をつかみ、何とか
サキシマクラッシュから難を逃れた。
(やはり武闘派、触れると怪我をする)




ゴトウヒラタを託す会社のKさんは、
クワガタテラリウムに凝られている。



多分、この写真のアジトに
住処が決まるのではないかと
睨んでいる。

※Kさんは今後、多数の本ブログ出演をされるに違いない。今からノーギャラでの出演交渉をしておく事にする。

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モザイクの可能性

午前中、
嫁が小学校の役員を務めている為
手が塞がり、親子レクレーションに
参加出来ない理由で、私がお母様達に
混じり、ジャンケン電車・ドッジボールに
参加した。



これはこれで、息子達がどの友達と
仲良く遊んでいるのか、集団に馴染んで
いるのかが解り、参加して良かった。
(ドッジボールに大人気なく本気を出してしまった)



正午に解散し、
私は昼食を済ませ
岐阜のくわがた屋に、11/30に羽化した謎の
サキシマヒラタを持ち込んで見て貰った。




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こちらは羽化して2日経過した際に、
幼虫のマスクを剥ぎ取って
間も無い画像。



今日持ち込んだ際の個体はこちら。



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顎が捻じれており、
左眼が窪んでいる。

サキシマヒラタクワガタ改め、
ツイストクワガタとでも名付けようか。



店長の五十川さんも、
この個体には大変興味を抱かれ、
観察の末、モザイク個体ではないかと
声を上げた。



今年の夏に、
Yahoo ニュースでノコギリクワガタの
雌雄同体の記事を読んでいた為、
性的モザイクの言葉は理解していた。

※隣接する細胞間で性が食い違い、雌性を示す細胞と雄性を示す細胞が入り混じる事で産まれる個体を、
雌雄モザイクまたは雌雄嵌合体(しゆうかんごうたい)という。そうだ。




私が想像していたモザイクとは下の画像のような、
体を半分に分けた個体をイメージしていた。



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こんな綺麗に別れるものかという
程の画像だ。



あしゅら男爵としか例えようがない。




五十川さんは、前胸から顎部分は雄、
下部は雌ではないかと言われた。
(上半身と下半身の雌雄同体)



ひっくり返すとこんなお腹。
(触角にまだ蛹の殻が付着しているが、この部分は自然に剥がれるのを期待し触れなかった)



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足の長さ、太さは雄のようだ。



体長は49.6mm。
(幼虫時、最終体重24.5g、菌床:バンブー・インセクト ヒラタケ無添加)


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こうなると累代は絶望的だが、
標本家には堪らない個体だそうだ。



VIP保護観察の下、
克明に記録していきたいと
考えている。

循環多頭症候群

暴れや食い終わった
菌床の廃棄を、皆様は
どのようにされておられるのか。



私はこの方々に着目し、
食して頂いている。



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真夏の暴君、
カブトムシ。



昨年は、
専用の衣装ケースに
カブトムシ専用マットを購入・投入し、
きちんと餌交換をして
子供達にカブトムシの変態を
観察させるのが目的であった。




今年は、
その観察の必要性が無かった為、
カブトムシブリードは決行しない
予定であったのだが、
羽化して活動から間もなく
不本意な爆産を前に、
第二期のブリードに突入せざるを
得なくなってしまったのが現状だ。



しかし、よくよく考えると
ただ単に使用済み菌床を
廃棄するよりは、
カブトムシにとって栄養のある
廃棄菌床を食して頂き、
カブトムシの糞は庭の
草木に与える事で
循環型リサイクルとなり、
なんだかエコに貢献している気持ちで
清々しささえ覚えてしまう。



一つ問題点は、その繁殖力。



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活動開始から間もなくで
この倍は存在していた。



そしてあっという間に
成長していく。


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専用マットを購入せずとも
スクスク大きくなっていく。



多頭飼育が可能な種で
本当に良かった。




来夏にはこのような光景が
再び映し出される。



IMG_69425.jpg

はずだ。

形而下の数字

帰宅後、
レギウスホワイトアイ♂を
覗くと、連日寂しげに佇んでいた為、
仕方なく食べ放題コースの
♀を同居させる事にした。




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ケースに♀を入れると同時に
♂の触角がゆらゆら揺れ始め、
異性の意識を開始、と認識した。



11/18に産卵ボトルから♀を
取り出してから、
カワラボトルに変化が無かった
のだが、最近になって初令幼虫が
確認出来た。




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一番最初にセットしたボトルからは、
たった3頭の幼虫を採取し、
個別で1100ボトルに振り分けて投入
していたのだが、1頭だけは食痕が
確認出来ずにいた為、
初令で菌糸に巻かれたと思っていた。



ところが先日確認すると、
食痕が現れ生存が確認出来た為、
合計4頭の累代確保に成功した。
(哺乳類的子孫の繁栄クラスだ)




IMG_6454.jpg




今日は会社の売上達成会で
ビールをガブ飲みし、思考が
働かない為、この辺で
レギウスホワイトアイの報告を
薄っぺらく完了する事にする。



※追記:今朝起きて確認すると、これだ。


IMG_5103.jpg



ゼリーを与える時も
微動だにしない
屈強メイトガード。


104.0mmの鋼

いつものように、帰宅してから
餌切れがないか確認すると、
10/21に羽化したギラファが
ゴソゴソしていたので
取り出してみた。



IMG_1413.jpg

漆黒の身体に光が灯る。

この個体は、
フローレス島 F2になり、
某ショップにて3/4に購入
したものである。



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4/5

購入と共に即座に菌糸瓶に
投入したが、先般でも登場
している、恐ろしく育たない
菌糸瓶に投入してしまい、
肝心な一本目で無駄なひと月を
過ごし、可笑しな体型で救出する
事になった。



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KBファームのAG1100に投入すると、
物凄い勢いで成長を開始する。


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6/22

40.4gを記録。
ゴロリ感が堪らない。


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その後、AG2300に投入したが、
暴れが酷かった為、42.0gで
マット2300に変更し、9/21に蛹化。



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10/21

羽化を開始するが、蛹室が瓶底で
小さかった為、大顎が片方上がり
きらず、蛹室を壊し取り出した。



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10/22

羽根も仕舞われ、
体も小豆色に変色していた。



IMG_2777.jpg



10/23

大顎の付け根も黄色から
小豆色に変わり、
重厚感が増してきた。

IMG_3755.jpg



体長は現在、104.0mm。



IMG_8862.jpg



初めて飼育するギラファで
目標100mmupを掲げていたので、
一応クリアしているが、
1本目からAGを使用していれば、
と後悔の海に溺れてしまう。



ギラファと言えば、
最近の息子達は
このもじバケるにハマっている。



IMG_moji.jpg



息子達に強請られて購入した
ギラファではあるが、
私の飼育姿を見て、
数ある中のキャラから
これを選択し、
私に見せてくれた息子達の
笑顔が焼き付いている。



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完全移行

ドルクス属の中で
奇跡のつがい以外は
活動を休止していた為、
越冬ルームに移しているが、
最近はこのペアの
ゼリーの減りも無く、
姿を見せなくなった為、
越冬シェルターを作成する事にした。



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100均でこのような容器を購入。



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フタが立つ。


皆様は既にご存知かもしれないが、
この容器の素晴らしい所は、

・低価格
・蓋が可動する箇所に隙間があり、越冬では空気坑を加工しなくても済む。
・成虫の餌交換の際も、蓋を上げて容易に交換出来る。

この三大要素が最大の魅力である。



この容器に、
他の皆様のブログでも登場する
「水で増える用土」を入れ
越冬させる。



IMG_8643.jpg



IMG_8040.jpg



そこに樹皮とゼリーを置き、
完成。


IMG_4783.jpg



活動を迎える季節まで、
暫くこの越冬ルームで
過ごしてもらう。



IMG_9816.jpg


今季はこのペアで、
7頭の幼虫を確保した。
(私は本当に産卵させるのが下手だ)



越冬させると爆産すると
噂を聞いている。



この自己採集の累代は、
確実に繋げていきたいと
考えている。


性質からの逆算

車で走っていると、
ここは良い雰囲気と感じる時があり、
時間があれば立ち寄るようにしている。


落ち葉を見ると、
クヌギの葉が多く
敷き詰められている林があり、
ぶらりと立ち寄ってみた。


IMG_6895.jpg



オオクワガタを狙うなら、
定説の日当たりと風通しが良く、
隠れられる洞や捲れがあり、
産卵が可能な立ち枯れや
部分枯れを探すといった所か。


私が子供の頃に樹液採集した場所は、
丘のような場所で、
風通しが非常に良かった。



乾燥を好む性質を考慮すれば
自然と上記のような条件になると
考えられる。


ではこの場所はどうか。



IMG_2532.jpg



この林は、
樹が細く真っすぐ伸びていると
いった印象で、捲れや洞が
全く見かけられなかった。




IMG_5900.jpg



立ち枯れはこの二本ぐらいで、
倒木はあまり見かける事が
出来なかった。



IMG_3512.jpg



何かの脱出口だろうか。

この樹は割ってみたい
衝動に駆られたが、
道具を持ち合わせていない為、
観察のみに終わった。



IMG_8940.jpg



樹液がほんの少し出ていた。

日当たりと風通しは良いが、
所謂電柱クヌギの為、
隠れられる場所が無く、
産卵場所が乏しく、
オオクワガタの生息する確率は
非常に低く思う。



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夏はミヤマ・ノコギリ・カブトが
占拠する林であろうか。



機会があれば、
来夏に確認する事にしたい。





保護観察の定義

今日は親父の命日。



親父を亡くして18年、
あっという間に月日が流れたと、
遺影の前で線香を焚きながら
しみじみと思い耽ていた。



念仏を唱え、
仕事に行く前にふと
巨大?サキシマヒラタ♀を
入れているOasisを覗くと、
羽化が近い体色をしていた。

(ティッシュは、ギラファで経験した、Oasisの糟が上翅に付着させない対策)




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22時前に帰宅し、何気なく覗くと
羽化後数時間が経過していたのか、
足をバタつかせてもがいていた。



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第一印象、
まだ幼虫の顔を
捨て去っていないのか。


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第二印象、
横幅がありデカイ。
(最終体重24.5gあっただけはある)

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第三印象、
その顎で、産卵時穿孔は可能なのか。
(容姿は完全にディセプティコンだ)


この深い印象と、
私にとって特別な日に
羽化したこのシャイな♀を、
保護観察下に置き、
体が固まってから、
再度報告を行いたいと考えている。



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