安泰崩壊

私の良き理解者となってくれている
相棒・masaさん。


思想や波長が合う為、
同じ空間にいて苦に思った事がない。


そんな彼は意外に
メンタル面が脆く、
いつまでも引き摺ってしまう面がある。


プライベートでの出来事で
デスラーより青ざめていた頃、
彼の気を奪う種として購入した
オーストラリアの使者、
ウィックハムヒラタの♀が
マット表面に現れた為、
産卵セットを暴く事にした。





産卵セットを組んでから、
卵が寄り添うように
産み落とされたのを受け、
この種の累代安泰と位置付けていたが、
時間が経つに連れ卵は赤く変色し、
やがて消え去ってしまった。





中に埋め込んだ材にも
新しい生命は息吹を起こす事なく、
♂が他界した段階で
この種の累代は途絶えた。


♀を掌に乗せると
恐ろしく軽く、生命は
風前の灯火と思われる。





ガラスのハートの持ち主である相棒が、
この世界に見切りを付けてしまう日を怖れ、
彼が好む、入荷皆無であるこの種で
いつでも釣り戻せるように、
本種再戦を検討する。


vivids ssp.
vivids AMG採集個体販売


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揃いの空間

突然死を迎えてしまった
ウイックハムヒラタ♂により、
初の累代は霞んでしまっていたが、
本日、産卵セット底面にて
揃いの卵を確認した。





何もそんな狭い箇所に
2つ並べなくても
良いのではないかと思いながらも、
双子の息子のように
常に寄り添う二人を浮かべると、
愛着が増していく。


割り出しを楽しみに
鶴首して待つ。


成虫へのゼリー遣りの後は、
先日セットしたアフィニスの
産卵セットを用意する。






絶大な信頼を寄せる
クマモンさん印のカワラ材を
取り出し、





何時ものように樹皮を剥ぎ、
材の固さを確かめる。


とても柔らかく、
アフィニスも喜んで
産んでくれるに違いない。





このマット底面の詰め方が
最重要の気がしてならない。


産卵木を埋めて完成となる。





マットのガス抜きを考慮し、
♀投入は来週を目処に
個別管理にて監視を行う事とする。


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コンフキウスノコギリクワガタ 追加


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秋の産卵セット祭

vivids ssp.では、
25℃を設定目標としている部屋を
オオクワガタの部屋と呼んでいる。


その部屋では、
産卵を予定とする個体達や
既にセットを組んでいる
ケースも並ぶ。


その棚で、
目を凝らす出来事があった。





交尾を終えた
ウイックハムヒラタ♂が
大往生と化していた。


まさかの出来事で
ケースから取り出すと、
僅かに脚を動かし、
正に虫の息であった。





ウイックハムは
これ程までに
寿命が短いものか。


ヒラタクワガタのイメージとは
掛け離れた出来事であり、
ペアリングを実施しておいて
良かったと呟いた。


マットの再発酵を危惧して
産卵セット投入を控えていた♀は、
頗る元気であった。





早速用意しておいた
産卵セットに投入し、





秋の産卵セット祭と称し、
WDスジブトヒラタ♀と、






ゲルツルードノコギリ①





水分多めクワガタマットと、





ゲルツルードノコギリ②
ビートルマットセットに投入した。


産卵必達である
ゾロ目ローゼンベルグ用にと、
百発百中セットも手に入れた。


そちらは20℃の部屋で、
その時が来るまで熟成させる事とする。


先ずはムニスゼッチの成功、
そして先立ってしまったであろう
ウイックハムヒラタの次世代へと
繋げられるよう、管理を行う。


しかし、ウイックハムの
寿命には解せない。


vivids ssp.
コンフキウスノコギリクワガタ 追加


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入荷皆無

GW頃からか、
消息を絶つかのように
私達の前に姿や痕跡を
残さなくなり、相手の気持ちを
尊重し、私からは連絡を
取る事を控えた。


vivids ssp.移転を前に、
増種を試みようと色々と
閲覧していた所、
その消息を絶った彼と初めて会った日に
熱い口調でその名前を挙げた個体が
出品されていた。


気にしながらオークションを
眺めていた所、
誰も入札しなかった事もあり、
もし彼がこのままこの世界から
離れてしまう最悪の事態を想定し、
彼が好むこの種を落札した。


今現在の彼は
以前と変わらずに私と接し、
自身のブログにも姿を現した為、
この落札個体で釣り上げる事も
必要無くなったかもしれない。


本日届けられたそれは、
出品者から贈られる落札者への
最大限の配慮を感じずには
いられないメモが5面に
貼られていた。





中にはペットボトルを
凍らせてお送り頂き、
配送途中の温度上昇から
守る形で届けられた。





入荷皆無を謳われた種は、


オーストラリア
クイーンズランド
ケアンズ産


Dorcus wickhami





ウイックハムヒラタクワガタ
F8





♂は6月、♀は5月羽化とあり、
成熟を待つ事となる。


元気を取り戻しつつある彼に、
採集を伝授した相棒に、
笑顔が曇るその日を想定し、
このウイックハムで
釣り上げられるように、
入荷皆無種を繁栄させておく。


vivids ssp.
アカアシクワガタ追加


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