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Design&4th anniversary

私は凝り性である。


思い立ったら実行したくなる
性分でもある。


今夏8頭の本命樹液採集を
達成させた記念に何か残せないか。


色々と調べながら
記念すべきTシャツを
作製する事に決定し、
デザインを試行錯誤、
オーダーするお店を模索しながら
ひと月程悩み抜いた。


完成させるのであれば
手を抜けない。


敬愛するデイヴ ムステインの
「一流と二流の違いは、妥協するか否か」


その言葉を胸に徹底的に
拘り抜いた物が
2016.11.10に届けられた。





そして完成品を持参し、
翌日2016.11.11に
関係者、そして購入者でもある
皆に私の友人が勤めるお店に
集まって貰った。





集合は18:30だが、
相棒masaさんが30分遅れると言い、
dapさん、親分、とんかちさんと私の
4人で先に祝杯をあげた。





masaさんがジャスト
19:00に到着し、





友人特製の豪華刺身盛り合わせを
喰らいついた。


店員さんに聞くと、
こんな豪華な刺身盛りは
初めて見たと言われた。


友人のサービスに感謝しながら
皆と語らい、3日坊主の私が
綴り続けたクロノグラフが本日で
4歳となり、合わせて祝杯を上げた。





完成度の高さを
誇らしげに皆に披露し、





AMAZING採集を、メタリカ
ロゴを見本にデザインを手掛け、
全体像はマッスルmasaが
モデルとしてお披露目する。








この完成Tシャツを全員が着て、
語らいを続けた。











そして、今夏の樹液採集を
スライドショーで皆に披露したく、





The shortest strawの曲に乗せて
皆で振り返った。


スライドショー作製にて
感じたのは、曲のリズムに合わせて
画像を遷移させる事の難しさを
痛感した。


世界で5人しか所有していない
この本命樹液採集達成を記念した
Tシャツを、毎年のイベントにする事にした。


皆が御飯を食べられなくなり、
友人のお店を後にした。


masaさんの誘導に
後を付いて歩く
採集パーティーは、





錦城に到着し、
麻婆担々麺を食す。





⭐︎


皆が食べ終え、
またの再会を誓い
拳を突き合わせて相棒とdapさんに
別れを告げた。





私と親分、とんかちさんで
タクシーに乗り、名古屋駅で
二人に別れを告げた。


来夏はbinodulosus 8の数を
超えられるのか。


樹液採集の虜となった私は、
今冬、来夏を見据えて
野山を駆ける。


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4Sへの道程

信頼していたキノコ屋の
カワラタケが腐敗してから、
ボトル洗浄は後回しにする癖が
付いてしまった。


vivids ssp.を借りてから
1年が経過し、後回しに輪を掛けて
面倒な事は先送りし、
セミ化したオオクワガタゾーンは
環境が劣悪なものとなっていた。


いつの日か
手を掛けなければならない。


そう思っていた矢先、
噯気にも出していないにも
関わらず、採集相棒masaさんが
この環境を変えなければならないと言い、
本日貴重な休みを削いで
駆け付けてくれた。


AM 10:15


採集カーで登場し、
ダンボールを廃棄しに向かい、
コンビニでコーヒーを携え4Sである
整理・整頓・清掃・清潔に向けて
先ずは玄関からの
キッチンゾーンから着手する。





お風呂場を片付け、
洗浄していないボトルを掻き出し、
私は台所の流し場で洗い、
浴槽に置いていく。


この作業を延々と繰り返し、








昼食前にこの状況で
切りを付け、蕎麦屋にお連れする。


一つのミッションを
話しながら蕎麦を啜り、





ホームセンターで必要な物を購入し、
作業に戻る。





vivids ssp.を閉鎖に
追い込んではいけない。


私が日頃思っている不安を
相棒は口に出しながら
掃除機をかけてくれる。


手がふやけながら
ボトル洗浄を続け、
一つの区切りとして
小休憩を入れた。





雑談を交えながら
相棒が買ってきてくれた
チョコレートを口にし、
落札者への発送を終え、
作業に戻った。


PM 8:30


ノルマであるオオクワガタゾーンの
片付けを終え、今日の作業を終えた。


浴槽には洗い終えた
ボトルやケースで溢れ返り、
こんなにも未洗浄で、
これ程所有していたのかと
2人して驚いた。





達成感半端無いと
晩御飯を食べに何時もの
場所へと走り、2人して
サラサラと食べ終えた。





PM 10:00


相棒に礼を言い、
拳を突き合わせ
右手を振った。


娘をお風呂に入れ、
再びvivids ssp.に戻り、
9.21に相棒と詰めた
カワラタケ34本が気になり、
手に取った。





菌は回りきっておらず
上蓋を取ると、





青黴が生え、
オガは腐敗に向かっていた。





メソトプスやアロトプス用に
詰めた800ボトルが
使い物にならない。


信頼していたキノコ屋の
二の舞い、悪夢再びか。


購入先に内容を確認取り、
対応が何処まで可能か
連絡を取る事とする。


ボトル洗浄を先送り化だけは
避けなくてはならない。


※オークションにて、ムニスゼッチフタマタペア、
 ヒペリオンssp.ペア、WDヒラタクワガタトリオ出品中



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新たなプロジェクト

本日は早朝より
双子の息子達の空手大会があり、
昨夜の採集の睡眠不足など
噯気にも出せなかった。


フラつきながら
目を覚まそうと、
熱いシャワーを浴び、
現実を確かめるように
採集個体を確認する。


元気に動き回る♀に安堵し、
空手大会の会場に向かった。





型と組手のトーナメント制となり、
昨年賞状を手に出来なかった
長男が健闘し、組手にて初の賞状を手にした。





次男は型・組手共初戦敗退し、
人目を憚らず私の胸で男泣きした。


悔しい涙を流せるのなら、
報われる日が必ず訪れる。


そう次男の背中を叩き、
涙を拭うよう諭した。


子供達の成長を目の当たりにした
この大会で私が涙を零しかけ、
2人を前に堪えた。


空手を通じて
逞しい男になってくれればいい。


2人の健闘を誇りに思いながら
一大イベントが幕を閉じた。


そして何より嬉しかったのは
白三さんからの電話を頂き、
広島軍団の皆様と電話でお話し出来、
採集個体への祝辞を頂けた事。


ブログで繋がる事が出来て
とても嬉しいと実感する瞬間である。


子供達を寝かし付け、
妻を友人との食事会から
迎えに出向き、届いた追加の
霊芝材とカワラボトルを
vivids ssp.に運び込んだ。


到着品を整理し、
昨夜採集した個体での
新たなプロジェクトを目論む。





採集した個体♂をノギス測定し、





58.1mmと記録する。


昨夜の♀をデジタルノギスで測定すると、





現地では48mmと
実測したが、実際は
47.3mmであった。


私の中では脅威的な
WDサイズではあり、
繁々と眺めていた所、
採集相棒から電話が入った。


相棒からは偉業達成の祝辞を頂き、
採集経緯を事細かく話した。


そして私の提案を彼に放る。


その新たなプロジェクトを、
彼は喜んで引き受けてくれた。


このプロジェクト、
成功した暁にはこのクロノグラフで
紹介する事とする。


実現出来ない机上の空論は、
私からすれば何ら意味を持たない。


WD68mm♂、
WD47.3mm♀を採集した
大型ポテンシャルを秘めた産地の
新たなプロジェクトを掲げ、





このペアで挑む。


※オークションにてヒペリオンssp.
ローゼンベルグオウゴンオニ出品


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密着

2016.7.2採集個体を
引っ提げ、親分が委託されている
げんきの郷 すくすくヶ丘に
向けて、双子の息子とその友達を
乗せて車を走らせた。


息子の友達が採集した個体を
販売してみたいと発言した事が
経緯となり、親分に了承を得て、


AM 10:00


げんきの郷に到着した。


前回の販売会は屋外であったが、
昨日から屋内での販売となり、
人にも生体にも優しい環境となった。





がしかし、キッズプレイルームの
一角での場所となり、
ほぼ見向きもされず素通りされていく。


前回の販売会で声を張る事を
知り得た息子が大きな声を
張り上げると、一瞬こちらを
振り向くものの素通りされていく。


息子の友達は声を出し続けているものの、
販売がスムーズにいかない事に
驚きの表情を浮かべた。





空クジ無しの回転抽選機からは、
2等が4度続けて出た事も有り、
少しの盛り上がりを見せるが、
昨日よりも集客率が低いと言う。


私も声を張り上げるものの、
フードコートとキッズプレイルームに
虚しく掻き消されていく。


AM 11:10


早めの昼食を摂ろうと
立ち上がると、親分から
子供達3人が食べたいラーメンを
ご馳走して頂き、子供達は
販売の疲労を吹き飛ばした。


私は魚太郎の
本日の海鮮丼を注文し、
昨夜からの疲労を回復させた。





徐々に声を出す事に抵抗が無くなり、
噴水周りの人達に
其々声を掛けていくが
購入には至らない。


息子の友達が弱音を吐く。


「もう面倒臭い。
何で買ってくれないんだろう。」


そうした気持ちでいるのなら
お客様からの購入には至らないし
辞めた方が良いと伝え、
私に販売の手伝いを求めてきたが、
自分達で目標達成させないと
意味が無いと突き放した。


PM 3:00


販売開始から5時間が経過し、
疲労と売れない焦りから、
集中力が途切れた為、
気分転換にかき氷を食べに
外に連れ出した。





もう売れないかもしれないと
3人が呟きながら氷を口に掻き込んだ。


販売ブースに戻り、
息子達に値下げのアドバイスを施し、





ノコギリクワガタ500円に、
カブトムシ400円に値下げを敢行した。


親分の売り上げも
思うように伸びぬまま、


PM 4:10


4才ぐらいの男の子の手を連れて
歩く若いお父さんが興味を示した。


2人が繁々と眺めていると、
子供達3人の怒涛のセールスが
始まり、対応していた私は
4才の男の子に尋ねた。


欲しいのはどっち?と。


以前記事にもしたが、
買う買わないの選択では無く、
カブトムシかノコギリクワガタであれば
どちらが欲しいかと尋ねる。


深層心理、どちらかを選択する
思考に至れば購入に繋がる。


その質問の後にも
息子達の最後の客を逃したくない
気持ちから益々売りたいだけの
トークが送り込まれる。


4才の子が口を開く。


「トイレに行きたい」


若いお父さんは苦笑いを浮かべ、
4才の男の子の手を引いて
トイレへと向かって行った。


私は息子達にアドバイスを施す。


お客様が検討で悩んでいる時は、
考える時間を与える事を。


息子達に自分が悩んでいる時に
色々勧められたらどうかと聞くと、
静かにして欲しいと言う。


それならばアドバイスを
求められた時だけ勧め、
それ以外の検討段階は
考えさせてあげるものと教えた。


5分後


4才の子が再び現れ、
私に400円を渡し
カブトムシを手にされた。


販売後、息子達3人は狂喜乱舞し、
最後の力を振り絞り声を張り上げた。


長男に至っては、
購入してくれそうな年齢層に
向かって営業で走って行った。


すると午前中からちょくちょく見かけた
男の子が500円を握り締めて
走り寄ってきた。


カブトムシの♂だけ欲しいと
♀を突き返し、頬を綻ばせながら
親元へと走って行った。


売り上げは800円となる。


これでは3人で均等に割れず、
あと一つの販売を促した。


PM 4:55


親分が販売終了宣言を出すと、
息子達3人は疲弊しきった顔でありながら
達成感漂う表情を浮かべていた。


片付けていると、
3才ぐらいの男の子が
カブトムシに目を奪われていた為、
奥様に声を掛け、半額で良いと
伝えると、購入に迷われた為、
♂だけなら100円でいいと話すと、
財布の小銭入れが開き、
カブトムシ♂を手渡した。


その子は渡された
カブトムシを暫く眺め、
私は心の中で、その気持ちは
良く分かると見つめた。


土壇場で売り上げが900円となり、
最後まで諦めずに販売会を
終えた3人に、労いの言葉を掛けながら
300円ずつ手渡すと、喜びながら
感謝の言葉を3人が述べた。


その後、親分の車に荷物を載せる
手伝いを全員で行い、
親分のブリードルームへ向かい、
採集相棒masaさんの幼虫を受け取った。


親分とはコンビニで握手を交わし、
子供達に手を振られ、
笑顔で別れた。


今回で二回目となった
販売会密着。


息子達には再びお金を手に入れる
苦労を実感し、息子の友達も
稼ぐ事が如何に大変なものかを
知って貰う事が出来た。


この貴重な体験をさせてくれた
親分に感謝しつつ、
体験しないと解らない
過酷な販売会を、毎月第一第三
土日に開催している親分の
体力に感服する。


口だけや見せかけだけの
繋がりではない。


仲間である親分の元手を
割らぬよう、今後も継続して
惜しまぬ協力を続行させる。


※お盆まで毎月第一、第三土日にて
愛知県大府市げんきの郷にて販売会開催中。
ご興味のある方は是非足を運んでみて下さい。


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労働の対価

AM 7:00


アラームで目を覚まし、
昨夜2:00まで飼育作業や
ブログ記事を綴っていた事を呪う。


フラフラと縒れた足取りで
シャワーを浴び、
目を覚ますまでには
かなりの時間が必要となった。


急いで朝食を摂り、
双子の息子達を車に乗せ、
湾岸道路を飛ばした。


約束の時間は
AM 9:00であったが、
降車するICを間違え、
5分遅れで目的地に到着した。





愛知県大府市にある
げんきの郷にて、
親分の販売会に助太刀で降り立った。





親分と採集相棒masaさんが
既に用意しており、
挨拶を交わした後、
予め親分にお願いしていた
一つのプロジェクトに動いた。


そのプロジェクトとは、
先日採集したコクワガタ♂×2と、
♀×1を子供達で販売する事。


狙いは労働でお金を稼ぐ事の
大変さを知って貰う為。


その為には各々がどのような行動、
また対応をしなければならないのか。


先日の採集後、
子供達が販売する金額を決め、
子供達のアイディアで看板を作製し、
この日に臨んだ。





会場は飲食ブースから離れた
場所にあり、目の前の水浴び場には
未就学児が集う、条件は良いとは
お世辞にも言えない場所となる。


持ち場に付いてから、
客の動きを観察すると
ほぼ何がいるのか?と、
興味本位の方々ばかりであり、
ハズレ無しのクジ販売会と言えど、
財布まで手を伸ばさない。


未就学児の欲しいは、
保護者の「又今度ね」で終息する。


到着から2時間が経過し、
抽選器に手を掛ける子供の姿は
数える程であり、ましてや
息子達のコクワガタなど
眼中にも入らなかった。


masaさんが熱弁を奮う中、
息子達は見守るように
消極的であった為、





先ずは声を出す事、
恥ずかしい概念を捨てて貰う為、
私が大きな声を出した。


その後に続くように
声を張り上げるようになると、
お客の対応にも動き始めた。





自分達が採集したコクワガタに
目が留まるお客には、
自ら商品の説明をするようになり、
少しずつ販売の感覚を養い始めた。


中々思うようにいかない中、
正午を過ぎた所で決断したようだ。





クジと同じ500円に
値下げする事で、
購入者へのアプローチを図る。


クジにて4等は勿論の事、
2等や3等が出る中、
平凡なコクワガタに目を向ける
お客はその後も皆無であった。


プロジェクト開始から
6時間が経過した所で、
息子達のコクワガタを
購入する意思を見せた子供が現れ、
そのやり取りの中で購入資金を聞き出し、
更なる決断に踏み切った。





ラストチャンス400円の文字に
祈りのようなものを感じる。


息子が私の耳に囁く。


「あの子、多分買ってくれるよ」


その後、その子供は現れる事なく、
息子達は販売の厳しさを
思い知る事となった。


PM 3:00を過ぎ、
もはや販売への意欲が薄れた中、
暑さから息子達を連れて
カキ氷を購入しに向かう為、
持ち場を離れた。


2人にカキ氷を手渡し、
販売ブースへと足を向けると、
親分が血相を変えて我々の前に現れた。


「コクワガタ、買ってくれる人がいるよ」


息子達は販売ブースへと走り、
その購入者の方と
お会いする事が出来た。





その購入者の奥様への
アプローチは、相棒が冗舌に
勧めてくれたものとなり、
省スペースクワガタとして
購入意欲を掻き立てたようだ。


奥様からは、
採集者の息子達との
写真撮影をお願いされ、
満面の笑みでカメラに顔を向ける
2人の姿を見る事が出来た。


購入者が去った後、
親分、相棒、私、息子達で
盛り上がり、息子達はこの時を
見越して作製したカードを
吊り下げた。





その後、
販売終了となる17:00まで手伝い、
荷物を親分の車に乗せ、
親分の飼育部屋にて
積み降ろしを行い、
親分と固い握手を交わし、
相棒に大きく手を振った。


帰りの車の中、
働いてお金を稼ぐ事の
厳しさを痛感した2人は
家に戻り、妻に対して
販売までの経緯を熱く語った。


この体験の場を作って頂いた親分、
そして協力してくれた相棒には
夫婦にて厚く御礼を申したい。


※お盆まで毎月第一、第三土日にて販売会開催中。ご興味のある方は是非足を運んでみて下さい。


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