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菌床の方向性

アルナーチャル産
アンタエウス♂の交換を実施した。





初めてのアンタエウス飼育であり、
このカワラタケ飼育の他に、
ブナヒラタケ、
クヌギウスヒラタケ(オオヒラタケ)
エノキウスヒラタケ(オオヒラタケ)と
試験的に別けて投入しているが、
このカワラタケが一番大きく成長している。


幼虫は、マットから出てきた
カブトムシにも錯覚させる。





巨大幼虫フェチの私には
堪らないずっしり感。





スケールにて体重を測定すると、





38.8gを記録した。


他のボトルは、
18℃帯に設置している事から
このようにキノコが随時
顔を出してくる。





カワラタケはこの温度帯でも
然程気にする事が無い程度の変化となり、
蛹室にキノコが生えるリスクも少ない事から
私のアンタエウス飼育の方向性が決定した。


♀個体は蛹室を
作成し始めており、









羽化は目前となっている。


方向性は良いのだが
アンタエウスよ、
早く潜って頂きたいものである。





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希少産地の適合食を追う

希少産地である
インド アルナーチャル産
アンタエウス F3の
ボトル交換を行った。





全9頭の内、
喰い上がっていない菌糸入り
3頭を除く、6頭が今回の対象となる。


先ずは菌糸を喰い上がった
個体から着手した。





色艶が良く、
まだ伸びしろがある。


スケール測定では、






22.6gを指した。


以降マット投入個体となる。





スケールが指す重量は、
菌糸を食べた個体とは
明らかに異なる。





4.8g





4.3g





4.7g


同じ様な体重の
3頭は時間が経過した
菌床に投入し、





10.2g





9.5g


この2頭は
詰めたばかりの
別菌床に投入した。


そして今回最大の♂22.6gは
カワラタケに投入した。


この三種の菌糸で
どのように変遷するか
非常に楽しみであり、
残り3頭は別菌種を投入予定とし、
希少産地のアンタエウス
適合食を追う。


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その男、凶暴につき

監視下ペアリングで
交尾を確認していた、
インド アルナーチャル産
アンタエウス♀が不発に
終わっていた為、同居期間を設けていた。


クリアスライダーを覗くと、
直様異変に気付いた。





♀は返事がない、
ただの屍と化していた。


通説にある、
アンタエウスは滅多に
♀殺しには至らないという
情報に油断してしまった。


このペアをお送り頂いた
友人には報告を入れ、
お詫び申し上げた。


アンタエウス、凶暴につき。


私の飼育データに記し、
二度の過ちは犯さない。


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アカアシクワガタ追加


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凝視下ペアリング

天気が良いと霊芝材を
カットしたくなる。


そう自らに念じ込ませ、
鋸を片手に材を外へと
運び出した。





購入した砂埋め霊芝材は太く、
タランドゥス、レギウス、
ローゼンベルグに適しているとは
思いつつも、芯のある材カットは
労力を要する。


心してかかれと
鋸を引いていくと、
ザクザクと歯が進み、
切り出した粉が次々と風に舞い、
私の目を眩ますその表情は
堺雅人氏を彷彿させたに違いない。


風が止むのを待ち、
一気に切り落とした。





購入した中で
最高の材に当たった。


気を良くして
2本目に取り掛かる。





この程度の芯が理想かもしれない。
芯に背を向けて産卵する種であるならば。


鋸が少し変形している為、
真っ直ぐに切り落とすのに難儀しながら
3本目に着手する。





ちょっと、ちょっと芯が多い。


材カットを終え、
次なる作業はユダイクスが
今一つ伸び悩んでいる事から、
先日セール購入したマットを
利用してみる事にした。


開封し、マットをタライに投入すると、
途轍もない匂いが鼻を刺激する。


まるで牛舎に足を踏み入れたような、
飼料を発酵させた匂いが
瞬時に飼育部屋を包む。





強烈な匂いにたじろぎながら
現在使用しているマットと
混ぜてみる事にした。





その時、私でも咽せ返す匂いに
嫁がたまたま立ち寄ると、
久々の両津眉で外で作業をするよう
命じられた。


外に出て、マットを混合させた。





色的には美味しそうな
マットに映った。


刺激臭が飛び終えるまで
放置する事にする。


子供が寝静まると
砂埋め霊芝材の加水タイムとなる。


加水時に同時進行で
アンタエウスのペアリングを
監視下で行なってみた。





この気候に合わせて
産卵セットを組みたく、
今までペアリングに踏み切らずにいた。


ペアリングボウルに投入3分で
♂がモードに入った。





霊芝材の加水所ではなくなり、
凝視下ペアリングの末
見事交尾に至り、





実績のある牛舎マットにて
産卵セットを組む事にした。





キング・ザ・100tで5センチ固詰めし、
残りは緩く詰め上げた。





寿命は長い為、
失策に至った場合を想定して
次なるマットを発注した。





実績のある牛舎マットにて
どのような結果に繋がるのか、
とても楽しみである。


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ローゼンベルグオウゴンオニ追加


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艶の虜

遠征採集から帰宅した
翌日の日曜日、歩いた割には
筋肉痛に至らず、睡眠不足で
頭が重い状態のまま陽が沈んだ。


19:00


宅配便が届き、
浮き足立ちながら受け取った。





親しくさせて頂いている方からの
ご好意が届いた。


早速開封すると、
丁寧な梱包、新品の容器に
黒光りする個体が目に入った。


初めて触れる種に
好奇心は加速する。





インド アルナーチャル産





Dorcus antaeus
アンタエウスオオクワガタ


外産オオクワガタに今迄興味が
湧く事も無かったが、いつしか
このアンタエウスオオクワガタの
艶の虜となっていた所を、
大切な友人からのご好意により
届けられた。


採集で蓄積した疲労感が
嘘のように吹き飛んでいった。


早速体長測定を行った。





43.3mm♀





77.7mm♂


縁起の良い数字が3つ並び、
愛着は倍増する。





ご好意が無駄にならぬよう、
大切に飼育させて頂く事にする。


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只今メンテナンス中です。


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