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The WD

2017.1.21採集3令個体を
カワラ材に投入していた。


3本中2本は既に材から
自力で抜け出していた。





幼虫投入口は此方となり、





材を抜け出していないのであれば
羽化に至らなかったのかと
材を調べると、





材の切断面に
小さな穴が開いていた。





よく目を凝らすと
♂の上翅が見え、
羽化不全も見当たらない。


中の食痕を見たく、
材に力を込めて少しばかり剥がす。





極太食痕はいつ見ても堪らない。


私の遺伝子に何かこの
極太食痕に反応する出来事が
刻まれているに違いない。


この状態の♂を
樹液採集の練習にと
掻き出してみることにした。





オオクワガタはこの状態だと
脚で踏ん張り、中々掻き出せないが、
今夏編み出した術にて
刺激を続けると、





徐々に私の方に
後退りしてくる。


技を駆使し、
程なく取り出した。





これぞThe WDと言わんばかりの
スマートな♂が綺麗に羽化していた。





かっしーさんが話された、
材で羽化した個体は輝きが違うという話を
思い出しながら掌で眺めた。





朝晩の冷え込みも次第に強まり、
ゲンゴロウ採集を終えた今
樹液木を探しに出掛けようと思う。


あのキイロスズメバチが邪魔して
辿り着けなかったクヌギの木も
非常に気になっている。


来夏の採集に向けて、
フィールドに向かう。


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目前Reckoning day

2017.6.18
AM 7:48


慌てて車に乗り込み、
タガメの生き餌を求めて
車を走らせた。


その地は、息子達と前回
カエルの死骸を発見し、
掬うものの水中ギャングを
捕らえる事が出来なかった、
言わば未採集地となる。


前回のカエルの死骸が
頭から離れず、生き餌捕りと
共に再確認を含めた再訪となる。





前回訪れた時よりも
水位は下がり、畦道を
歩きながらカエルの死骸を探す。


すると田圃にそれが
横たわっていた。





網で手繰り寄せて確認する。





表裏共に外的損傷無し。





これは水中ギャングスターに
襲われた死骸では無い。


カエルが死んでいる=タガメ生息


上記は死因をよく確認する
必要がある。


死骸があるからと言って、
必ずしもタガメが生息するとは限らず、
吸われた死骸をよくインプットする事で
採集効率を上げられる。


ただ闇雲に網を入れず、
生息地を見極める作業が重要となる。


と、思案しながら
目的の生き餌を入手し、
タガメ飼育ケースの上蓋を開けると、





先日、持ち場を離れた♂が
再びオーラ全開で我が子を
護っていた。


イクメンすぎる♂に
父の日に相応しいのは君だと
零しながら生き餌を投入した。


その水槽の正面に目を向けると、





自己採集であるゴードネームISから、
数ある理由にて名称変更したIDが
羽化前となっていた。


火の國採集個体も蛹化し、





両貴重産地での
羽化が今から楽しみである、


Reckoning dayは目前となった。


飼育全てを強制的に
見直さなければならない日が
やって来るのか。


そうなればこの自己採集達も、、、
気が重く胸に鉛が伸し掛かる為、
今は考えないように気持ちを
はぐらかす事とする。


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C8H11NO2分泌 カワラ材飼育

2017.1.21に採集した
オオクワガタをカワラ材に
投入していた。


クマモンさんに頼んだ
材飼育用のカワラ材がある為、





ステータス確認も兼ねて
割り出す事にした。


材飼育は3頭となり、
どの材も喰い上がりで
樹皮がブヨブヨしているかと思いきや、
触れた感じは固く、ノミを使用して
割り出しに掛かった。





太い食痕が走り、





採集者には堪らない
極太食痕が現れた。





固く練られた食痕を
追いかけていくと、





蛹室作製までのルートが現れ、





赤いオオクワガタ♀が
這い出てきた。


羽化後間も無く赤い身体の
その♀は、菌糸で育てた
他♀と比べると、
サイズが一回り大きく感じた。





WD個体は、菌糸よりも
カワラ材の方が大型に
羽化するのではいか。


そんな事を考えながら、
樹皮に茶色のキノコ粉が
付いたカワラ材に着手した。





フィールドではこのような材は
白く不朽せず、駄材が多い。


然し乍ら材内部は良い状態であり、





モリモリと食べた形跡が見られ、





太い食痕に、ドーパミンが
多量に分泌されていく。


やがて先程と同じ
蛹室作製の痕跡が現れ、





クマモンさんにお願いした
カワラ材はお預けとなる、





前蛹でいた為、
それ以上の作業を中断し、
3本目は手を掛けずに
飼育ケースを閉じた。


今まで採集した個体は手軽さから
菌糸に投入していたが、
材で羽化するとフォルムはもとより
艶が明らかに違うとかっしーさんに
聞いた。


今後の採集個体は、
出来る限りカワラ材飼育にて
WDらしさも追究していく。


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春眠を解く

今季のオオクワガタ飼育は、
自己採集個体のみのブリードを
検討する。


2016.6.11採集個体





フォルムは抜群にダントツとなる
68.4mm♂と同産地の♀を用意し、





2016.9.25採集個体
顎の太さに目を惹く
68.8mm♂も同産地の♀と掛ける。


2016.9.17執念の超絶貴重産地♀は、





唯一の同産地♂と掛けるか、





其れとも今季採集し、
掛けるか悩む所である。


春眠を解き、
自己採集累代を愉しむ事とする。


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シンクロ個体郡

2017.3.20
オオクワガタ火の國採集個体を
投入しているボトルが劣化した為、
交換する事にした。





♂と判断した個体は、





15.9gとWDらしい
体重変遷となっていた。





♀と判断した個体は、





9.1g








7.6gとなり、
最大体重となった♂は、





19.4gと羽化楽しみな
体重変遷となっていた。





果たしてどのような
姿で羽化するのか、
悲願成就が未だにシンクロする
火の國産オオクワガタの勇姿を
鶴首して待つ。


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