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脚の棘

脱出の音が聞こえる。





上蓋を開けると、





罰の悪そうに身を隠す♀の姿があり、
掌に乗せた。





リノケロスフタマタクワガタが
無事羽化となった。


こうなると、羽化している
♂の姿が見たく、





穴を大きくすると、





最終体重18.6gとは思えない
大型な身体付きを目にした。


取り出すと、





立派な顎を披露し、
スケールで測ろうとした所、





洗礼を受けた。


タランドゥスやレギウスに比べれば
顎の力は大した事なく、
挟まれている時間も短く、
苦しめられる事はないがフタマタは
スケール測定時にダメージを受ける。





体長は86.0mm


測定時にもがく脚の棘に
地味な痛みを覚え、出血する。





なるべくならグローブを着けての
スケール測定は行わない主義である私も、
フタマタ羽化ラッシュ時は装着してしまう。


飼育種縮小対象の
リノケロスフタマタは
累代を行わず、いつの日かまた
余裕が生まれた時に再開する。


※オークションにて出品中



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可能性に賭ける

頭では解っている。


その可能性に賭けてしまう。


1400ボトルにて
空気孔からオガが
溢れ出してしまっているのは
リノケロスフタマタクワガタ。





1本目を菌糸で大きくさせ、
2本目も同銘柄種に投入すれば
更に大型化出来るのではないか。


そんな野望は
マンディブラリス同様、
打ち砕かれるのを知っている癖に
その可能性に賭けてしまう。





ボトル上部で暴れ回る様は、
フタマタ特有か。


体重も特段乗っている訳もなく、





適合するマットでじっくり
食べさせた方が、良い結果に
繋がると考える。





フタマタの大型化、
適合マットかカワラタケ1本返しが
理想か。


ムニスゼッチフタマタのそれに倣い
大型化常勝パターンを模索する。





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Next mission

88mmリノケロスの
血を繋ぐべく、45.0mm♀との
同居を♀殺しが無い事を良い事に
産卵セットに雌雄を入れていた。





埋め込んだコナラ材が
ボロボロと原型失う前に、
一度リセットする事にした。


材を持ち上げると、





材から溢れ落ちたのか、
幼虫の姿を確認し、
無精卵から遠のく。


材を割り進めると、





初令の姿が現れ、





柔らかく、水分のある材から
次々と現れる。








材の中心から最後の
個体を取り出し、





合計9頭の採取となった。


次なるミッションは、
コナラ材ではなく、
クヌギ材にて産卵されるのか。





同様に埋め込んだ材へ
産み落とされるかが
最大の焦点となる。


飼育データを
幅広く採取する事とする。





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材産み種の異形

リンクさせて頂いている
ちょくさん支援の♀、
リノケロスフタマタの産卵材を
暴く事にした。





セットした時から
勘付いていた材の腐朽具合。


柔らかくなりすぎた
カワラ材は適応するのかが
焦点となる。


割り出していくと、
埋め戻された箇所から
卵が現れた。





この材はいけるのか、
卵を回収しつつ
初令幼虫にも出会えた。





黒ずんだ材からは
産み落とされた者達が
現れる事なく材は解体され、
卵3個、初令幼虫1頭の回収で終えた。


何時も菌糸詰めで残るオガを
プリンカップに詰めては
一度も使用される事なく
廃棄となっていた菌糸に
初令幼虫を投入した。





プリンカップにて
孵化待ちを覗くと、





1頭の孵化を確認した。


じわじわと孵化数を伸ばしつつある
リノケロスフタマタクワガタ、
同居させているケースにて
目を疑う光景を目の当たりにした。





同居させる飼育ケースにて
2令幼虫の存在を確認した。


このケースには
マットのみとなり、
材産みの筈のリノケロスが
マットに産卵した事となる。


このような事もあるのかと、
感心しながら2令を取り出し、
♀の産卵セットを用意すべく、





材を加水し、





樹皮を剥がし、
マットに埋めた。





この流れから、
ボーリンフタマタ用のセットも
用意し、来るべき日に備える事にした。


オークションにて、タランドゥス82.1mmペア、他出品中





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熟れた果実の如く

昨夜の続き、
体調不良により飼育作業を
断念したテルシテスを
プリンカップから取り出した。





孵化時期が同じであれば
5♂1♀か。


私の雌雄同定など
当てにもなるまいと思いつつ、
ガラス瓶を用意した。


マット種はガラス瓶がよく似合うとの
持論を元に、コバエ対策を施し、
再びサウジの密談の再現となった。





コバエ浸入を防ぐ事が
マット劣化、幼虫の餌の鮮度に
大きく関わる為、本件に関しては
徹底的に防御する。


さて、昨夜のクワガタ♀の
ご紹介が遅れている。





此方はちょくさん
飼育撤退種のリノケロス♀2頭となる。


我が家の産み渋りに
手を差し伸べて頂いた形となり、
ババオウゴンオニ、キヨタミに続く
救済シリーズと言っても過言ではない。


我が家の温度に慣れてから、
健在のWD♂と対面して頂く。





既存セット分を覗くと、





やはり寝かし過ぎた材となり、
原型を留めておらず
材が柔らか過ぎた。


それでも埋め戻した痕跡を
辿ると、











怪しげな色の卵が
現れた。


残念ながら孵化までの
可能性が低い
卵が総数5個採れた。





と、この有様での
新たな♀2頭の登場、
成熟から熟れた果実の如く
熟女の域となる2頭は
鬼に金棒となる。


1♂4♀体制で
子孫繁栄を願う事とする。


※オークションにてタランドゥス♂、
レギウス♂、ヒペリオンssp、出品中



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