導かれた夜

2017.6.23
PM 10:50


日中の気温、そして日没後の
気温から、導かれるように
車に乗り込み、vivids ssp.に向かった。


車に採集道具を積み、
アクセルを踏み込む。


日付けが変われば
高速道路の割引が適用となる為、
時刻を見ながら下道を使い
目的地へと急いだ。


2017.6.24
AM 12:00


この道を曲がれば高速道路に乗れるが、
今回は下道で行く事にした。


目的地の気温は20℃
私の住む地と3℃の差ではあるが、
前回の相棒と訪れた16℃と比べたら
先日の大雨も手伝い期待は高まる。


静かに歩を進め、
目的の樹に到着する。


樹液臭はせず、
滴り落ちていた樹液は
止まってしまった。


雨が絶対的に少ない。


そう感じながら
樹を見回すと大きなお尻が見え、
ラダーを伸ばしていると
それは私のライトに向かって
飛んで来た。





今夏初となる
真夏の暴君と対面した。


ラダーを最大に伸ばし、
樹上へと登り、
隈無く本命を探す。


それは角度を変え何度も見直す。


すると、こんな所に小洞が
あったのかと、今迄気付かなかった
自分に嫌気が刺しながらも
照射すると、ドルクスの姿を捉えた。





顎の形状で気付きながらも
お尻側からスポークを差し込むと、
驚いた♂はそそくさと小洞を後にし、
私はそれを押さえた。





東海地方にしては
大型となるヒラタクワガタ♂、
樹液質からも本命が入りそうな
小洞発見に心躍りながら
その他の捲れや洞を覗くも
オオクワガタには出会えなかった。


時計を覗くと、


AM 1:20


不完全燃焼の私は
かっしーさんの言葉を思い出し、
目的地を設定し、車を走らせた。


AM 2:50


目的地に到着し、
車から降りると、蛙の大合唱が
鳴り響いていた。


夜、田圃を泳ぐタガメが
もしかしたら見られるかもしれない。


網を携え、堀上をライトで
照射すると、





日中では見え難い
水中の生き物がよく見えた。





クロゲンゴロウや、





シマゲンゴロウの姿を捉え、
狙って採る。





昼間無作為に掬うよりも
私は夜に狙って採る方が性に合う。





然し、蛙の死骸などを見かけない。


しゅんちゃんパパ情報の
農薬散布が要因ではないかと
疑いたくなる程。





おっと声を上げたのは
コオイムシとなり、
明日の休日出勤に影響を
及ぼしてはならないと
自身に問いかけ、網を置く事にした。


時計を覗くと、





AM 3:52


影響大と零しながら
車に乗り込み、途中意識を
失いかけた所でPAにて15分の仮眠を取り、


AM 5:30


vivids ssp.に到着し、
荷物を仕舞った。


採集したシマゲンゴロウを
水槽に入れ終えた後、
隣のタガメを見ると
♂が持ち場を離れていた。


To be continued .


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1,000km Exproler

2017.6.11
AM 5:30


アラームが鳴り響き、
起き上がる。


また新しい朝が来た、
希望の朝だ。
と、歌いながら車から出る。


採集ウェアを着て、
ステルスヒップパックを装着し、
ラダーを抱えて斜面を登っていく。


朝露に濡れた藪を掻き分け、
目的の樹で一息吐く。


ラダーを登り、
さあどうだとライトを照らすと
ヒラタクワガタのペアが見えた。





その後丹念に、それは丁寧に
有力木を確認するも、本命の姿は無かった。


下山し、車に戻ると
地元の方に出会い
大きな挨拶をすると
笑顔で返された。


私が思う有力木を回るも、
かっしーさんと訪れた状態と
変わらず、落胆は続いた。


車に乗り込み、思案する。


本命が濃い地は
採集者も当然多い。


この状況であれば
生息が薄くても競合がいない地の方が
本命採集への可能性は高いと考え、
大きくポイントを変える事にした。


AM 8:30


捲れ、洞の爆裂クヌギに立ち、
ラダーを苦心しながら伸ばした。


高所にはノコギリクワガタが
樹液を吸い、





ヒラタクワガタペアが
捲れに挟まっていた。





車に戻り、昨日手土産を渡した
ポイントへと向かった。


本日は留守なのか、
地主さんはお見えにならず
目的の樹にラダーを掛ける。


8m程の位置にノコギリクワガタが
見えるも、捲れには本命の姿は無かった。


ラダーを降りた所で
何かが落ち葉に落下した音がした。


それを拾い上げると、





先程のノコギリクワガタか。


隣接している細い枝を揺すると、





ノコギリクワガタが
落ちてくる。





此方の個体はとても大きく、





65mmもあった。


ラダーを仕舞おうとした所、
昨日の地主の方が現れた為挨拶をし、
ノコギリクワガタを披露すると
笑顔で「採れて良かったですね」と、
労いのお言葉を頂いた。


この有力木から地主さんの
家は目と鼻の先の為、
私が昨年採集したオオクワガタの画像を
見せ、このクワガタを見かけるか
尋ねた所、毎年部屋の灯りに飛来すると
仰られた。


生息しているかも解らない地で
あった為、この情報はとても有難く、
また訪問させて下さいと頭を下げ、辞去した。


さてどうするか。


手詰まり感満載の遠征樹液採集、
少し早い昼食を摂って考えようと
車を走らせていると、
何と無く良さそうなクヌギの樹が
遠目から見え、ノーマークポイントに
到着した。


こんな辺鄙な所には
誰も来ないようであり、





この樹にはヒラタクワガタが
至る所に隠れていた。


大顎を押さえ、





引き抜いた個体は
太さがあり、貫禄充分であった。








♀も姿を見せ、





引き抜いて確認する。





縄張り争いに敗れた♂は
落ち葉で佇み、





その勝者であろう主を
引き抜く。





洞や捲れが複雑であり、
まだ居住する個体もいるだろうが、
洞や捲れを壊してはならない為、
6頭の採集でこの樹を後にした。





昼食を摂り、
今後の動向を考える。


樹液全開とは言えないこの地を見切り、
私の知るポイントへと
大きく移動する事にした。


その途中、長男や相棒masaさんが
タガメ採集に至った田圃に立ち寄った。





夥しい数のオタマジャクシを
横目に見ながら、
カエルの死骸を探し歩く。


すると、ザリガニの死骸を目にし、





これはタガメの仕業と
決めつけて網を入れる。





クロゲンゴロウが網に入り、
ナミゲンゴロウも入らないかと
掬い続けた所、





遂に水中ギャングを自らの手で
仕留めた。





物凄い勢いで網を
よじ登るそれは、





タガメ♂であった。


長男、相棒と続く3頭目の為、
感動は薄かったが、
小学生の頃からの願いであった
自己採集は成就した。


この採集で運気を得たと思い込み、
車に乗り込み再び樹液採集モードに
切り替えた。





高所の爆裂部に
樹液は無く、





ポイントを大きく変えた。


PM 7:30





最終ポイントに降り立ち、
樹液木を見て回る。


丹念に、
そして丁寧に。


PM 8:15


遠征樹液採集完敗と口にし、
車へと戻った。


金曜日からお風呂に入っていない為、
気の所為か身体から樹液臭が
漂う気がした。


ウェアを脱ぎ、
暗闇の中運転席に座り、
シートを倒した。


朝晩の冷え込み、
雨が少ない事、
樹液が出ていない樹が多い事、
これらの事由から
昨年と同じタイムスケジュールでは
採集に至らないと実感した。


最適な採集日を見極める事が
重要と、深呼吸して再びハンドルを握った。


疲労感からvivids ssp.には
立ち寄らず、我が家に停車させた所





ジャスト1,000kmの走行距離に
思わず笑ってしまった。


今回は本命採集に辿り着けなかったが、
かっしーさんからはまた多くを学び、
地主さんからは本命生息の
情報を得る事が出来た。


この採集旅行を許可してくれた
妻に感謝し、また日常に戻る。


最適採集日に出掛けられるよう
家族への奉仕を忘れず。


そう口にしながら
負け酒と称し第3のビールを
流し込み、採集行を振り返った。


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冬の開拓地採集

スヌーズ機能が繰り返す中、
目を擦るも起きられず、
漸く目を開けられる
状態になったのは
6時を過ぎてからであった。


起き上がると隣の車のかっしーさんも
起き上がり、車から出た。





新しい朝が来た
希望の朝だ。


そう呟き、コンビニで朝食を購入し、
出撃に備える。


本日の第1ポイントは
冬に開拓した場所となり、
是非ともかっしーさんに見て
頂きたい場所となる。


AM 7:00


ラダーを抱え、藪を掻き分けて
辿り着いた地はボコボコクヌギ地帯、





かっしーさんは素晴らしいと評し、
高所を覗いていく。





かっしーさんを見上げながら
いつ大声を上げられるのか、
期待は止まないが採集に至るは、





お尻変形ヒラタクワガタとなる。





この地に本命は
生息していないのか。





此れ程素晴らしい
ポイントでありながら
本命採集に至らない。





冗談を口にしなければ
精神的にも参ってしまいそうで、
採集した形からハチジョウノコギリを
手に入れたなど、





笑いながら小歯のコクワガタは
ヤエヤマコクワガタと表現して
気分を高揚させた。


車に戻ろうとすると、
朝早くから農作業をされている
地主の方と目が合い、
大きな声で挨拶をし、
目的を話すと白い歯を零しながら
「まだクワガタはいない」
お決まりの台詞を頂いた。


車に戻り、
次なる有力ポイントに
かっしーさんを案内すると、
驚く事にその樹をかっしーさんは
知っていた。


恐るべし、かっしーさん。
そう呟きながら高所に登り、





捲れから、





樹上ではパラワンに見えた
巨大なヒラタクワガタを掻き出し
落とし、拾って頂いた個体は
手にすると縮む。


次なるポイントは、
冬に開拓した中でも選りすぐりの
樹液樹となるが、民家の方に
断りを入れようと、郷土土産を手にし、
声を掛けたところ、採集を承諾頂いた。


かっしーさんは、
「この樹は素晴らしい、本命がはいっても
おかしくない」と、絶賛頂き、
冬の開拓が実ったと、
自身で探し当てた事に喜びを感じた。


地主の方が我々の高所採集を
見守ってくれる中、
樹液は出るものの本命は留守であった。


地主の方に御礼を述べ、
次なるポイントへと車を走らせた。





捲れや洞から引き抜くは、





ヒラタクワガタ、
コクワガタばかりとなる。


AM 11:00


ここで早めの昼食を摂り、
次なるポイントを目指した。


かっしーさんが冬に目を付けた樹は、
洞が消失してしまい唖然とする中、






幹這いするチビクワガタを
初めて目の当たりにした。


ラダーを抱え、冬に見た森の
樹液木を探しながら歩くも、
雨が少ないからか、樹液が枯渇したままの
樹が多く、コクワガタの姿すら
見かけない樹が多かった。


地面に程近い捲れに
掻き出し棒を差し込むと、





大型なヒラタクワガタが
姿を現した。





成果が上がらない為、
大きくポイントを変え、


PM 2:30


お互い睡魔に襲われ、
30分の仮眠を取る事にした。


PM 3:00


睡眠を取った2人は復活し、
ポイントを見回り続けた。





次第に陽が傾いていく。





本命採集には至らぬ中、





PM 8:00


コンビニで夕食を摂り、
約2時間の談笑で過ごした後、
かっしーさんと握手を交わし、
大きく右手を振った。


2人が可能な限り回り続けた
ポイントは何箇所あったのか
数え切れない。


ほぼ回り終えたポイントと、
疲労、そして夜の単独採集では
掻き出した後見つけ難い事から
明日の採集に賭ける事にした。


コンビニでビールを買い、
明日の朝に回るポイントまで
移動し、乾いた喉を潤した。





飲み終え、目を瞑るも
樹液採集の場面が浮かぶ。


毛布に包まり、
昨年の本命採集を思い出している内に
意識は薄れていった。



To be continued.


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樹液コンビ採集

2017.6.9
PM 1:00


仕事を終え、向かうは
予約をしたレンタカー会社と
待ち合わせた駅となる。


PM 2:00


到着した駅で電話を入れると、
10分後に迎えに上がるとの事、
ふと駅のロータリーにある
電光掲示板に目を遣ると、
気温30℃の表示を目にし、
前日まで降った雨と
この気温が本命樹液採集には
追い風となるのではないか。


そんな事を考えていると、
真っ赤な車が私の前で停まった。


草原を彷彿させるポロシャツを
着た店員が送迎に現れ、
私を乗せてお店まで車を走らせた。


車内ではレンタカー会社の
エピソードや、私の向かう地の
話に花が咲き、事務所にて簡単な
手続きを済ませ、その鍵を手に入れた。





私が乗る車は、送迎に使われた
破廉恥な程赤い車であり、





3倍早く動けるかと思いきや、
100kmを超えると車内は喧しく、
加速はそれまでであり、
迂闊に追い越し車線に踊り出ると
後続車にパッシングを食らう始末。


慎重な運転が必要な車であり、
また恐ろしく燃費が悪かった。


私の軽自動車の概念が
崩れ去る中、採集道具満載な車は
西へと進路を取り、アクセルを
踏み続けた。


PM 7:15


PAでラーメンを啜り、
その次のSAで補給し、


PM 9:00


待ち合わせのコンビニに到着し、
見慣れた車の隣に停車させた。


金曜土曜と採集可能な
広島の採集王、かっしーさんと
今回の採集をご一緒する約束をしていた。


かっしーさんと挨拶を交わし、
採集装備を施し、2人意気揚々と
第1ポイントを目指した。


近頃の朝晩の冷え込みと
満月が採集に影響を及ぼすのか。





PM 9:30


蛍の輝きを目にしながら
ラダーを抱え、斜面を登って行く。


冬の景色とはまるで異なる
雑草の成長から、迷いながらも
目的の樹に到着した。


ライトを照らすと、





ドルクスが身を潜めていた。





かっしーさんが声を上げた
この♀は、45mm程に映り、
ヒラタクワガタにしては大きいが、
やはりヒラタクワガタっぽいなど、
2人首を傾げながら取り出したのは
オオクワガタでなく、
ヒラタクワガタであった。


ライトの光が身体を増幅させるようで、
その後も見た個体と採集した個体の
体長は異なっていた。


樹液には今夏初の
泥ノコギリクワガタに出会え、





樹液採集をジワジワと
実感していった。


2人の知るポイントを見終え、
かっしーさんの樹液ポイントを
見回る事となった。


到達するポイントの中には
樹液が全く出ていない樹や、
穴が塞がってしまった樹など多く、
中々本命には出会えなかった。


2017.6.10
AM 0:00


日付は変わり、私とかっしーさんの
共通のポイントへと向かう事にした。


昼間とは別世界の闇に覆われた
森の中を歩き回り、漸く到着する。


樹液を吸うノコギリクワガタを
手にした後、





かっしーさんに高所を
覗いて貰うと、その有力な
小洞は樹の成長により
塞がっていた。





次にラダーを使い
掻き出した個体をかっしーさんに
拾って貰う。





太さが醸し出す体躯は
今夜一の迫力ヒラタクワガタ。


単独であれば、
掻き出した個体は藪に落ち
二度と会えないパターンが多い中、
樹液採集はコンビが効果的と実感する。


2人肩を落としながら
森を抜け、車に戻り
明日の採集地へと
車を走らせる事にした。


私が誘導する車は
フラつきながらも、


AM 3:00


コンビニに停車し、
かっしーさんに挨拶をし、
AM 5:30の起床を述べ
お互いの車にて目を閉じた。


To be continued.


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遠征樹液採集3

金曜日から本日まで、
詳細は恒例の後日となる。





樹液採集番外編も有り、





充実した採集工程を
完遂出来、妻に感謝、
またこの旅に携わった方、
心配してくれた友にも感謝する。


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