WD動画

2017.8.17
PM 9:00


やるべき事を終え、
気長に下道で本命求めて
車を走らせた。


交通量は少なく、
一休さんが乗るような
月を見ながら到着する。


ラダーを抱え、
ライトを前面に照らすと、
獣が此方を警戒して止まった。


写真を撮ろうとするも
走り去っていく後ろ姿から
狸と照合した。


樹液の量は昨夏と比べると
少ないものの、枯渇する程でも無く、
ライトを照らすと、





大型なクワガタが目に入った。


光に驚いたのか、
私が掻き出すまでもなく、
自ら正体を明かす。





君かと、
お尻に掻き出し棒が触れると、
慌てて外に飛び出した所を掴んだ。





コオロギの鳴き声が響き、
秋の気配を感じながら
その樹を見上げると、





ウマオイが張り付いていた。


子供の頃、バッタ系は
河川敷でトノサマバッタを追い掛け、
キリギリスとウマオイの逞しいボディに
惹かれていた。


結局、私は大型の昆虫に
弱いんだろう。


そんな子供の頃を回想しながら、
次なるポイントへと車を走らせた。





途中、反対車線のアスファルトに
黒い物体を目にし、車を停車させ
確認しに向かうと、





真夏の暴君が水銀灯に
飛来したらしく、
反対車線の中央に
微動だにせず佇んでいた。


轢かれてしまうと、
林に投げ込み、車に乗り込んだ。


程なくすると鹿が現れ、
危うく接触する所であった。


カブトムシ→鹿


しりとりであれば次は
カナブンで終わりか。


そんな事を考えながらiPhoneを
構えると、此方も狸同様
撮影の機会を与えて貰えず、
藪の中に消えて行った。


その後、猿やヌートリアなど、
しりとりの順番では無いが
獣達が頻繁に現れ、
WDナイトサファリ状態にて
ひと時も心を休ませる事は出来ず、
ハイビームで車を走らせた。


2017.8.18
AM 2:30


現地に到着し、状況を確認しに
灯の無い水田に降り立った。


先日、香川照之さんの番組で
タガメを撮影され、
私もWD静止画では無く、
WD動画をこのクロノグラフを
閲覧されている皆様方にご覧頂きたく、
家に直行せず、回り道をした。





タイコウチはもはや
コクワガタクラスの位置付けとなる。





トノサマガエル、君も絶滅危惧なのかと
声を掛けながらWDタガメを探し求めた。


幾つ堀上を確認したか解らない。
小虫を防ぐ為にフードを被っている為、
汗が弾丸のように落ちてくる。


もはや空前のタガメブームなのか、





蟹までタガメチックに
捕食していた。


そして漸く出会えた
WDタガメは、





5令幼体であった。


WD動画をと
撮影モードを切り替えて
録画を開始する。





残念ながらライトの角度を幾ら変えても
香川照之さんの番組のように
躍動感溢れる動画とはいかず、
これならば静止画と変わらないと
1人苦笑した。


そして、一つの淡い期待を抱きつつ、
暗黒の世界に独りいつ迄も
ライトを照らし続けた。


それは、タガメが住めるこの
ギャングの楽園であれば、
ナミゲンゴロウも生息出来るのではないか。


堀上を歩き続けると、





クロゲンゴロウに出会えた。





シマゲンゴロウも確認出来るが、
やはりこの地にはナミゲンゴロウは
存在しなかった。


WDタガメ成虫に出会いたかったが、
今回は出会えず、





田圃側に5令脱皮痕を確認した。





堀上では無く、
田圃側に潜んでいるのであろうと
車に戻り、


AM 5:15


我が家に到着した。


クロゲンゴロウの動画で聞こえるように、
秋が直ぐ傍まで近付いている。


今夏の採集に後悔する事なく、
存分に動けるよう、
家事手伝いを行う。


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人生初の灯火体験

親分に本丸遠征採集にて
お借りした灯火採集セットを
返却ついでに、気になるポイントにて
焚いてみようとなり、


2017.8.16
PM 7:00


長男と共に親分宅に向かった。


どこでセッティングするのか等、
打ち合わせもろくに出来ていない状況にて、
灯火採集を体験したい願望が先行し、


PM 7:40


親分に再会した。


だいぶ腰の調子が良くなり、
以前の貫禄も戻りつつある親分を乗せ、


PM 8:50


灯火採集としては
ゴールデンタイムが過ぎてしまい、
不安満載の中のセッティングを終え、





灯火ポイントは、
閉鎖されたダムにて
山の斜面を照らした。


長男も興味津々で、
飛来する音に耳を傾けていた。


グーグルマップと25000分の1地図の
広葉樹マークにて問題無い筈だが、
クワガタの飛来は皆無であった。


PM 9:30


この場所に見切りを付け、
次なるポイントにてセッティングを
行った。


すると、蝉の羽音とは異なる
飛翔音が鳴り響き、
地面に激突した。





コガネムシでこの羽音であれば、
クワガタカブトは更なる大きな
羽ばたき音が鳴り響くのであろう。


長男も親分もしきりに
地面を確認するも、
クワガタは飛来しなかった。


灯火採集、奥が深い。


この言葉に尽きる。


以前かっしーさんにお聞きした、
灯火採集の魅力とは?の回答である、
「狙った場所にセッティングし、
採集に至り勝利する」言葉が良く解った。


その土地、その環境を理解し、
その日の気温、月齢などを考慮し、
セッティングしなければ
簡単には採集に至らない。


またの機会に灯火採集を
行なおうと機材を撤収し、
親分のポイントに向けて車を走らせた。


その地はボコボコした
木が乱立している場所となり、





ノコギリクワガタや、





真夏の暴君らが
活動していた。





本命はと探したものの
樹液の質や洞や捲れの状況から
生息可能性は低いと感じた。


PM 11:40


採集に見切りを付け、
近くのコンビニで喉を潤し、


2017.8.17
AM 0:20


親分に別れを告げた。


部活後の採集に長男は
後部座席で動かなくなり、


AM 1:10


自宅に到着し、
息子を起こし、ベッドまで誘導した。


私が気になるポイントで
灯火採集をしたらどうなるのか。


本来、樹液採集にて狙って採る
スタイルを好む私だが、
腰痛の親分と共に狙ってトラップを掛ける
灯火採集で本命採集出来れば、
それはまた一つ楽しい思い出になると考え、
グーグルマップを睨む。


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敗北の雨

PM 1:00


昼食を摂り終え、
眠気が訪れる前に行動する。


単独採集では甘えが生まれてしまえば
それに飲まれてしまう。


目的地へ向かう途中、
良さそうなクヌギが見えた為
立ち寄る。





高所に捲れがあるものの
そこはコクワガタの住処であった。





オオクワガタは
絶滅したのではないか。


そう感じてしまう程、
空振りが続く。


そして先日採り損ねた
大型のクワガタ採集に挑む為、
ラダーを抱えその樹の前で
深呼吸をして見上げる。





初めて目撃した時は
70mm程あるのではないかと
心臓が跳ねたが、実際は如何程なのか。


ラダーを伸ばし、音を立てずに
樹に添える。


ラダーを一段一段慎重に登り、
前回と同じ過ちを起こさぬよう、
空洞化した内部に落下させない為、
網を用意して手を伸ばす。





それは怯え、
必死にしがみ付いていた。


私は用意した網が
余裕を与えてくれる。


しっかりと握りながら
その樹から取り出しのは、





ヒラタクワガタ♂


採集した瞬間、
本当に先日と同じ個体なのかと
確認した。


其れ程違和感を感じるサイズであり、





光が生み出す影が
その姿を増幅させると解釈した。


前回の敗北を払拭出来、
気を良くした私はこの新規ポイントを
歩いてみたものの、素晴らしい樹液木には
出会えなかった。


その後、マーキングした樹液ポイントを
回り続けるも本命には出会えず、


PM 5:10





彼女を最後にと、
車へと戻る途中、小雨が降り出した。


敗北の雨だ。


山が帰れと促しているのか。


そう呟きながら車に乗り込み、
汗を拭う。


もうポイントはないのか。


雨が地面を泥濘に変える前に
この地を離れ、コンビニで暫し
思考を巡らす。





遣り残しはないか、
自問自答しながら東の空を見ると
雨は降っていないように思えた。


この遠征の第1ポイントである
お墓で締め括ろう。


そう決めて車を走らせると、
私の予想通り、東の地は雨が
降っていなかった。


PM 7:50


夜に喚かれた犬は民家の方が不在で
連れられているのか、静けさに包まれ、
最後のポイントのその樹を照らした。





徹底的に確認し、





その主達を掻き出した。





PM 8:20


グローブを取り、
採集ウェアを脱ぎ、
敗北に膝をつく。


台風が接近している為、
家路へと急がなければならないが
身体が拒否をする。


悔しさに打ちひしがれ、
運転席にて遠征採集の写真を見返す。


マーキングした地図を眺め、
遠征採集の見直しを
検討しなければならないと誓い、
この地を後にした。


途中、何度も仮眠を摂りながら
車を走らせるも数分で
睡魔に襲われてしまう。


走行車線を走っていた筈が
気付くと追越し車線を走っていた瞬間
ゾッとし、SAで少し長めの休憩を取り、


2017.8.7
AM 6:00


自宅に到着し、
息子達の友人達が泊まりに来ていたようで、
彼らの寝顔を見てベッドに倒れ込んだ。


今回の遠征採集で痛感した想いを
今冬から変えてみせる。


そう誓いながら
意識を失くした。


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0か1のフラグ

2017.8.6
AM 4:30


アラームを聞き、起き上がり
車から降りて身体をほぐす。


前々から気になって仕方のない、
ナミゲンゴロウ採集地を
グーグルマップで見続けていた場所は、
この位置からだと其れ程苦ではない。


本命であるオオクワガタが
採れていない中、決断に躊躇したが
0か1のフラグが立つならば、
1で挑戦してみて達成出来ないのなら
諦めもつくが、0で何もしない状態では
諦めも現れない。


自分自身の目で見て
確かめたく、意を決して大きく
移動する事にした。


快調なシルバーの機体により、


AM 6:50


グーグルマップに記したポイントに
降り立った。





放棄水田は航空写真とは異なる
状態と化していた。


これでは水生昆虫は住めない。


水田の上流へと向かう途中、





オオコオイムシに出会った。


他に水生昆虫はいないかと
探すも、ここは私が思い描く
ポイントでは無く、車に戻る事にした。


放棄水田から現役の水田にシフトし、





水草のある堀上にて
網を入れた所ミズカマキリや、





ガムシが網に入った。





此処ならナミゲンゴロウに
出会えるのではないかと、
網を掬い続けるも、入るのは
大量のミズカマキリであった。





ポイントを池にシフトし、
水面の動きを見ていた所、





波紋が広がりを見せ、
あの泳ぎの下手な甲虫は何かと
近付くと、真夏の暴君♀であった。


近くの木から落下して
溺れたらしい。


暴君♀を拾い上げ、
その樹を見上げても
樹液すら見当たらず、
他甲虫は皆無であった。


面白い出来事はさて置き、
次なる池を目指した。





この池ならナミゲンゴロウは
蛹室を作成出来るのではないか。


そんな事を考えながら、
網で池の周りを掬い続けると、
ウェーダーがサウナスーツ状態となり、
汗が滴り落ちていく。


採集を続けていれば
痩せられると独り笑いながら
本丸ナミゲンゴロウを追うも、
辿り着く事が出来ない。


AM 8:40





思い描いた場所に到着した。


此処は可能性しか感じない。


急いで降りて行き、
網を掬うも先程までウジャウジャと
網に入っていたミズカマキリさえも入らず、
小型のゲンゴロウも皆無となる。





この素晴らしいロケーションで
出会えないとは。


絶句し立ち尽くした。


戦意喪失寸前にて車に戻り、
水分補給を行う。


本命採集が頭を過ぎり、
時間的に最後のポイントを定め、
車を走らせた。


最後の地は田圃とし、





網の中には、





ミズカマキリやヒメガムシが
大量に入り、ナミゲンゴロウの姿は無かった。


本丸攻略とは行かず、
ラバーコーティングネットズームを
手放し、ウェーダーを脱いだ。


AM 10:00


汗を拭い、この地を後にした。


いつの日か時間を掛けて
この地の攻略に挑む事とし、
本命採集へと車を走らせた。


To be continued.


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単独採集の醍醐味

いつでも食べられる、
例えばチェーン店なら
この離れた場所で食べる必要性を感じない。


この地ならではのものを
食べる事、それも遠征採集の醍醐味となる。


PM 1:00


腹を満たした私は、
眠気が訪れる前にと
クヌギ爆裂地帯へと車を走らせた。


ラダーを抱えて目的の場所まで
歩いていると、汗が否応無しに
ダラダラと垂れてくる。


道があった筈が
藪で消えてしまっており、
掻き分けながら進み、
やがてその地に到着した。





樹液も有り、爆裂したクヌギには
タマムシが此方を向いているだけであった。


採集者、獣、鳥などに
してやられたのか。


特筆すべき点も無く、
クヌギ爆裂地帯を後にし、
30分の仮眠後、大きくポイントを変えた。


PM 4:40


コンビニでホットコーヒーを飲み、
頭を覚醒させた後、小高い山に
登る事にした。


斜面はラダーが重くのし掛かる。


こんなに重いものだったのかと
感じる程、右手左手と変えながら
歩みを進めた。


少し離れた樹で呼吸を整え、
目的の樹の前に立つ。


耳元でレーシングカーが
何台も走り寄り去っていく音は、
尋常ではない数の藪蚊の仕業であった。





この捲れには長歯の
コクワガタが住処とし、
上部捲れにはヒラタクワガタ♂のみとなった。






ポイントを変え、
ライトを当てる。





トカラノコギリを彷彿させる
カラーの営みを横に、





存在感抜群の暴君が
張り付いていた。


近くで撮影する。





私など眼中にも無いと、
微動だにしなかった。


PM 7:30


最後のポイントにて
本命の姿は見られず、
汗だくの採集ウェアを脱ぎ捨てた。


今日は汗を流そうと、
初めて訪れた温泉施設にて
身体を温め、


PM 8:45


遅い夕食を摂ろうと入店し、
採れてもいないのに
こんなものを頼み、





単独採集の醍醐味とし、
独り夕食を愉しんだ。


PM 9:50


明日の出撃に備え、
定めたコンビニにて
眠りに就いた。


To be continued.


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